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名画座って・・・

先日中央線沿線のある名画座(?)に行きました。 以前観たことのある作品で、楽しみにして行ったのに、 コマ飛び音飛び(?)など、とにかく映画全体が細切れ、という感じで、 とても楽しめるどころではありませんでした。 いちばん楽しみにしていたセリフの部分は(10秒くらいのやりとりですが)スッポリ抜けてしまっていました。 わたしは古い映画は殆ど国立近代美術館フィルム・センターで観ます。 (昨年はフィルムセンターで50本ほど旧い映画を観たでしょうか) こういう名画座というのはあまり馴染みがないのですが、 以前、銀座から並木座がなくなったことなど、旧い名画を上映する映画館がなくなるのは残念に思っていました。 しかし、上映されるのがこのような状態の作品ばかりなら、 客が遠のいても致し方ないと思います。 山田洋次監督の『虹を掴む男』のセリフ・・・ 「快適な座席。鮮明な画面。クリアーな音。 こういうのがあって(そういう裏方さんの努力があって)初めて映画は成り立つんだ!」 わたしは先日のような映画を商品として上映している人には、 映画への愛情などないように思います。 無論上のセリフのようなことは現実には不可能です。 しかしあのようなズタズタの映画を客に見せるという神経がわかりません。 DVDプレーヤーなら即修理です。 名画座になれないわたしですが、 そもそも名画座というのはこのような上映は避けられないのでしょうか? だとすれば消えていくのも仕方のないことと思います。

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  • awahiko
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回答No.2

おこんばんは。というか、おはようございます。 名画座・・・。懐かしい響きですね。 いちご白書、ではないですが「授業を抜け出して時々でかけた」という世代の小父さんです。 当時は、LDもDVDもVHS(ベータ)もなかったんです。信じられないでしょうが、ビデオテープ(70分:という長さのがあったんです)が1本\5,000もした時代に青春でした。 よく出かけました。3本だてで\200位だったかな。 飯田橋の佳作座、池袋の文芸座、大塚の大塚名画、銀座の並木座(ここは平地に椅子があるので、早く並ばないと前の人の頭で画面が見えませんせんでした(笑))、大森の大森エイトン、鶴見の京浜映画、白楽の紅座、自由が丘の武蔵野推理(今の前の建物です)、ニコタマの「二子東急」、渋谷の全線座(今は東急イン:廃館直前の“午後の曳航”が忘れられません)、同じくローズ座(だったかなぁ?:西武B館のならびにありました。ポルノ中心)・・・まだあるけど忘れましたね。記録をつけてあるけど、見てませんから。 閑話休題。話しが逸れて申し訳ない。すっかり感傷的になってますね。 実は、折角のご質問なんですが、何かを問いたいのか、愚痴を仰っているのか、はかり兼ねています。 結論。 今は、名画座の時代じゃない。デジタルニューマスター版なんてのが出ているし、昔のままのフィルムを流せば、それはそれはヒドイものでしょうからね。ただ、行かれた名画座も「古いものなので見苦しい点、ご了承下さい」くらいは、どこかに載せておくべきです。けしからんことです。 余談。 映画って、TVが無い時代は「娯楽」、ビデオが無い時代は「安く=名画座=今の準新作が一週間レンタルってのと似ているのかしら」、ビデオレンタル時代がやってきた、今はニューマスターとかにこだわらなければ“風と共に去りぬ”や“シャレード”なんかが\450くらいで買えちゃう。だから「買う時代=家で(ホームシアターとまでは行かないまでも)観る」んだと思います。 余談の余談。 私の場合、映画館に足を運ぶのは三つの理由の時だけです。 1、友人・知人に誘われた。 2、大画面でどうしても観たい(これもシネコンなんかがボコボコできていて、大画面、という希望も失われつつありますね) 3、どうしても集中して観たいとき。 長くなりました。 ご参考まで。

noname#14995
質問者

お礼

いろいろなお話お聞かせ下さって、ありがとうございます。 確かに「質問」として、何を言いたいのか、要領を得ませんね(苦笑) つまり、名画座という場所に殆ど足を運んだことのない、 ビデオ世代のわたしですが、DVDでもビデオでも観られない作品は、 かかってる館で観るしかないわけですが、 所謂名画座といわれる映画館の上映作品が、上記のような状態で上映されることは日常茶飯事であるなら、 やっぱり行く気はしないし、 フィルムセンターのような特定の場所でしか観られないなあということで、その辺りの事情をお聞きしたかったのです。 今回観た作品は最初にフィルムセンターで観ました。 『女性に関する十二章』です。 これはビデオもDVDでもセルレンタルもありません。 もしこの作品を先日初めてあそこで観たなら決して「好きな作品」には ならなかったでしょう。

