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『金の斧 銀の斧』 大人の答えは・・・
童話に『金の斧 銀の斧』という話があるのを皆さんご存知だと思います。 貴方が大切な物を失ったとして、もしも物語と同じシチュエーションが実際にありえたら、神様(奥様・旦那様・ご両親)へ何と答えますか? その理由も教えてください。 先日、主人が大切な物を紛失しました。話しているうちに『金の斧 銀の斧』の話におよび、自信満々で『鉄の斧』と答えました。本当にそうか?と思うと疑わしいです。(笑) 考えてみると非常に興味深いです。 道徳的観念や教育上は「正直であるべき」が道義とされていますが、 ”正直者は馬鹿を見る”と言われる現代において、はたして社会に揉まれてきた人がその道義を貫ける強さを兼ね備えているのか、 どれだけの方が『鉄の斧』と良心に従って答えることが出来るのか、 現代社会を生き抜いていく為には理想でしかないのか。 私ですか? 「・・・金、いや銀かな、もしかしたら鉄だったかも・・・」 荒波に揉まれた結果は、ご都合主義と優柔不断が残ってしまった気がします。何だか淋しいです。 私の小さな疑問ですが、皆さんはどう答えるのでしょうか。 質問自体に問題があったらお詫びします。
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以前に類似の質問に回答しましたので、紹介します。 『正直者は、バカをみますか?』 -No.10 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=950060 はっきり言えば、正直に生きると疲れますし、苦労します。 適当にウソを言って、その場しのぎで生きる方がたぶん楽です。 しかし、そのような生き方を続けていれば、人の信用が自然と失われるので、 人生で成功を得ることができなくなるでしょう。 せっかくこの世に生まれたのですから、それなりの成功を勝ち得たいものです。 ホリエモンのように不誠実さと引き換えに一時成功しても、それがバレれば 転落の人生を歩む結果となります。 正直に誠実に生きれば、それだけつまづく危険とは遠ざかり、努力と引き換え に信用が集まれば、それだけ成功しやすくなると私は考えています。
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失うものが ”大切な鉄の斧” なら確実に鉄の斧ですね。 きっとココで金銀を答える人ならば、その人は欲望に正直な浮気性の人です。 大切ではない鉄の斧だったら自信はありませんが・・・
お礼
>きっとココで金銀を答える人ならば、その人は欲望に正直な浮気性の人です ガ~ン、、、ずばり斬られてしまいました。 浮気性かどうかは分かりませんが、「欲望に正直」=「弱い」=「私」だと思います。 実際に答えるかどうかは別にして、躊躇する時点で予備軍またはその傾向が強いんでしょうね。 >”大切な鉄の斧” なら確実に鉄の斧ですね。 と言い切っていらっしゃるので、きっと#7さまも大切な斧でなかったとしても「鉄」と答えられるでしょうね。^^ ご回答ありがとうございました。
- dido
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これはもう 【 鉄の斧 】 と 答えますね。 実は つい最近, 同じような経験をしたのですよ。 「鉄の斧」 を なくして、 戻ってきたのは 「銀の斧」 だったのですが あまり嬉しくありませんでした。 No.1さま おっしゃる通り、 「馴染んで 愛着のあった物」 でしたので。 そうでなくても、 「鉄の斧」 をなくして 「鉄の斧」 が戻ってくれば 別に 損をするわけでも 得をするわけでもないので。 良心の呵責を感じてまで 「金の斧 銀の斧」 が欲しいとは思いません。 無欲なのではなく, 自分の心の平安のために。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >「馴染んで 愛着のあった物」 >別に 損をするわけでも 得をするわけでもない >良心の呵責を感じてまで「金の斧 銀の斧」 が欲しいとは思いません >無欲なのではなく, 自分の心の平安のために 経験により実感されただけあって、”心の平安のために”という言葉が心に重く響きます。 納得です!! 嘘をついて得る物よりも、心の平安は勝るものだと思います。 そういえば昔、正しい事をして得るものは無かったけれど、心が清々しかったことを思い出しました。 お陰様で目が覚めた思いがします。 ご回答ありがとうございました。
- mshr1962
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目先の利益と信用どちらを重点にするかですね。 きこりという仕事を続けるのには「鉄の斧」が必要です。 「金の斧」や「銀の斧」をもらえたとしても、結局「鉄の斧」が必要なので 購入するか、家に取りに戻る必要があり、納期に遅れることは間違いないです。 私の場合、個人的な持ち物なら「金」や「銀」というかもしれません。 でも商売道具であるなら「鉄」と答えます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 #5さまはまた違う切り口をお持ちのようですね。 >目先の利益と信用どちらを重点にするかですね。 胸が痛みます・・・ 目先の利益の誘惑に囚われがちな私なもので(^^; >でも商売道具であるなら「鉄」と答えます。 仕事においては信用第一ですよね! 信用があって仕事を頂けるわけですから。 仕事に責任感をもって挑まれる#5さまですから、個人的な持ち物であってもきっと「鉄」とお答えになるでしょうね。 ご回答ありがとうございました。
- sukeken
- ベストアンサー率21% (1454/6647)
こんにちは。 確かに…。 でも、私「鉄の斧」(落としたのこれですよね?)って答えますよ。 普段の生活で嘘をつくときはもちろんありますけど、必要最小限です。なぜなら、後できっとばれてしまうと思っているので。 と、それなりな事を答えて入る私ですが、目の前に金の斧を見せられたらきっとよだれをたらしてしまうことが十分に想像できることが悲しいです(笑。 でわ!
