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能力は無かったけど乗り越えて確かに生きている

自分は生まれたときは常人よりも”能力”は無かったけど、今ではそれをさまざまな苦難お乗り越えて確かに生きているという方、「どれほど能力がなかったか」と「どのように乗り越えてきたか」そして、「今は何をしているか」をお聞かせください。 例えば、私の場合、幼少のころ何か分かりませんが他とは違う要素がありどこか劣っているように見られていました。根本的なものでしょうが、それでも解決の方向へ常に考えることで現在では幅広く世界の知識を取り入れて勉強しています。 このように、何か無意識な根本的なもの(性格、遺伝に由来するかも)に何かを抱えていてそれが問題となってしまっているような、体験をお願いします。

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noname#18656
noname#18656
回答No.1

私は吃音障害(どもり症)で小中学生時代と散々苛められて来ました。小児アトピーで何を触っても反応するため外に出て人と遊ぶことができなかったため、またいわゆる機能不完全家庭だったために人と話をする能力、人と接する能力の成長が著しく遅れている、と医師には言われています。現在軽い境界性パーソナリティ障害による神経症ということで、精神障害者として生活しています。 で、回答ですが。 「どれほど能力がなかったか」→どもるために人と喋ることができず、中学生にして社会恐怖症と化していた。原因不明の吐気とかで、ずいぶん出席率も悪かったです。あの当時精神科がメジャーだったらもっとまともな人生を…とは思うのですが。 「どのように乗り越えてきたか」→わざと中学校時代の学区域内にある、かつてのいじめっ子も来るようなド近所のスーパーでレジ係のバイトを始めました。バイトするきっかけは部活で使うワープロが欲しかったからでしたが、場所を決めたのはこれが理由です。社会恐怖症でありながら、わざと人前に飛び出るような仕事を始めたんです。どもりは治りません(よって高校でも苛められることとなる。不登校に拍車がかかり、成績不振と出席率の悪さで留年しかけました。今思えばそのまま退学→留年して転校したかったのですが、親が学校側に頼み込むという、余計なことをしてくれました…こんな人間に誰が育てたのって感じ)が、社会恐怖に関しては効果てきめんでした。 「今は何をしているか」→結局そのスーパーは専門学校2年まで、5年間いましたが、腕を痛めて中退したのと同時に辞め、工場のバイトとかを渡り歩き、その途中とある事件がきっかけで精神科受診、病気を理由に解雇。医師から労働時間制限が出て、また朝起きられなくなってたので、入ったのが某大手大型スーパーのレジ係。精神障害のことを隠さなかったにも関わらず即日採用。結局3年半勤め、訳あって辞めましたが、もっと大手のスーパーにやはり即決で採用、こちらは採用後に精神障害のことを伝えましたがOKでした。未だに裏切られるのが怖くて人と深く接することはできませんが、職業柄普通に会話する分には何の支障もありません。会社規定のチェッカー検定というのを受けなければいけないのですが、話によると「異例の一発合格」だったそうです。 医師によると「無理しすぎ」とのことですが、ちゃんと働けないとどもりや苛めや不登校ゆえに「おまえは社会で通用しない」と中学時代の担任の言葉もあり(基本的に良い先生なんですがこれだけは根に持ってます)、やはり自分はダメ人間だと追い込んでしまうので何とか頑張ってます。でも慢性的に精神的に疲れてますので、つい自分を罰するつもりでリストカットに走るんですけど(^^;) 幅広く、と書かれてますが、むしろ具体的に「何が劣っているのか」を限定し、それに関する勉強とかをされた方が「もう劣ってるなんて思わせない」みたいな感じで集中できて深まるんじゃないでしょうか(それが興味ある分屋なら尚更良いですね)。転職のために広く浅く、で勉強とか資格とか取られた方がいて、そのせいかかえって転職活動がうまくいかず「仕事が見つからないのは精神障害に偏見があるからだ」としきりに言ってた元公務員の方を存じてます(今はどうしてるか知らないけど)。 参考にならない回答ですいません。 質問者さまにも、何か解決の糸口が見つかることをお祈りいたします。

noname#32027
質問者

お礼

正直に申しますと、私自身も吃音症でした。私の場合恐らく骨格とそれに起因する悪循環が問題で発生したと考えるのですが、家庭環境もあり高校生くらいまで辛い思いをしました。喋れない→社交できない→精神の悪化 の繰りかえしのようなもので、最初は吃音などという病気があるとは知らなかったのもあり、変な発声法を身につけてしまいさらに悪い方向へ転じてしまいました。さらに、スムーズに話せないのが普通で周りもそうなのだと考えていましたから、莫大な時間を要しました。そのうち、話すことの辛辣さから対話などにも不具合が生じてしまい、特に相手の目を見て話すことはできませんでした。 「話さない」ということは案外脳に影響があるみたいです。私は勉強は積極的にするほうだったのですが、いくら本を読んでも、語彙を身につけても、一向に文章が理解できませんでした。現在ではいくらか理解はできるようになったのですが、喋れるようになると性格的にも明るくなるし、全ての処理が速くなりました。私は歌に興味をもつことでなんとか上手くなろうと、顎の使い方を追求した覚えがあります。やはり使わなければ筋が衰えより悪化するようです。 「話す」ことの障害は知られているよりかなり多いと思います。私の周りにもスムーズに話せてないな、という人はかなりいます。そういう人ほど、変人として扱われ、本当に可哀想です。私は声が使えるようになって世界がまるで違いました。対話することはもちろん歌を歌えることは、無意識にも作用し、自信をもつことが出来ます。もし似たような経験の方が御覧になっているのなら、改善でき世界を変えることが出来るのだということをお伝えしたいです。私は個人的になにか”変人”とみなされるひとはどこか「表現」に関する制限があるのではないかと考えているので、切にそれを自覚し世界の美しさを感じることができることを願っています。 すみません、自分の話ばかりしてしまって・・・・ moe0723さんの経験はなにより参考になりました。こうして身近に似たような経験をされたかたと直に話をできるのは初めてなので、なんとなく嬉しさが大きいです。つい自分の経験もはさんでしまいました。

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