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自分を歴史上(日本史)の人物に例えると?
【coyoteの質問 #121】 古来、幾多の偉大な人物が歴史の中に消えていきました。 憧れの人物も居るでしょうし、自分を重ね合わせる事もあるでしょう? そこで質問。 日本史の中で活躍した人物のうち、自分だったら、この人だ。 という人物が居ますでしょうか? 人物像が一致しなくても、個人の希望が入っていても、何でも結構です。 ぼくなら、柳亭種彦あたりでしょうか? マイナーな人です(*^_^*)。 水野忠邦の娯楽禁止令に抵触して、検挙された洒落本作家、 と言えば聞こえはいいですが、まあ、猥褻物出版容疑で挙げられた人ですね。 政界を立ち回る能力も野望もないぼくには、 坂本龍馬や北条時政などは縁遠い男です。 作家の能力や猥褻物が好きというより、面白い事が好きなので、 こういう人選になってしまいました。 皆さんの情熱溢れる回答に期待してます。 ※カテゴリーは「歴史」かなとは思いましたが、 こういった内容ですので、「ライフ」に致しました。
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憧れと言うことであれば、北条早雲。 戦国時代の幕を開けた人物ですが他の有名な武将たちより100年近く前の時代の人だけに、あまり知られていないのが残念です。 この人のすごいのは、人生50年と言われていた時代なのに、歴史的にデビューしたのがようやく40台なかばだったということです。それまではほとんど市井の人に近い存在だったらしく、それまでの経歴もはっきり知られていません。仕えていた今川家の内紛を収めた功績で伊豆韮山地方の小領主になったのがやっと40代後半、そののち伊豆を平定したのが60歳、ようやく伊豆・相模を統一したのは84歳のときです。 もう一つすごいのはパイオニアと呼ばれる人なら当然ですが、時代を越える優れた統治システムを作り上げたことです。北条家は秀吉に滅ぼされるまで100年以上続きますが、その領国経営法は他の戦国大名も真似をしたくらいのすぐれたものだったそうです。江戸時代でさえ北条時代の小田原ほどうまく治められていた地方はなかったということです。(徳川家康も基本的には北条の統治システムをモデルにしています) 現代風に言えば、中年過ぎてようやく小さな支店の支店長になり、それから独立して晩年にようやく大企業の基礎を築いた創業者社長というところでしょうか。しかもその会社がはじめたビジネスモデルは以後の標準になり、その会社が潰れた後も長く使われたというところですね。 すでに30台後半でいまだパッとしない私としては、こういう人がいたということだけで勇気づけられます。(一緒にするな!と北条早雲に叱られるかも知れない(^^;) もう一つ。紳士的なイメージの強い北条早雲とは対極的な人ですが、幕末の勝小吉もちょっと憧れます。勝海舟の父親です。 身分は武士ですが、喧嘩、狼籍、刃傷沙汰は日常茶飯事、一生無役の不良御家人として過ごした人で、どちらかといえば社会のはぐれ者にちかい人でした。鬱積した不満を抱えつつ、それを乗り越えた一種壮快な開きなおりをともいうべきものを持った人物でもあったようです。 室町・戦国時代には多くいた「バサラ者」に近いタイプの人物だと思います。(バサラ者のような「おしゃれ」「粋」「きらびやか」のイメージは彼にはありませんが、反骨的精神、自主独立の気概、近代的個人主義・自由主義的な精神において共通するものがあると思います) 彼の自伝「夢酔独言」(現在は東洋文庫から出ています)は知る人ぞ知る面白い自伝だそうです(残念ながら私はまだ読んでいません) まあこんな人は家族にとってはえらい迷惑でしょうが。(^^; >人物像が一致しなくても 両方ともま~ったく一致しません。(^^; 勝小吉と違って喧嘩はからっきしだし、任侠肌も持っていない。(><) 北条早雲のような政治家・戦略家としての能力もなさそうだし…(T_T) ところでcoyoteさんに逆質問です。 >ぼくなら、柳亭種彦あたりでしょうか? この場(OKweb/教えてgoo)でも検挙(削除)された経験がおありですか? やはり柳亭種彦に憧れるならそれくらいのことは…
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- nabayosh
