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論文(学位論文)の謝辞について

この度,学位を取得できることになり,ただいま論文を作成しています. そこで,謝辞についてお聞きしたいことが2点あります. (1) お世話になった先生の一人が招聘教授だったのですが,その方は亡くなられてしまいました.その先生の名前を書く場合どのように書くのがよいでしょうか? その先生がご健在だった頃に,他の者が書いた論文の謝辞には「△△大学 ○○招聘教授に謹んで・・・」とあります. 今指導を受けている教授は,「故○○博士に謹んで・・・(大学名も書かない)」にしたほうがいいと言っておられます.これで間違いではないのでしょうか? (2) 共同研究者やお世話になった方が,当時とは所属や勤め先が変わっている場合はどうすればよいでしょうか? とりあえず今は「△△大学 ○○博士(現 □□株式会社 ☆☆研究所)に深謝します.」のように,当時の所属を書き,現在の所属をカッコで書くようにしていますがこれでいいのでしょうか? もしくは,今現在の所属のみで書くのでしょうか「□□株式会社 ☆☆研究所 ○○博士に深謝します.」のように. もし前者のように当時の所属を優先して書くのでしたら,(1)の質問の亡くなられた先生には当時の所属(肩書き?)で,「故△△大学 ○○招聘教授に謹んで・・・」とするべきでしょうか? 長々となってしまいましたが,要するに当時の所属で書くのか,現在の所属で書くのかどちらがいいのでしょうかということです. どれも間違いではないのでしょうか・・?よろしくお願いします.

質問者が選んだベストアンサー

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  • ctrpiv
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回答No.3

> 他の人の例をまねるという意味では,当時の所属をメインにする書き方でいいんでしょうかね. 先ほどのレスでは「現在の所属を優先させるべきです」というような強い書き方をしてしまったので混乱を招いたかもしれませんが、周りの人が当時の所属をメインにしているならそれに倣うといいと思います。 謝辞というのはその意義や内容はとても大切なものなんですが、書き方は読者が混乱しない限り、それほど大切ではありません。とは言っても自分自身、学位論文を書く際に、tarou-jirouさんと同じように謝辞の書き方をかなり気にしました。どうしてなんでしょうね?そのうち気にしなくなってくると思います。基本姿勢としては、謝辞の書き方に注文をつける可能性があるのは指導教官だけですから、自分で良いと思うように書いた上で、指導教官の言う通りに直せばそれでOKです(内容ではなく書き方の話ですよ)。 当時の所属をメインにするかどうかについては、僕も学位論文ではtarou-jirouさんと同じ悩みを持ちました。書き手側としてはお世話になった方との関係がよりよくわかる「当時の所属」をメインにすべきだと思って提出したところ、指導教官に「現在の所属を先に持ってくるように」と指導されました。僕の友人は、同じく当時の所属をメインにしていたら、海外の研究者が「今の会社のみで書いてくれ」と言ってきました(彼は当時の所属機関とケンカ別れして独立したので、事情があったんでしょう)。 現在の所属をメインにすることは、いろんな利点があります。 ・論文を読むのは未来の読者なので、書かれている人物を特定するためには現在の所属が大事。特に投稿論文などは執筆してから出版まで1年以上かかることもザラなので。 ・社会一般的な慣習により近づく。例えば小泉首相の厚生相時代の業績を引用する時、小泉首相(当時厚生相)という風にしますよね。小泉元厚生相(現首相)とはしません。 ・研究者が所属を変える場合は栄転が多いので、記述される側は現在の所属をメインにする方を好みやすい。またケンカ別れや独立など、元所属より現所属を重視して欲しい人もいる。 ・学位論文には関係ないが、投稿論文や発表要旨には枚数規定があるので、できるだけ文字数を削りたい場合がある。読者の利便を考えると元所属は削れても現所属は削れない。 逆に元の所属をメインにすると、読者に著者との関係が伝わりやすいというのはあると思います。 こういう風に、考え出すといろいろありそうですが、基本的にはやはり、きっちり読み手に伝わる限りは「書き方はたいした問題ではない」と思います。 僕の読む雑誌では(国際誌しか知りませんが)現所属のみや現所属(元所属)が中心ですね。もしかしたら海外は所属をころころ変える人が多いので、特にこの傾向があるのかもしれませんね。でも元所属(現所属)とする人や、わざと元所属しか書かない人もいます。分野やコミュニティーによって慣習が違うことも十分考えられますし、謝辞に慣れるまでは、同分野の他の文献を参考にするのがいいと思いますよ。

tarou-jirou
質問者

お礼

返事が遅くなってしまいまして申し訳ありません. 私が謝辞を気にしましたのは,学位論文を受け取った方の多くが謝辞を読むと聞いたからです. 学位論文は(私の大学では)非常にページ数も多く,内容を読まなくても要約や謝辞には目を通すと聞きましたので.. 研究室においてあった他の方の学位論文では,過去の所属(現 現在の所属)となっている方がいてましたので,そちらにしようかと思いますが,まだちょっと迷っています.

