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父と私のどちらでもOKですか?
- 38年前に亡くなった実母の33回忌法要が営まれないまま現在に至っており、どうすれば良いのか困っています。
- 実母の遺骨は実母の実家がある長崎県と、父の実家がある福岡県に葬られています。
- 27回忌までは父の実家で法要が営まれてきましたが、その後色々あって、現在実父と継母が暮らしている家(大阪)に位牌が置かれ、本来は33回忌を実父の方で営むべきところ、継母に遠慮して営まれなかったようです。
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坊さん@本願寺派の布教使です。 > お寺に相談してもらったところ、実父が健在なら > 位牌は実父の元に置いておかないと、身内 >(特に、実父から見て孫にあたる子供たち)に > 災いが起きるとの事。 そんな浄土真宗の教義に反する新興宗教のようなことをいう者がいるとは信じられません。もし本当なら懲戒ものです。 そもそも、浄土真宗では本来位牌は用いません。(九州は習慣的に過去帳の代用で繰り出し位牌と言う木の板に法名を記した物を用いますが、形が位牌状でもあくまで名札的な過去帳の代用です) また、仏事の一切に関し、その結果で災いが起こるというようなことも断じてありません。 疑問がありましたら遠慮なく本山(西本願寺)またはお住まいの地区の別院(教務所)までご相談下さい。 要点だけで申し訳ありませんが ・33回忌法要を失念したことで災いが起こることはありません。 ・実父が健在でも同居していないお子様方が別に仏壇を設け、ご本尊「阿弥陀如来」さまを安置し、そこに先祖代々等親族・縁者の法名を過去帳に記載し安置することは正しいことであり、「父が健在である以上、実父の方で面倒を」と言うような教義も習慣もありません。 ・法要は、縁のある者の誰が行ってもよく、仮に遠隔地に住んでいるものが別々に行ってもまったく障りはありません。 ・法要はご自宅に限らず近隣の寺院や本山・別院で行ってもかまいません。
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- sgm
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曹洞宗の僧侶です。 故人のお祀りを怠ったことが理由で、子孫の方に具体的な災厄が降りかかるということはありません。祟りとか呪いといったことは根拠が無い思い込みで、仏教の教えとは相容れないものです。しかし、だからといって故人のお祀りをないがしろにして良いというものではありません。 故人の祭祀は、配偶者が存命の間は配偶者が、配偶者が亡くなったあとは血統の子孫が継承していくのが一般的です。 お父さまがお母さまのお祀りをご自分でされず、ご実家の叔母さまに任された時点ですでに話が食い違っています。再婚されて新しい家庭を持たれたのであれば致し方ない部分もありますが、祭祀を行なう気持ちが無いにも関わらず故人の位牌を持ちつづけ、ほったらかしにしているのは誰にとっても良いことではありません。 故人の配偶者であるお父さまがすでに祭祀の意志を失っておられるのであれば、長男であるtsuotsuoさんがかわりに継承されることをお勧めします。 ただ、33回忌法要はすでに期日が過ぎて数年が経ってしまっていますから、今から執行されることもないと思います。期日的には37回忌になりますが、泥縄式に形だけ整えるよりも、これを機会にtsuotsuoさん自身が先祖祭祀について、もう少しご自分の考え方をしっかりと持たれることをお勧めします。 失礼ながら、tsuotsuoさんも、そう遠くない将来に祭祀される側になるわけですから、ご自分の没後、奥さまや息子さんにどのように祭祀してほしいか、子孫にどのような気持ちを伝え遺せるのか、を考えてお母さまの祭祀の方法を決められてはいかがでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 仰るとおり先祖祭祀について、自信の考えを改めて行こうと思います。