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(世界史)編も今度は立ち上げてくださいよ。 はてさて・・歴史上の人物ねぇ。 うらべかねよし、あたりかな。いや、ちょっと違うわな。 ながあきら、よりは近いとは思うんだが・・・ うーむ。 悩んだ挙げ句に、ある人のことを思い浮かべました。 菅原道真。 神にまつりあげられてしまい、学問の神となったり、雷を落としたりと大変な方ですが、生涯の方を考えると、能ある者なのに、政の柵ゆえに左遷され、恨言をものしつつも西國へおもむきぬ。あらら、途中から擬古典になっちゃいました。 なんか、そういう自分の能力を振るえる社会がないためにうだつの上がらぬ生涯を送りそうだな、と夙に考えております。 今回はちょっと自信がなさすぎます。歴史は好きなのに、伝記となるとちょっと駄目なんですよね。
お礼
nabayoshさん、ありがとうございます。 『徒然草』と『方丈記』の作者でしたら、『徒然草』かなあ、という気はしますねえ。 で、菅原道真。 学問の神と言われたのは、当時の留学制度・遣唐使を廃止した怨念なんでしょうか? 晩年は罪人にもなってしまい、不遇ではありましたが、 最後に天神様に昇格したりしていますから、 人生万事塞翁が馬という今年の干支のようなものですね。 世界史に挑戦してみたいですが、ぼくがあまり強くないのでf(^^;)。 憧れる人物に「P.D.Q」とか書いたりして(*^_^*)。
再びkamehamehaです。 柳生石舟斎は信長に頼まれて、足利義昭の兵法指南役として一時従事していました。領地没収したのは秀吉ですね。弟の秀長にちくられたのが原因です。(柳生に関しても詳しいのですね) 石舟斎の精神を受け継いだ、柳生宗矩も結構好きです。 okanouenobakasanさんの回答面白い!確かに実際に戦国時代に生まれたら、足軽大将か町の庄屋が良いとこでしょう。今の時代で力を発揮(成功)出来れば、過去にもそうなりえるのかも知れません。
お礼
kamehamehaさん、再度の登場ありがとうございます。 あ。「領地没収したのは秀吉」でしたか(*^_^*)。 ご指摘ありがとうございます。勉強になりました。 柳生宗矩と言えば、江戸柳生ですね。 徳川将軍家師範になったりしていましたが、 剣の実力だけでなく、政治力もあったんでしょうねえ。 ぼくにとって、柳生宗矩とは竹脇無我で、柳生石舟斎は西村晃なんです。 何だかTVから洗脳されてます(*^_^*)。
- igmp
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よくぞ聞いてくれました、coyoteさん!! 私の場合は、何ってたって、アイドル、・・・いやいや、幸村! なんせ、真田の血を引く家系なもんで・・・ これ本当は内緒の話(^愛^;。 最近、甚八が朝ドラに出ていたと思ったらあの世に行っていまい、寂しいけれど、 分身の木葉の術を他人とは思えない気持ちで毎日楽しみに見ている今日この頃です。
お礼
igmpさん、お礼の順番が逆(別の質問があるのに)ですみません。 ええっ!真田幸村ですか?(小泉今日子の声で) 凄い家系だったんですねえ。 そんな秘密を漏洩しちゃっていいんですか? 今までの失礼をお許し下さい。 そうですねえ。 しかし、幸村の影武者が舌がんになっていたとは。 佐竹義宣を攻撃するのは誰なんですか? って、『ほんまもん』と『真田軍記』を噛み合わせました。 ネタをバラしてどうする?って感じですね。 ああ、不粋ですみません<(_ _)>。 ご回答ありがとうございました。
うーむ、わたしのような凡人の場合、歴史に名を残すような凄い人に例えられるはずもないので困ってしまいます。例えば百姓一揆で私の身の回りが盛り上がっていても、私は集団のまん中あたりでその他大勢の構成員の一人として頑張るタイプです。間違っても最前列でお代官様に文句をいったりはしないです。集団の外側も、石が飛んできたり刀で斬り付けられたりすると危ないので、目立たないようにもぞもぞと内側に移動するテクニシャンです。 そんな私が歴史の参考書に名を残すとしたら、たまたま有名人の息子だったりした場合に限られると思います。親も、有名人といっても反主流派に決まっています。 例えばマムシの道三の息子の龍興。お父ちゃんは息子よりも織田さんちの信長君の才能に心惹かれてしまいます。ぼくちゃんだってパパに気に入られようと一所懸命なのにい!です。しまいには信長君とケンカして、陣地も何もかもとられちゃってどうしようもありません。濃姫というのは彼の妹かなんかじゃなかったですかね?美人の誉れ高い才女だったようですが、パパと妹(?)は有名人で、地位と力を与えられながらも何もできなかった無能の二代目。司馬遼太郎の「国盗物語」を読んでいて、ふと思いやってしまった登場人物でした。