対面キッチンの前上にたれ壁？

質問

いつもお世話になります。今月末に新築着工予定の者です。対面キッチンで接するＬＤは吹き抜けで天井は木材を貼る仕様にしています。ところが、工務店から対面キッチン部を変更するとの連絡が入りました。建築確認申請をしたところ、「調理室とその他の部分とが一体である室の内装制限」にひっかかるため、対面キッチンの開口部に最低５０ｃｍのたれ壁をつけなければならないというのです。建築基準法第３５条の２「特殊建築物等の内装」に該当するということで、初期火災の拡大を防ぐためにたれ壁を設けなさいという規則なのだそうですが・・・。キッチン部は２ｍ５０ｃｍの高さなので、流し台や調理台の前に天井から５０ｃｍのたれ壁のある対面キッチンなんて全然オープンなキッチンにならないと思うのですが・・・。なお、コンロはＩＨにする予定でコンロ前は全面壁です。ＩＨでもこの制限にひっかかるのでしょうか？また、たれ壁を設けなくてすむアイディアなどありましたら、アドバイスをよろしくお願いします。

回答No.4

exclusive · ベストアンサー

建築基準法第３５条の２、同条施行令第１２８条の４第４項に該当する内容です。
「特殊建築物等の内装」という項目なのですが、第４項の場合は特殊建築物ではない「階数が２以上の住宅で最上階以外の階に調理室を設けた部屋（主要構造部が耐火構造のものを除く」という部分に該当します。
もっと簡単に言うと、２階建の木造住宅の１階にある台所（火気使用室）には内装制限が掛かってくる訳です。

結論から言えば、内装制限に掛かる部分は準不燃材料以上で内装仕上げをしなければいけません。（床から1.2M以上の壁と天井部分）
準不燃材料以上とは石こうボード下地に準不燃認定のビニールクロス貼りにしなければいけません。（天井に木材を貼る仕様には出来ません）
上記の仕上げにすれば垂れ壁は不要になります。

ガラス壁も不燃材料なので、垂れ壁の代わりにはなるのですが、天井は石こうボード下地に準不燃認定のビニールクロス貼りにしなければいけないのは同じ事です。（木材を貼る事は出来ません）

＞ＩＨでもこの制限にひっかかるのでしょうか？
との疑問はもっともだと思います。
確かにＩＨコンロ部分は火を使用しないので安全なのですが、魚焼き器のロースター部分が電熱ヒーターを使用しているので、火災になる可能性があるというのが理由です。

これは各特定行政庁によって見解が異なるので、ＩＨコンロでも内装制限に掛からない自治体もありますが、私の経験上どちらかと言えば内装制限に掛かる自治体の方が多いと思います。

回答No.5

yosiboh100

キッチンに下がり壁という考えではなく、
コンロ周りに下がり壁という風に考えれば、
仕切られたコンロのところに下がり壁を設け、流しの前は、コンロの外と位置づければできると思います。

プランがわからないので、確実とはいえませんが、
また、コンロからの水平の距離も指定されている場合もあります。

下がり壁もクロスではなく、デパート等にある網入りガラスでもＯＫになる場合もあります。

確認機関の考え方、法の文章の捕らえ方にもよりますので、建築士に相談に行ってもらったらよいと思います。

しかし、基本的なことなので提出前に気づかなかったのは少し頼りない気もしますが‥‥

でも後で考えると何でこんな間違えしたんだろう？
と思うことは多々ありますので、あまり、他人のことは言えませんね。

回答No.3

missPIGGY

内装経費の面で言ってもキッチンとＬＤの境に下がり壁（垂れ壁）を造るのが一般的です。（設計段階で業者が何も言わなかったのが不思議ですが・・・）
通常キッチン以外の部屋は防火仕様でなくても良いものが、壁で区切られていないために全て防火仕様にしなければならないのは勿体無いですから。
もしどうしても下がり壁を造りたくなければ、ANo.1さんのおっしゃるようにクロスに変更するしかないと思います。
ですが、下がり壁を造っても決して違和感はないと思いますよ。
（現段階でコンロがガスやIHという区別による規制にはなっていないので、IHでも関係ないです）

回答No.2

nabituma

垂れ壁はガラスでも良いはずです。
あまり圧迫感はありませんよ。
法律上しかたありません。
やめるならば内装制限でLD側も防火指定のある壁材、天井材を使うことになります。

回答No.1

fcat

我が家は現在、新築工事中で春に完成予定です。
勾配天井の対面キッチンなのですが、
全く同じ「内装制限」に引っかかりました。
たれ壁は作りたくないし、
オープンなキッチンを優先したかったので、
天井は木材でなくクロスに変更しましたよ。