こんにちは。
少し質問内容に混乱があるように感じました。
「排出事業者」が、ごみを排出した事業者ということでしたら、そのごみはいわゆる「事業系(一般)廃棄物」になりますから、「一般廃棄物(家庭ごみですね)」にはならないです。
ですから、市町村が一般廃棄物の処理計画を定めていないとしても、そのことは今回のケースは関係がないです(定めていないとは考えにくいのですが…)。
「委託業者が不法に代表者個人の池に投棄し埋め立てた場合」ということを、「事業者が出したごみを、その事業者が収集委託した業者が、不法に代表者個人の池に投棄し埋め立てた場合」ということをおっしゃっているのでしたら、排出事業者を指導するのは自治体になりますね。事業系廃棄物の廃棄について指導する部署があると思いますよ。私のところにはありますから。
今回の排出事業者が該当するかどうかわかりませんが、事業系一般廃棄物については、特定量以上の廃棄物を排出する事業所には、排出時に廃棄物の量や中身などに関する書類(マニュフェスト)を、委託業者に提出することになっており、廃棄が終わると、マニュフェストに廃棄された状況が記載されて(いつ、どうやって廃棄(焼却)したかなどです)手元に帰ってきますから、違法に廃棄されていないか確認する義務があります。
ただ、もしそのマニュフェストが、処分業者により不正に記載されていれば、その排出事業者の責任は問えないと考えます。
補足
大変参考になりました、回答有難うございます。指摘について考える余地が有ると実感いたしました。私は専門的な知識がないにもかかわらず違法が有ったという事を前提に考えていたのかも解りません。実は私は本件に係わる業務全般に十数年間係わった者です。廃棄物に関する市民の目が日に日に厳しくなり作業を行っている途中に指摘される事が多く、その場で返答に困った事がありまた。私は否応でも廃棄物処理法を勉強せざるを得ない状況に追い込まれた次第です。ここで行政の廃棄物処理の認識のずれが有るのではないかと考えたのが、調査の切っ掛けです。現在ある事情が有って同業務から離れて第三者として調査をしています。ただ、色々な方面に相談した事も事実で有り、何故か反応が今ひとつ無かったのも事実です。そのこともあり質問させていただいたという経緯です。実感として独学は偏った考え方になり修正する第三者の意見が必要だと実感しました。ただ、その仲間を作ることの難しさも同時に実感したことも事実です。