その他の回答 (6)

  • asato_ai
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回答No.7

>名画座といわれる映画館の上映作品が、上記のような状態で上映されることは日常茶飯事であるなら・・・ 日常茶飯事ではないです。 運が悪かったかフィルムが少なく古くあまりに上映機会が多かった作品だったか・・・ということでしょう。

noname#14995
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 わたしは本当に実情を知らないので、 先日の上映に驚いています。 ですから今後「名画座」に足を運ぶかどうか決めかねています。 確かに先日のような上映が「当たり前」であるなら、 成り立っていくはずないと思います。 「当たり外れがある」「賭けのようなもの」なのでしょうか・・・

noname#14995
質問者

補足

残念です。 先程映画館の掲示板に、『書き込みを削除されたことを遺憾に思う、 客の意見、感想でも、耳の痛い指摘は「誹謗。中傷」にあたると判断されたとしたら器量の狭い話しだと』更に書き込みをしたところ、 間もなく削除されていました。 これが『名画座』の実体か・・・・

  • asato_ai
  • ベストアンサー率22% (55/241)
回答No.6

#5ですが再登場させて下さい。 名作戦争映画 「大脱走」の謎のフィルムというのがあって先日、再公開されるまで配給されてないのでフィルムは日本に無いはずなのに、でも上映されることがありました。 そのフィルムは主演のスティーヴ・マックィーンがクライマックスでオートバイで鉄柵を飛び越えるシーンが本当は2回あるのだけどフィルムが痛んでて1回のジャンプシーンしかない有名な謎のフィルムなのです。 DVDもビデオも無かった時代というのはそういう状態であってもその映画を見れること自体が奇跡だったのだと思います。 きれいでノイズの無い画面を見たい人っていうのはDVDでデジタルリマスター版を見る方が安いしいいのかもしれないですね。 私は映画好きでDVDやビデオでも見ますが映画館やホールなどで上映されるのを見たのでなければ「見た本数」に入れないのです(笑

noname#14995
質問者

お礼

>私は映画好きでDVDやビデオでも見ますが映画館やホールなどで上映されるのを見たのでなければ「見た本数」に入れないのです(笑 お気持ちわかります。 本当に「映画」がお好きなんですね。 けれどもくどいようですが名画座はそれを商売として(無論それ以上の文化的意義もありますが)上映する以上、 愛好家、断片でも構わないというお客さんに、 甘えてはいけないと思うのです。 客としては如何でしょうか・・・

noname#14995
質問者

補足

ここに質問したのと全く同じ内容の書き込みを、客の立場からほぼ同時間に、 その映画館のHPのBBSに書き込みをしました。 そこには、どこにでも書かれているように 『※誹謗、中傷など、不適切だと考えられる書き込みは削除させていただく場合があります。みなさまが気持ちよくご利用いただけるよう、ご協力お願いいたします。〔R〕』と注意書きがありました。 わたしは客として率直な感想を書きこみましたが、 案の定この質問と同日の書き込みは、翌日に削除されていました。 このことについて、どのようにお考えかお聞かせ願えれば幸いです・・・

  • asato_ai
  • ベストアンサー率22% (55/241)
回答No.5

中央線沿線って飯田橋ギンレイホールですか? まだ残ってるんですよね!!!(^O^) 名画座は学生やお小遣いの少ない人たちに映画を安く見せてくれる劇場です。 何を上映してたのかしらん??? 名画座はロードショーで何回も上映されたフィルムを持ってきますから上映状態は悪いでしょう。 昔ある名画座で東映の古い作品を見てたら上映時間と20分ぐらい差があってストーリーも飛んでる(すごい!)。 終わった後、映画館の人に聞いたら「古い作品なのでフィルム状態が・・・」ということで「しかたないかな」と思いました。 程度がひどければ名画座も配給元にクレームつけてもいいと思いますよ。 しかし古い作品などでフィルムも1本を全国廻してるなんてことも実際あるんじゃないでしょうか? さすがに20分も短かったのはその体験後はありませんが区民会館などの上映だとカラー作品が白黒作品(フィルムの色が落ちてる!)になるんだから映画フィルムってすごいと思いました(笑) でもDVDやビデオで味わえないスクリーンで映画を見れる・・・ それだけで私は幸せですが・・・・・ 名画座頑張れ!!!(^O^)

noname#14995
質問者

お礼

>名画座頑張れ!!!(^O^) その気持ちはわたしも同じです。 何を以って映画への愛情とするかは人様々ですね。 しかし >でもDVDやビデオで味わえないスクリーンで映画を見れる・・・ それだけで私は幸せですが・・・・・ ・・・は客の側としては、どのような価値観で観ようとも他人の容喙すべきことではありませんが、 わたしは上映する側には今回のわたしのケースやお答えのような上映は映画を愛するプロの仕事とは思えないのですが・・・・ 失礼がありましたらお詫び申し上げます。 貴重なご意見ありがとうございました。

