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企業買収って何?メリット・デメリットは?
どこのカテゴリーかわかりませんが、多分ここではないかと思い質問します。 企業買収って簡単に言うとどんな事ですか? それによってメリットやデメリットがあるんですか? 宜しくお願いします
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- sasuke55
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買収と言っても結構種類がありまして資本投入や株式交換で行うM&A形式の買収・吸収合併、営業譲渡などです。 目的はどれも自社に無い技術や販路や業態をすばやく手にできる点です。 自社で一から立ち上げたほうが安いケースもありますが、軌道に乗るのに10年かかるとすると高い金だしても買ったほうが良い、となりますね。 あとは同業種でも東日本には強いが西日本には販路がない、などの時に簡単に規模を拡大できます。 営業譲渡の場合は会社の一部門を切り離すことが多いです。どこどこの総合電機メーカが自社で半導体を作ることを断念したとします。(半導体は年間数千億単位の設備投資が必要で金食い虫な事業です)辞めたいのだけど今まで投資した分がもったいないなぁと言うときにほかの半導体製造メーカに「ウチの半導体部門買ってください」となる訳です。買うほうはライバルが減って製造ラインが増強できたり技術が得られたりのメリットがあります。この場合はメリットに沿った金額で事業譲渡です。 デメリットは買収・合併してみたものの企業風土が合わず社員がやる気ゼロになったとか、新しい技術を得たがイマイチ使いこなせなかったとかですね。実際M&Aで成功してるのは単に「困ってる会社を安く買って数年後高く売ろう」と言う金融的な買収がほとんどと言われてます。
すごく大まかに言うと、買収したい企業の株を買って子会社、または関連会社化することで支配権を握ることだと思います。メリットとしては事業の多角化をする際に、新規事業として立ち上げるよりも、既に存在する同業種の企業を買収したほうが設備投資のコスト削減や一定の顧客を確保できるといったことが挙げられると思います。