尚、記憶間違いはいつものことですので、そーっと訂正しあげると喜ぶ丘の上のバカです。 で、憧れる、というのは、これは現代人ですが惜しくも若くして亡くなってしまったので歴史上の人物ということで。 河島英伍さん。「時代遅れ」という歌が大好きで、この歌のモデルのような人に憧れてます。似合わぬ事はムリをせずに、あれこれ仕事もあるクセに自分の事はあとにして友達に力を貸し、子供に愚痴を聞かせないばかりか妻にも涙を見せないで男の嘆きはホロ酔いで酒場の隅に置いてくる、人の心を見つめ続ける男でありたいもんです。 しばしば一日10杯位の酒を飲んだりして肴に文句をつけまくり、目立ってハシャいでしまっう私は全然ダメなのであります。
お礼
okanouenobakaさん、ありがとうございます。 この質問を立ち上げる時に、いつもの地雷を仕掛けようかどうしようか ちょっと考えていたんですね。 その地雷とは、「市井の徒」。危機一髪でしたねえ。 でも、このご回答の枕は面白かったです(*^_^*)。 斉藤龍興に目をつけるとは、相当のお酒好き(*^_^*)。 日陰者に光を当てるokanouenobakaさんの反主流派贔屓が一段と輝く選出。 えーと、道三の息子の義龍(龍興の父)が帰蝶にとって義理の妹ではなかったなあ? うーん、「一般人・アドバイス・自信なし」です(*^_^*)。 河島英伍とは、意外な人選(*^_^*)。 飾った世界に流されず、好きな誰かを思い続けるんですねえ。 時代遅れの男。いいではないですか。 『スペース・カウボーイ』が持っていたカウボーイ魂も、 時代遅れですが、パイオニア魂が息づいていたではないですか。 「一日10杯位の酒を飲んだりして肴に文句をつけまく」るのも、ご愛敬。
coyoteさん。こんにちは。 私め、「ありわらのなりひら」でございます。 いい男なんで、天草四郎、観阿弥でございます。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
お礼
koronosukeさん、初めまして。 最近は拝見致しませんが、以前は楽しいご質問を読ませていただいてました。 また、何か楽しいご質問を期待してますよ。 おお。恋に生きる男。「ありわらのなりひら」ですね。 koronosukeさんも、業平のように、紀貫之から「心余りて詞足らず」、 と言われている通りなんでしょうか(*^_^*)? 「しぼめる花の色なくて匂ひ残れるがごとし」。 ダンディな男なんでしょうけど、『伊勢物語』なんかを読むと、 ちょっと雰囲気が違うような気もしますよね(*^_^*)。 では、こちらこそよろしくお願い致します。 「また会おうぞ」(by 天草四郎時貞 as 沢田研二)
マニアックな憧れ人物ですね。 (僕も人の事言えませんが) 僕だったら柳生石舟斎良いです。 柳生は無刀取りという剣の奥義を極めた人で、その子孫は 代々徳川家の兵法指南役として活躍しました。 憧れとしては信長とか家康、或いは他の大名を思い 浮かべるのですが、coyoteさん同様、野望が有りません。 変わりに個性的な分野をこってり修行したり突き進んだ人 或いは芸術関係の人物が良いです。 利休は頑固に秀吉に歯向かって腹切らされたので嫌です。 柳生の、相手を殺すだけの剣から、素手で相手を制する技 に執心した姿勢に惚れ惚れします。 本阿弥光悦も良いです。
お礼
kamehamehaさん、ありがとうございます。 「兵法の舵は取りても 世の波を渡りかねたる 石の舟かな」 柳生新陰流の開祖・柳生石舟斎ですね。渋いです。 確か、織田信長から領地を没収されてなかったですか? うーん、記憶違いかも知れません。 本阿弥光悦とはまた粋な方を。 ぼくはこの人の功績の中では、書道がいいんでしょうねえ。 本物は見た事ないですがf(^^;)。
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お礼
horagaiさん、ありがとうございます。 北条早雲、いいですねえ。 天から与えられた境遇に満足せず、初代戦国大名としての宿命を 果たしていったという印象がありますねえ。 室町幕府の申次衆のままの人生なら、凡庸な人で終わったんでしょうが、 北条早雲の人生は実に波乱に富んでますよね。 勝小吉。残念です(*^_^*)。 この人の『夢酔独言』を読む予定ですが、まだ未読です。 ここで、少し予備知識を入れさせていただきました。 ありがとうございます。 ああ、早く読みたいなあ!!。。 両人とも渋い選出ですねえ。 えーと、質問にお答えしましょう。 はい。前科一犯ですf(^^;)。 利用規約第16条第13項に抵触したカドで検挙されました。