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「スタンド・バイ・ミー」の死体について

 この間、「スタンド・バイ・ミー」を観てとても感動しました。自分も子どもの頃にこんな体験をしてみたかったと思いました。  ところで、劇中に、汽車に追われることを、大人にならなければいけないということに比喩したり、子どもたちの大人になることへの試練を比喩表現したものがあったと思うのですが、その中でも子どもたちにとって”死体”とは何を意味していたのでしょうか?みなさんの意見を聞かせて下さい。他にもこの映画に関する感想等々もお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gingingin
  • ベストアンサー率31% (7/22)
回答No.1

比喩表現というよりも・・・ 子どもにとって、人間が死んでいる姿を目の当たりにすることって無いですよね。 それが、好奇心だけで探しに出かけて、実際に発見したとき、 つまり目の当たりにしたとき、人間が死ぬということはどういうことか、それを知ったということは、少なからずショックだったと思います。 死生観も持たない、「死体」を見たこともない子どもたちが、「人間の死」を知ったこと。 それだけでも、彼らの中で大きな出来事だったのだと思います。 それを「大人になる」と表現することもできるだろうし、そうでないかもしれない。 観た人それぞれが感じればいいことではないでしょうか。 実際のところ、私は、この映画を初めて観たときは、TVの地上波で吹替え版の放送を観たのですが、 死体が映っているシーンはカットされていました。 最初に観たときの感想は、「ふ~ん」というくらいのものだったんですが、 その数年後に、2回目に観たときは、字幕版でノーカットだったため、初めて死体のシーンを観ました。 それだけで、印象がとても変わり、とても好きな映画のひとつになりました。 少年たちの帰り道、皆が口が重くなって、少なからず精神的に変化があったということが、死体のシーンがあったおかげでとても説得力を持っていました。 ですので、私にとっても、死体のシーンはとても重要な意味がありました。 私は、映画を観て、そこに込められた意味とか意義とか、そういうことは難しく考えないタチで、映画とは考えるものではなく感じるものだと思っているので、どのシーンがどういう比喩表現なのかとかは分かりませんが、私の意見はこんなところです。

Shiro-10
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考になりました。もう一回みてみたくなりました。。

その他の回答 (3)

回答No.4

私も大好きな映画ですv 特にクリス役のリバーが不慮の事故によって亡くなった後 この映画を観るとラストシーンで涙がこぼれます(^^;) 死体については皆さんと同じ意見なのですが 幼少期に両親が離婚したり、亡くなったりして喪失感を味わった子供は その時に「時間軸」をもち 急激に大人びる・・・という話を聞いたことがあります 私見ですが兄を失って「時間軸」も持っていたゴーディが あの冒険で一番早く大人になることの自覚に目覚めていたような気がします ・・・なんか観たくなってきたw

noname#15318
noname#15318
回答No.3

すみません。再びNo2です。 下で、 >たぶん、原作者のキングも、監督のロブ・ライナーも、暗喩を使ってなにかを表現しようということは念頭にないタイプだと思います。 >だからこそ、最高のエンターテイメント映画なんですね。 と書きましたが、その補則です。 たぶん、キングもロブ・ライナーもエンターテイメントを作ろうとして、結果としてそれを効果的にするために(あるいは深くするために)、暗喩を多く使っているということに考えが変わっちゃいました。 だから、暗喩が念頭にない、というのは誤りですね。 すみませーん。

Shiro-10
質問者

お礼

わざわざありがとうございます。

noname#15318
noname#15318
回答No.2

「スタンド・バイ・ミー」は最高の映画だと私は思っています。 もう全部のエピソードが面白くって。 印象的に覚えているのは、主人公の少年が早く起きた朝に鹿を見るシーン。 やはり、一番しっかりしている、リバー・フェニックス(クリス)が泣いて悩みを打ち明けるシーン。 もちろん、汽車のシーンも。 そして、エンディングのリチャード・ドレイファスがパソコンに向かって文字を打つシーン。(本当の友達はあのころにしかできない……みたいな内容でしたっけ?) 死体についてはNo1の方が答えられているように、 >死生観も持たない、「死体」を見たこともない子どもたちが、「人間の死」を知ったこと。それだけでも、彼らの中で大きな出来事だったのだと思います。 というふうに私も捉えています。 たぶん、原作者のキングも、監督のロブ・ライナーも、暗喩を使ってなにかを表現しようということは念頭にないタイプだと思います。 だからこそ、最高のエンターテイメント映画なんですね。 そして、逆にそのことが、私たちにいろいろなことを考えさせてくれる。 だから、Shiro-10さんが、汽車で追いかけられて大人になると感じるのは、全然間違っていないと思います。 ロブ・ライナー作品はどれもオススメですよ。 キングと再び組んだ「ミザリー」は、サイコホラーですが、やはり傑作。 個人的なオススメは、「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」「ストリー・オブ・ラブ」どれもラブストーリーですが。 でも、ロブ・ライナーの代表作、と言うと筆頭に来るのは、「スタンド・バイ・ミー」なんでしょうかね。 http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3273 ということで、なんだかよくわかりませんが、ともかく「スタンド・バイ・ミー」は最高の映画だと。 そして、ロブ・ライナーの作品はオススメですよ、という感じでした。 参考になれば幸いです。

Shiro-10
質問者

お礼

長文ありがとうございます。 『死生観も持たない、「死体」を見たこともない子どもたちが、「人間の死」を知ったこと。それだけでも、彼らの中で大きな出来事だったのだと思います。』ということを考えながらもう一度みてみたいと思います。 私も「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」が好きです。「ストリー・オブ・ラブ」は観たことがないのでさっそく観てみたいと思います。

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