その他の回答 (3)

  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.4

分野や大学、指導教員によって文化が違いますから、前例を探すのが一番です。 一般論ですが、謝辞では「フルネームで書く」、「感謝する内容を明示する」が原則です。主査の先生には感謝することは沢山あるでしょうが、副査の先生の場合、頼まれ副査で何も感謝することがないことがあり苦労します。最終審査でいろいろ意見を戴くことはありますが、論文審査前に書くわけにもいきませんね。 現職・元職の問題、故人の問題は指導教員に相談すると良いでしょう。 なお、語尾について、私だったら「何何についてこれこれをして戴いた○○大学大学院△△研究科教授××□□博士に記して謝意を表する」とします。「深謝します」とあるのを良く見ますが、本文が「です」調ならともかく、謝辞で突然「です」調にするのはおかしいと思いません?

tarou-jirou
質問者

お礼

返事が遅くなってしまいまして申し訳ありません. 確かに前例に従うのが一番よさそうですね. No.3さんの意見ももっともだと思いますので迷うところではありますが. 指導教員の先生は,謝辞をそこまで重要に考えておらず,私にまかせるとのことでした. 謝辞だけですます調なのも確かにおかしいですが,目上のかたばかりですし,言われているような言い回しにはなかなか私には難しいです...

回答No.2

学位論文の形式については、各大学で異なります。一般論として、指導教授(主査)、審査員(副査)に対する謝辞、その次に、協同研究者や研究室の同僚などについて謝辞を述べているケースが多いのではないでしょうか。お世話になった方が亡くなられていても、謝辞を述べたいのであれば述べるべきだと思います。また最近では、家族や恋人なども謝辞に書く人が出てきました。欧米化したということではないでしょうか。具体的な記載については先の方のような意見でいいのではないかと思いますが、学位論文を提出する大学の過去の例を参考にすればいいかと思います。図書館に保存してあると思います。

tarou-jirou
質問者

お礼

回答ありがとうございます. そうですね,他の方のをもう少し見てみたいと思います.悩むところです.

  • ctrpiv
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回答No.1

もう少しで学位取得なんですね。おめでとうございます。 自分は詳しくないのですが、少なくとも謝辞についてきっちりとした取り決めは無いと思います。他の人の例をまねて書く、あとは自分で「おかしくないな」というように書くといいです。 謝辞の基本は、お世話になった方を明確に書き記すことなので、それが達成されているのが最低限です。逆に、それさえきっちりしていれば、少々おかしくても大丈夫です。 --- なくなった教授について: 「故○○博士に謹んで・・・」でいいんではないかと思います。 「故△△大学 ○○招聘教授に謹んで・・・」はなんとなくおかしい気がします。その人が(死んでいるのに)現在も教授であるような雰囲気が少しあって、また、故が先生でなく大学にかかっているようなおかしな雰囲気も少しあります。所属を示したいなら、例えば「故OO博士(元△△大学招聘教授)」というふうにするといいかもしれません。 所属先が変わっている場合について: まず、お世話になった当時の所属よりも現在の所属を優先させるべきです。特に、例えば大学教官から独立して会社を興した人などの場合は、小さくても現在の会社名で書いて欲しいと強く望んでいます。だから: 「△△大学 ○○博士(現 □□株式会社 ☆☆研究所)に深謝します.」 ではなくて □□株式会社○○博士に深謝します. ○○博士(□□株式会社)に深謝します. また当時の所属を明記したい場合は □□株式会社○○博士(元△△大学教授)に深謝します. がいいんではないでしょうか? ただ、基本的に謝辞は明確に伝わればいいので、別にtarou-jirouさんの現在の書き方がダメだとか、それで論文全体の価値が下がるとかいうことはないでしょうね。

tarou-jirou
質問者

お礼

回答ありがとうございます. 「故○○博士に謹んで・・・」もしくは(元△△大学招聘教授)と付け加えるのでよさそうですね. 二つ目の回答についてですが,私が参考にした謝辞には 「△△大学 ○○博士(現 □□株式会社 ☆☆研究所)に深謝します.」 のように,当時の所属を先に書いていたのがいくつかあったのですが,やはりNo.1さんの言われるように,現在の所属をメインにしたほうがいいのでしょうか・・・?悩んでしまいます.ちなみに独立して起業された方はいてません. 他の人の例をまねるという意味では,当時の所属をメインにする書き方でいいんでしょうかね. もう少し他の方の謝辞も見たほうがよさそうですね.

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