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安売りのツケはどこに?
経済?の簡単な質問で申し訳ありません。 時折通常見ない程度の安売りに出くわす事がありますが、その時の利益、赤字(?)の分担は、メーカー、商社、販売店の間でどの様になるのでしょうか。 旧型式の家電製品や、季節を過ぎた衣類の他、台風が来て売れ残った鮮魚の八割引きってのもありましたが・・・
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時と場合によって違うと思います。 ●●セールの場合などでは、小売業者が卸し業者に協賛を依頼して卸値を下げてもらう事もありますし、「広告の品」などで客引き用の商品として小売店が赤字で商品を販売する事もあるでしょう。 また、小売と卸との契約の関係で、商品を安くする代わりに返品不可として大量に仕入れる事もあります。そうした場合の売れ残りは、返品も出来ませんから在庫処分という形で破格値で売られるという事もあります。 お中元の解体セールとかは、返品不可商品の場合もありますし、返品されるよりも安くでも良いから売って欲しいというメーカーの意向で価格を下げる事も結構あります。 返品されても商品として再生できない場合は、メーカーも廃棄処分などで余計に経費がかかりますから、多少でも現金になれば良いという場合もあります。
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- gamy-cho
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場合によって様々なケースが考えられます。 例えば、小売店の仕入れの段階で販売予測を誤り在庫を抱えてしまったという場合では小売店のみが利益を犠牲にして安売りをします。 商品廃番のために商品を売り切らなければならない場合や特売などでは中間卸から小売店に値下げ分が補填される場合があります。これらの場合では補填分によってメーカー・中間卸の負担が大きなものになると考えられます。ただ、小売店の生命線である売上高が圧迫され、(売上高-売上原価)で計算される粗利益も減るのでそれぞれに負担を分け合っていると考えていいのではないかと思います。 まあ、これらの慣行が良いことなのかどうかは意見が分かれるところだと思いますが…。
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ありがとうございます。 わかりやすい話でした。 で、ちょっと違った話ですが、定価のない「オープンプイス」というのは、どこが売値を決めるのでしょうね? 仕入れ値のある話ならば、わかりやすいのですが・・・
- alpha123
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売れ残ったものを廃棄する手法は日本では富山の「薬売り」が起源と見られています。新しい薬届けるときに代金回収し、古い分は回収。顧客は各地の豪農庄屋だから情勢把握(今ならマーケティング会社か)もできた。 次いで紡績業振興で衣類販売業者、在庫抱えるよりはと春に冬物一掃セール。これはのちにパソコン販売に受け継がれた(IBMは売れ残った分を社員に配ってそれでも余った「JXパソコン」は東京湾埋め立てに使ったけど(^^))。 家電やデジカメの大安売りはそれほどの赤字ではないです。3000台作れば1000台売ってほぼ投資回収、あと1000台売れば儲け出て、あとの1000台は売っただけ儲け(捨てても損ない)です。帳簿の上では赤字になるかもしれないがその分は税金払わない(返ってくる)ので単なる会計操作です。 買換え需要は操作に慣れた同じメーカーにすることが多いでしょう? (これは学校自治体向け1円パソコンに受け継がれた。自宅でも同じもの買うでしょう>米国ではAPPLE/IBM/DELLは学校には1ドルパソコン導入、フロッピーやインクリボンは定価納入ね(^^)) 鮮魚なら売れ残れば「生ごみ」でしかないから持っていってくれれば御の字です。 近所のパン屋さんもいまはやっていないかもしれないが休日前は割引価格です(閉店間際、売り切れることも多い。平日は学校給食に供給しています)
お礼
ありがとうございます。 数量との関係については概略わかりました。 生鮮物は返品がないから、後は販売店の判断なんですね。 話はそれますが、本体の価格は高くないけど、その後の消耗品の価格が意外に結構高い物もありますよね。
お礼
時期や商品によって違うのでしょうね。 結局、値段って誰が決めるのか、やっぱり漠然とした感じが残ってしまいます。 昔はメーカーの意向が強く出ていた記憶があります。 安売りをする店には商品を流さないとか。 最近はどうなのでしょう、大規模小売店舗が様々な駆け引きから売値を決めて、メーカー薄利の様な気がしますが・・・