今までの司法試験の合格者数では、
東大、京大、早稲田、慶應、中央の5校が
全合格者の7割以上を占めています。過去に
おいては、9割を超えていました。異常な
独占率であったため、最近になってようやく
見直されてきたのですが。とにかく司法試験に
合格してそれなりに活躍したいのであれば、
上の5校のどれかにまず入学することが、
キップだと思ってください。また、上記
5校に入学できるぐらいの偏差値がなければ、
東大に入るよりも狭き門といわれている、
司法試験に合格するのは難しいと思ってください。
よくみる合格率については、色々数字上の
マジックがあり国立大学が上位に来るように
うまくいじってあるので危険です。合格率と
いうのは、一人だけが受験して一人が合格すると
100%になるわけですから・・・。
ですから、よく見かける合格率というのは、
合格者数が10名以上の大学とされています。
合格率
新潟 3.50%
金沢 3.00%
千葉 2.88%
熊本 2.70%
中央 2.49%
↑名門の中央大学が無名の国立よりも低い結果に
なってます。ですが法学部生100人あたりの
合格者数でみるとこんな感じになります↓
中央 7.93人
金沢 2.87人
千葉 2.27人
新潟 1.79人
熊本 1.56人
つまり、国立大学の場合、東大と京大を除いては、
在籍している法学部の学生のなかでも司法試験を
受験する人が少ないんです。逆に東大、京大、
早稲田、慶應などの有名大学の場合、桁が一つ
違う受験者数が受験するんです。
また、司法試験においては受験者数の数も、
参考にしてください。司法試験というのは
最難関試験なので受験をするだけでも値打ちが
あるといわれてたときもあります。
司法試験に強い大学というのは合格者の多い
大学でしょうね。