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オカマとホモとゲイの区別?
タイトル通りです。 何が、どう違うのでしょうか。
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他の回答者とかぶる部分もありますが。 「オカマ」は日本語です。古い言葉で「お尻」という意味です。 それが転じて、「お尻でセックスする人」(つまり男性同性愛者)を侮蔑的に呼ぶ言葉となりました。 本来は、女装していてもしていなくても「お尻でセックスする男性同性愛者」なら「オカマ」でしたが、現在ではオネェ言葉(男性による女性的な言葉)を使う人が、自虐的に「アタシ、オカマだから」などと使うことが多くなりました。そのため、今は女性的な男性同性愛者を指すことが多いです(それに昔は「男性同性愛者=女っぽい」と思われていたのもあって、女性的な男性を悪く言う時にも使われてきました。そのためもあって、女性的な男性同性愛者や、女装している男性や、女言葉を使う男性をオカマと呼ぶ傾向がありますね。)あまりいい言葉ではなく、人を侮辱する言葉ですから、他人を「オカマ」と言う時は気をつけて下さい。 「ホモ」は、英語「HOMO-SEXUAL」の短縮形です。英語「HOMO-SEXUAL」は、同性愛者の総称で、本来、男性同性愛者も女性同性愛者も含まれます。ですが、日本で一般的にホモと言うと「男性同性愛者」を指すことが多いです。それは多分、「医者」と言った時には本当は男女問わない職種のことなのに男性の医者をイメージすることが多くて、女性のお医者の場合はわざわざ「女医」と言ったり、「俳優」と言った時に男性をイメージすることが多くて、女性の俳優はわざわざ「女優」というのが普通だったりするのと同じだと思います。「ホモ」や「ホモセクシュアル」というと男性をイメージするので、女性同性愛者を指す場合はわざわざ「レズビアン」と言ったりします。男っぽくても女っぽくても、同性を愛する人間であれば全て「ホモセクシュアル」「ホモ」です。ちなみに、短縮形の「ホモ」は、一般的には、やはり差別語、相手を侮辱する言葉です。差別する気持がないならホモセクシュアルというほうがよいでしょう。 「ゲイ」は、わりと新しい造語(英語)です。ホモという言葉は上記の通り差別語で、言われて気持ちのいい言葉ではないため、同性愛者たちが自分達でつくった言葉です。フランス語で「陽気な」という意味です。フランス語が語源ですが、それがもとで英語に転用され、「ゲイ」=「同性愛者」という意味で使われるようになりました。男女問わず、同性愛者をさす言葉です。「ホモ」と呼ばれるのにうんざりしていた同性愛者たちは、進んで「ゲイ」と自称するようになったので、普及しました。 日本語では「ゲイ」としか使わないですが、アメリカでは「ゲイメン」とか「ゲイウーマン」とか「ゲイ」の後に性別をくっつけて、男性同性愛者か女性同性愛者かを区別します。日本では、男性同性愛者のタレントはいっぱいいても、女性同性愛者のタレントは少ないし、お店もレズビアンバーより男性のお店の方が多いし、ゲイと自称する人に遭遇する確率が女性よりも男性の方が多いせいか、日本ではすっかり「ゲイ」というと「男性同性愛者」を指すようになってしまいました。本来は「ゲイ」はただ「同性愛者」という意味だし、女性的か男性的かに関わらず同性愛者を指します。日本では、女装して酒場で働いている人のことを昔「ゲイボーイ」と呼んだ時期があり(ニューハーフという言葉が生まれる前です)、そのせいもあって「女装」のイメージがついちゃってますが、本来は「女装」してても、ハードゲイの格好をしていても、どちらも「ゲイ」です。 こんなところで、おわかりいただけたでしょうか? 本来は、オカマ=男性同性愛者(蔑称)、 ホモ=男女問わず同性愛者(蔑称)、 ゲイ=男女問わず同性愛者(よい言葉) という違いですね。日本では、よくわからないまま適当に 使っている人が多いので、み~んな「男性同性愛者」を 指して使っちゃったりしてるから、みんな混乱して滅茶苦茶に なってますけどね~。
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- Satchan_
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大学の授業で教わった程度の知識です。 (1)心の性自覚(男、女) (2)体の性(男、女) (3)性的対象とする相手(男、女、無し、両性) おおよその人はこの3つの要素の組み合わせによって10つのタイプに分けられるそうです。 (A~J) X:(1),(2),(3)の組み合わせで A:男,男,男・・・ゲイ B:女,男,男・・・性同一性障害(女)異性愛者 C:男,女,男・・・性同一性障害(男)同性愛者 D:女,女,男・・・標準的女性 E:男,男,女・・・標準的男性 F:女,男,女・・・性同一性障害(女)同性愛者 G:男,女,女・・・性同一性障害(男)異性愛者 H:女,女,女・・・レズ(レズビアン) I:○,○,両性・・・バイセクシュアル J:○,○,無し・・・無性愛者 ゲイ・レズは、同性に単に性的魅力を感じる人を示すことが多いのに対して、ホモは性的な接触にポイントを置いた意味合いを含むことが多く、差別用語として使われます。 AとHは、同性愛者に分類され、ゲイ、レズは一般的には用語自体としては差別的な意味合いはないとされ、同性愛は、新聞やテレビなどで用いられる用語です。 オカマは、場合によって差別的な意味を持つことがありますが、意味としては、No3さんの言われているような意味だと思います。 使い方は細かいように思いますが当事者によっては結構気になる人もいるそうですので・・・。
お礼
回答ありがとうございます。10も分類されるほど複雑なんですか。しかも大学の授業で扱われるなんて・・・
- mikedon
- ベストアンサー率31% (122/391)
オカマ→身体的には男性であるが外見内面含めて女性のように振舞う人の事 ホモ→正確にはホモセクシャル(HOMOSEXUAL)で男女どちらも指す同性愛者の事(日本ではホモ=男性の同性愛者と捕らえるのが一般的のようですが…。) 欧米では差別的なニュアンスを含んだ蔑んだ表現だと思います。 ゲイ→正確には男女どちらも指す同性愛者の事。しかしゲイはどちらかとというと男性の同性愛者、女性の場合はレズ(レスビアン(LESBIAN))という呼び分け方が主流のように感じます。 男性の同性愛者の友人(アメリカ人)が数人いますが、皆自分はゲイだと言います。自分をホモであるという人にはお目に掛った事はないです。 …というのが私の認識です。参考になれば良いですが…。
お礼
ありがとうございます。ホモにはそういうニュアンスがあったんですね。
- toro321
- ベストアンサー率29% (1222/4138)
どれも同じ意味のようですね。 ただ・・ ゲイ=女装した男の同性愛者 オカマ=男装だが、女性として男が好き ホモ=男だが、男が好き。 と、仕訳してるような・・・(笑)
お礼
ありがとうございます。参考サイトよくわかりました。
あくまで自分の中でですが、 ゲイは「同性愛者全般(だからレズ等も含みます)」。 オカマはそのうち「男の同性愛者」で、かつ「自分は女性として見られたい(だから女装したりする)」人、 ホモは「男の同性愛者」で、かつ「自分は男性として見られたい」人 と理解しています。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 本人の価値観の問題ですか・・・
お礼
回答ありがとうございます。歴史があるのですね。 ちゃんと使わないと相手に失礼なのかも・・・