ANo.1の者です。
>芝台という本来あるべき土台の部分がなく、カロート?のコンクリート
>の壁の造りが雑でその為に傾いてしまっている可能性が高い
ということは、お墓”全体”が傾いているのではなく、カロート(遺骨を収容する土台部分)部の上にのっている墓標(2~3個の角石の上に長方形の墓碑=竿石が立っている部分)部が、めり込むように傾いているということでしょうか。
芝台は角石と竿石の重さを支えて、下のカロート部に均等に重量を乗せる働きがあります。地面の上に基礎を作って、その上に家を作るのと同じ理屈です。もし芝石がないと、家でいえば地面の上に直接柱を立てて家が立っているようなもので、地盤の弱いところ(お墓の場合はモルタルの強度が足りないところ)から先に沈みこんで、傾くことになります。
ただし、お墓を建てる時には必ず芝石をつけるものであるという決まりはなく、廉価品などでは省略されているものもあり、それ自体が”手抜き工事”といえるかどうかは微妙なところです。
カロートの壁自体は、一般に既製品のコンクリート枠か御影石などでできていますので、「コンクリートの壁の造りが雑」というのはこの枠の据付がいいかげんで、枠とその周囲のモルタル施工部分が墓碑部分の重さを均等に受けるように施工されていないということだと思います。
いずれにしても「施工不良」であることは間違いないようです。施工業者からは誠実な対応を得られず、墓地管理者もあてにならないということであれば、やはり消費生活センターに相談されることをお勧めします。できれば、検分していただいたプロの方に、どの部分がどのように不良である可能性があるのかメモを作っていただき、墓地契約とお墓の施工契約の書類を何とか見つけ出して、一緒に持って相談にいかれると良いと思います。
お礼
とても参考になります。 ありがとうございます。 消費生活センターへ相談してみます。 結果を報告させていただきたいので、しばらく締め切らないでおきます。
補足
報告が遅くなり、申し訳ありません。 結果を申し上げますと、石材屋から若干の返金があり(極々僅かです)、和解ということになりました。 ただし、墓石が傾いたままというわけにはいかないので、墓石は石材屋が撤去し、別の石材屋にあたらしい墓標を建ててもらいました。 更なる出費ということで非常に不本意ですが、納骨のこと、また私たち家族も問題を長引かせたくないという思いがありました。 いろいろとご助言くださいまして、ありがとうございました。