noname#14995
質問者

補足

>昔ある名画座で東映の古い作品を見てたら上映時間と20分ぐらい差があってストーリーも飛んでる(すごい!)。 >カラー作品が白黒作品(フィルムの色が落ちてる!)になるんだから映画フィルムってすごいと思いました(笑) なるほど! 決して皮肉ではなく、 そういう状態すら楽しまれてしまうって、「すごい」というか、 どのように映画を楽しむかもほんとうに人それぞれだなあと 考えさせられました。

  • ismael
  • ベストアンサー率33% (228/687)
回答No.4

名画座でピカピカのフィルムを見ようとは思いませんがちょっとひどいですね。私は主に70年代に東京の名画座には散々世話になりましたがここまで劣悪なフィルムに出会った記憶はありません(普通なら廃棄処分されているような状態ですね)。 でも映画会社が名画座に意地悪することも有るので全面的に名画座側が悪いのかなあという疑問もわいてきます。

noname#14995
質問者

お礼

>名画座でピカピカのフィルムを見ようとは思いませんがちょっとひどいですね そうなんです。 全くわたしの言いたい事はこれなんです。 ビデオで戦前の映画を観る際に最初に断り書きのテロップが流れますよね。 しかし・・・ >ここまで劣悪なフィルムに出会った記憶はありません(普通なら廃棄処分されているような状態ですね)。 そうなんですよ! わたしの言いたい事を代弁してもらったようなものです どうもありがとうございました。

noname#14995
質問者

補足

ANo.6さんの補足に書いたことについて 何かご意見が伺えれば幸いです。 失礼致しました。

  • deepsfx
  • ベストアンサー率48% (211/433)
回答No.3

名画座というのは、上映された(不要になった)映画フィルムを譲り受けて、安い金額で上映する場所です。 上映された後のフィルムですので、当然ながら消耗していて、状態は良くないです。 映画フィルムは簡単に入手できるものではありません。新しいものを入手するということは「ニュープリント」をつくるということですから、それだけで特別興行ができます(そういうのが時々ありますよね)。その場合、お金がかかっているわけですから、当然ながら正規の金額で上映するということになります。 もともと名画座というのは、ビデオやDVDがない時代、見ることができない古い作品を非常に安い金額で見せてくれる貴重な場所だったわけです。 現在では、古い映画を観るという機会は、ビデオやDVDが与えてくれますし、画質もいいですから、その価値が薄れてきたということはあるでしょう。館数が減ってしまうのは仕方がないことですね。ただ、今でも、古い作品をスクリーンで見せてくれる貴重な場所だと思います。映画はスクリーンで観るのとTVで観るのとでは印象が全然違いますから。 フィルムセンターは、映画の保存事業として運営している施設ですから、フィルムの状態に気を使っていますし、お金もかけています。名画座とは主旨が違うのですよ。

noname#14995
質問者

お礼

なるほど。 わたしは映画は (1)ビデオ (2)新作は普通の(?)映画館 (3)古い名作はフィルムセンター 以上しか知らない人間なので「名画座」というものの実情を知らないのです。 他のお礼にも書かせて頂きましたが、 こういう劣化したフィルムの上映が避けられない(珍しくない)ということなら、「わたしは」今後「名画座」には行かないと思うのです。 明快なお答えありがとうございました。

noname#14995
質問者

補足

>名画座というのは、上映された(不要になった)映画フィルムを譲り受けて、安い金額で上映する場所です。 複数のお答えに、「安く観られる場所」というご指摘がありましたが、 これもわからないのですが、 今回のような一般1200円というのは、果たして「安く見られる」という範囲に入るのでしょうか・・・

  • breeze04
  • ベストアンサー率27% (26/95)
回答No.1

当たり前ですよ。DVDと違ってフィルムテープなので使えば使う(上映回数が増える)ほど磨耗しますから。いわゆる、記録媒体の限界ですね。

noname#14995
質問者

お礼

早速のお返事ありがとうございます。 >当たり前ですよ。 ということは上記のようなズタズタの作品でも商品にするのが 名画座であるということですね・・・

noname#14995
質問者

補足

>いわゆる、記録媒体の限界ですね。 今回の映画はアナログ盤のランクで言えばCかDですね。 ジャズ喫茶などではレコードが擦り切れたりすると何枚も新しいものに交換します。それはいわゆる、記録媒体に限界があるからです。 しかし名画座は擦り切れたレコードをいつまでも掛け続ける店と同じ、ということですね。

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