金は天下の回りもの
「金は天下の回りもの」
という言葉がありますが、これってどういう場合に使う言葉なのでしょうか。
何か教訓などはないのでしょうか。
例えば、
・お金は使えば使うほどめぐりめぐって自分の所にたくさん戻ってくるのだから、貯金するよりもなるべく使ったほうがよい。
・お金はお金持ちのところばかりではなくて、貧乏人のところにも巡ってくる。貧乏だからと言って嘆くことはない。
・役人は税金をどんどん(?)使う。それは賄賂として自分のところにお金が巡ってくるからである。
・世の中の人々はみなお金でつながっている。友達の友達はみな友達であって、みんな仲良くしましょう。
・お金を使っても、いつか自分のところにもどってくる。お札に自分の名前を書いておけばそれがわかる。
・お金は旅人である。
・お金は次から次へと別の人のところへ渡ってしまい、自分のところには戻ってこない。
・この世の中はお金で成り立っている。
・貯金しようと思っても、お金はどんどん自分のところから出て行ってしまう。倹約貯金に はげめ。
・・・など。
gooの国語辞典で調べたら、次のように書いてありました。特に、どういう場合に使うかは書いていませんでした。
かね 【金】
――は天下の回り=もの(=持ち)
金銭は一か所にばかりとどまっているものではなく、世間を回って動く。