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カーリング代表は全日本ベストメンバーではないのか
団体競技の国際大会に出るのは、ふつう全日本ベストメンバーですよね。野球でいえば「ロッテから3人、阪神から2人、巨人から1人……」、サッカーでいえば「レッズから2人、ジュビロから1人……」というような感じ。単独チーム(たとえばロッテやレッズ)が丸ごとそのまま出るわけではないですよね。 ところが、トリノ五輪に出たカーリング代表は、青森のチームがそのまま代表になったようです。全日本ベストメンバーでないのは、なぜでしょうか。
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過去に、それで失敗したからです。 長野五輪の日本代表は、まさにその「ベストメンバー」方式で選びました。だから、所属チームがバラバラです。 で、その時の選手ならびに関係者全員が思ったのが、「ダメだコリャ…」。 それ以降、日本代表は個人単位でなく、チーム単位で選出されるようになっています。 カーリングの場合、個々の選手の実力も大事ですが、それ以上に各自の「クセ」とか「コンディションの波」をお互いが知り尽くしている必要があります。 スキップへの信頼も、修羅場を一緒に何度もくぐっているうちに育つもので、いくら有名なスキップでも、一度もその指示で戦ったことの無いスキップに対して全幅の信頼は置けないのが普通の感覚です。 「このスキップ、ホントに今の私のコンディションとか把握して指示出してるのかな?ターンのかけかたの微妙なクセ完璧につかんでて、そこにブラシ置いてるのかな?」とか考え出したら、迷い無くストーンを出せないでしょうし。 自分の事を一番知ってるスキップのもとでこそ、選手は迷い無く集中してプレイできますし、普段から良い所も悪い所も全部イヤというほど知っているメンバーと戦うからこそ、スキップも勝負どころを掴んで大胆な作戦を取れるわけです。 カーリングの日本代表は、一番強いチームが、チーム単位で代表になるのがベストなのだというのが、関係者の見方ということでしょうね。
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- santana-3
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カーリング連盟が代表選考会、つまり試合をして勝ったチームが代表になります。 つまり5人を選ぶのではなくて、チームと言うユニットを選ぶのです。 今青森で行われているカーリング大会も世界選手権への代表選考会です。
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ご回答ありがとうございます。 が、おっしゃることは承知しています。 その上で、「なぜユニット単位で選ぶのか?」をお尋ねしています。ご存じなら、ぜひ、お教えください。
- cliomaxi
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推測ではありますが、日本の場合、プロ野球やサッカーJリーグのように選手の絶対数が少ないのでこのチームからこの人、このチームからはこの人と言うような事が出来るほどに成熟していないからなのでは。 まぁ何と言うか温かい地域にはチームすら無いでしょうから。 (北海道カーリング協会はありますが九州カーリング協会は無いみたいですし。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 「弱小チームに所属してしまうと、事実上、代表になれない」というシステムでは、普及と強化にかえってマイナスだと感じます。 「弱小チームに所属していても、いいプレイをすれば、代表になれる」というほうが、はげみになりそうですが……
- php504
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選抜チーム作ると合同練習など何かと手間やお金がかかりそうですしね マイナー競技の協会には出来ないんじゃないでしょうか ベストメンバーをどういった基準で誰が選ぶのかも難しそうですしね(クレームも出そう) やっぱりチームで競わせて優勝チーム出した方が文句も出なくて良さそうな気がします ちなみに今の日本カーリングのベストメンバーって誰になるんでしょう
お礼
ご回答ありがとうございます。 >合同練習など何かと手間やお金がかかりそう トリノ代表もカナダで長期強化合宿や練習試合をやったそうですから、この点は理由ではないと思われます。 >ベストメンバーをどういった基準で誰が選ぶのかも難しそう そのむずかしさは野球・サッカー・バレーなども同じだと思います。野球などでできることがカーリングでできないわけはないのですが…… ただ、マラソン代表選考は毎回もめてますから、あんなふうになるぐらいなら、単純に国内優勝チームをそのまま出すほうが、すっきりはしますね。
- ko4211
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カーリングでは試合はチームとして出場しますよね。 なので、その『チーム』として全日本で優勝すると『チーム』が国際試合の代表となります。 ビーチバレーや、卓球のダブルスとかもそうですよね。試合の前にパートナーを見つけ練習をし、日本で好成績だと海外派遣にそのメンバーで出場しています。 意思疎通やコンビネーションが大切な少人数(ここが大事)で行うスポーツでは野球やサッカーのようにチームのメンバー内容が毎年変わることはありません。
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ご回答ありがとうございます。 フィギュアスケートのペアやアイスダンスがカップル単位で選抜されるのは、納得できます。 一方、6人制バレーボールはベストメンバー方式ですね。 5人のカーリングはその間ですが…… 「どこで線をひくかの感覚のちがい」と言われるとそれまでなのですが、カーリングは(上の例では)バレーボールに近いように、私には感じられます。カーリング連盟などは何か言っているのでしょうか。 卓球のダブルスの話が出ましたが、テニスのダブルスでは、開催期間に入ってから相方を“公募”することもあります。1997に平木理化選手は全仏オープン混合Wで優勝しましたが、その相方は、そういう公募で探した選手、つまり即席ペアでした。(厳密には未確認ですが、たしかそうだったはず)
- mappy0213
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サッカーや野球のように各ポジションのスペシャリストをあつめる競技ではなく メンタル面も重要なカーリングなので その選手の投球の癖でスウィープする力加減なんかわかっている方が有利だとおもいますので 長年チームを組んでいるメンバーで出てるんじゃないですかね
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 おっしゃることはよく理解できますが、何か裏づけはおありでしょうか。たとえば、カーリング連盟のコメントが出ているとか、なんらかのメディアで報道されているとか…… あるいは、純粋に、回答者さんのご推測でしょうか。 いずれにせよ、サッカーにはアイコンタクトというものがあり、あれこそ「長年チームを組んでいるメンバー」が有利な気がするのですが。 団体スポーツをやったことのない私にはふしぎな感じが残ります。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、長野のときそういう経緯があったんですか。当時もテレビでずいぶんカーリングを見たのですが、ベストメンバーだったとは知りませんでした。ようやく謎が解けました。大納得です。 余談(むしかえし?)になりますが、5人でやるバスケットは確かベストメンバー方式ですよね? もしそうなら、ベストメンバー方式をとるのがいいかどうかの“境界線”は5人と4人の間にある、ということですね。