お礼
こんにちは。早速のご回答ありがとうございます。 #3さま、私の気持ちがほんの少しお分かりのようですね?(^^; 私も頭の中では「鉄の斧」と答えると思います。 しかし、実際目の前に金の斧を出されたら・・・その瞬間は誘惑との葛藤が予想されます。 どう答えるか、については欲に負けてしまう可能性も大いにありそうです。反省・・・ 人間弱いものですね。(泣) あ、私だけですかね? その弱さに負けない確固たる信念を身に付けたいものです。 ご回答ありがとうございました。
- simoyama
- ベストアンサー率27% (118/432)
落し物をして警察に紛失届けを出した場合、落とした物(例えば1000円のサイフ)の特徴、中身を訊かれます。仮に警察官の手元にブランド物もサイフが有るのが見えていても中身までは見えません。自分の持ち物であるという証明が出来なければすぐに嘘を付いたことが発覚します。 斧についても、一般庶民が金の斧、銀の斧を持っていることは有り得ません。どこで買ったか、値段は幾らしたか、どの辺りに傷が付いているかなど訊かれても答えられません。万一嘘を付いたら鉄の斧も返してもらえなくなります。それなら正直に答えるのが最善の策です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 「嘘は必ずばれる」 確かに、どこかで嘘は崩れていくものですよね。 #2さまのご回答は非常に理に適った結論ですね。 まさしくその通りだと思います! とても深い推理で感服してしまいました。 ”最善の策”ですか、論理的に答えを出していらっしゃいますが、きっと道義を貫く強さを持った正直な方なのでしょうね。^^ 私も勇気を持たなくては! ご回答ありがとうございました。
- tezkx
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こんにちは。 「正直」だからではなく、「おつりを間違えられてもどきどきしちゃうほどの小心者」なので、やっぱり「鉄」としか答えられないと思います(^^;)。 もっとも、 金や銀じゃ木を切るのに効率悪すぎるだろー!とか 愛着持って手に馴染んだものの方が大事!とか お話読む度に突っ込んじゃうんですけど…。 愛車を池に沈めた時に、神様が最新型持って来てくれても、あんまり嬉しくないかも…。 …そう言う話じゃないですね。ごめんなさい。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 なるほど! 良心の呵責に耐え切れないということですね。 「鉄」としか答えられないとおっしゃいますが、それが勇気であり強さだと私は思いますよ。 どこかに罪悪感があると心から喜べないものですよね。 大人になっても#1さまのような正直者であるべきだと思います! >愛車を池に沈めた時に、神様が最新型持って来てくれても、あんまり嬉しくないかも…。 私なら、さすがにこれは嬉しいと思います(^^; ご回答ありがとうございました。
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お礼
#4さま、とても参考になるURLをありがとうございます。 今、ざっと目を通しただけですが、涙が出て止まりません・・・ 何でしょう、心にぽっかり空いていた穴が温かい風で満たされた思いです。 常々考えておりました。主人はとても純粋な人なので、世の中渡っていくのに苦労するのではないかと、それでいいのだろうかと。 私の中で”真善美”が何なのか、分からなくなって見失っていたようです。 哲学のカテなんて覗いた事もなかったのですが、とても勉強になりそうですね。後でじっくり拝見させていただきます。 #4さまのご回答が心に染みわたります。 ご回答ありがとうございました。