右ルート、左ルートと2ルートを作ってある場所、東名下り・大井松田―御殿場や上下線の日本坂トンネルは、山間部やトンネルで、以前は渋滞の名所として有名な箇所でした。
交通量を分散させて渋滞解消をさせるために、考えられる手段は『車線を増やす』事が一つの方法がありますが、上記の箇所は山間部やトンネルのため簡単にできない区間です。
大井松田―御殿場区間では、以前は上り線を下り線(右ルート)として使用し、新しく上り線を作る事で渋滞解消を図りました。
地図を見てもらえばわかりますが、下りの右ルート左ルートは隣接していますが、上り線はかなり離れた工事が簡単な所に道を造りました。
日本坂トンネルでは、上下線とも新たにトンネルを掘り、車線を増やして、それぞれ右ルート左ルートにして供用しています。
工事が簡単で工事費を抑える事ができました。
しかし、この方法をとった事で、現時点でのデメリットはパーキングエリアの使用に制限があるくらいです。
大井松田―御殿場の間には鮎沢パーキングがありますが、鮎沢パーキングには従来からある下り線・左ルートを使わなければ利用できません。
また、日本坂トンネルの場合、東京方面への上り線で、日本坂トンネル手前の日本坂パーキングを利用したら、左ルートを通るしかありません。
しかし、ドライブプランをしっかり立てれば、ほとんど影響がないとも言えます。
お礼
なるほど、やはりそれなりの意味があったんですね。 私の場合はいつも左側を通ってしまうのは習性ですね。ありがとうございました。