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NFL、イリーガル・フォーメーションの反則について
AFCチャンピオンシップの試合、前半終了間際のスティーラーズの攻撃で、 この日2つ目のベティスのTDランが決まったか、と思われたプレーが、 スティーラーズ側のイリーガル・フォーメーションの反則で取り消されました。 この時、解説の河口正史さんの説明では、オフェンスラインの左側で、TEとWRが同じ ライン上でセットしていたのが反則で、WRは少し下がってセットしなければいけない というものでした。反則を取られたのは、WRのウォード(86番)で、セットした時に TEが自分と同じ位置に居たら少し下がらないといけないのに、それに気が付かなかった ウォードは、ベテランらしくない行為だと言っていました。 私が知っている、イリーガル・フォーメーションというのは、スナップした時に オフェンスライン上に7人以上いないといけない、というものですが、この時の反則は どういうものだったのでしょうか?
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No.1 さんご紹介のURLに答えが載っていますが、もう少し わかりやすく言うと、「 スクリメージライン上では、エリジブル ( 有資格 )レシーバーが2人並んではいけない 」というルールが 元になっています。下に一般的なポジションを示します。 __________________ ← スクリメージライン TE T G C G T SE FL QB FB TB このように、SE( スプリットエンド、WR )は、TEが いないほうのエンドで、ライン上にセットします。いっぽうで TE側のエンドにいる WR は、ラインから一歩下がってフラン カー( FL )としてセットします。これにより、ライン上に 複数の有資格レシーバーが並ぶのを防ぎます。 4ワイドなど WR を増やす場合は、両端の2人が FL と してセットしたり、SE の内側に SB( スロットバック )が 入ります。SB も FL と同様、一歩下がってセットします。 レシーバーを2人並べない理由ですが、有資格レシーバーと 無資格レシーバー( いわゆるラインマン、パスに触れただけで 反則になる )を明確に区別するためです。とくに体格的に ラインと遜色のない TE 側のエンドでは、TE( 有資格 )と OL( 無資格 )を見分けるために、TE の横に WR が誰も セットしないようにしたほうが都合がいいというわけです。 なお、OL の選手でも、プレー前に申告しておけば有資格 レシーバーになることができます。そのとき、オフィシャルは 「 No.71 Eligible Reciever. 」などと声に出して宣告します。 この場合、その選手の隣に TE や SE がセットすることは できなくなります。また、OL には数えなくなるので、その 選手を除いて OL があと5人必要になります。 あと、TE が入る隊形では、TE 側のエンドにいる WR に FL として一歩下がる義務が生じます。ですのでご質問の ケースでは、明らかに WR ウォードに責任がありますね。 自分が左右どちらに入るかはプレーブックで明確に決めら れていますから、TE との位置関係は重要です。
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- kyouto21
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harlanさんのおっしゃるとおりで WR ○○○○○TE QB WR ○ ○ というようにTEサイドのWRが1歩下がっています。 こちらのサイドのWRの方が相手CBとの距離が離れているから テレビで1歩下がっていることが直接確認できなくても、そのような点に注意すればどちらが1歩下がっているか分かると思います。 また WR WR ○○○○○○TE WR QB について WR WR(一歩後) ○○○○○TE WR QB RB といった感じで内側のWRが下がるバンチフォーメーションは ATLやSTLなど様々なチームが実際使用しています。
お礼
やっぱりそうなんですか。 ポストシーズンの再放送などを注意して見ていると、実は、WRの位置がデコボコなんだという事が よくわかりました。 > ATLやSTLなど様々なチームが実際使用しています。 明日のスーパーボールでも見られるでしょうか。
- ultraCS
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どうも、この反則のようですね。 http://www.tokainavi.ne.jp/cgi-bin/column/column.cgi?BD=amefut&ND=149 スクリメージラインの両脇の選手以外は、背番号50-79のプレーヤー(オフェンスライン)でなくてはならないという反則のようです。 でも、だとすると、反則は、本来ラインメンの位置に入ったタイトエンドのような気もしますね。 TD取り消しでもチャレンジもなく粛々と進んだので間違いないんでしょうけど。
お礼
ultraCSさん、今回も私の質問へのご回答ありがとうございます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1748981 ご紹介のサイトの図1 SE TGCGT○TE QB RB RB この場合の説明では確かに、「スクリーメージ上にセットした8人のラインの内、 両側の2人(左のSEと右のTE)を除いた6名が50~79までの番号を付けなければならない。」 と書いてありますが、何故そうなのか理由が書いてないので、すっきりしませんでした。 また、もしこのようなフォーメーションを取った場合、○の選手(TEの左)のポジションは 何になるのでしょうか?
お礼
nidonenさん、今回も私の質問へのご回答ありがとうございます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1748981 > 「 スクリメージライン上では、エリジブルレシーバーが2人並んではいけない 」 このルールは、同じサイドに2人並んではいけないが、ライン全体では2人居てもいい という事ですよね? 両側にWRを1人づつ置いた、こういうフォーメーションを良く見る気がします。 WR ○○○○○TE WR QB ○ ○ この時でも良く見れば、実はこうなっている、ということでしょうか? WR ○○○○○TE QB WR ○ ○ NFCチャンピオンシップの試合を、この点に注意して見ていたのですが、真横から 撮られる事はなく、ほとんどはラインの斜め前方から映されるので、WRがライン上に いるのか、一歩下がっているのか、確認するのは容易ではありません。 一歩下がっているといっても、かなり微妙な距離ですよね? 背番号も見にくいので、TEが行方不明になる事もしょっちゅうです。 また、片側にWRを3人置いたフォーメーションも時々見ます。この時、WR3人は三角形を 作るようにセットしているのには、気が付いていましたが、理由は知りませんでした。 WR WR ○○○○○○TE WR QB 実際に、こういうフォーメーションがあるのか知りませんが、ショットガンのつもりです。 これだと、反則になってしまいますから、前列のWRの内1人は、やはり一歩下がって いるのでしょうか?