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エウレカセブン(第36話ファンタジア)セリフの裏
知的な方教えて! エウレカセブン第36話ファンタジア で ノルブがデューイに対し[ラスコーリニコフにでもなるつもりか?]ってセリフがありました。 おそらく「罪と罰」の主人公を指していると思うんだけど、本じっくり読んだことないので 今ひとつピンとこない。これどういった比喩なのでしょう。
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質問者が選んだベストアンサー
デューイがコーラリアンを殲滅しようとしている事に対してでしたっけ? うろ覚えですが… 「罪と罰」の主人公のラスコーリニコフは、 ・貧しい学生である。 ・老婆の営むアパートに住んでいる。 ・毎月の家賃の支払いにも苦慮している。 で、 ・ある日老婆から家賃の支払いを催促される。 ・同時にどうしても欲しい本だったか時計だったかがある。 ・老婆が大金を持っている事を知る。 ・葛藤した挙句に、老婆を殺害して金を奪う。 で、その葛藤の内容が、 ・老婆には知り合いもおらず、金の亡者のごとく金を溜め込んでいる。殺されて当然である。 ・その金は自分に本を買うなどする方が、世の中にとって正しい使い方である。 と、自己欺瞞を重ねて理由を自己正当化していき、最終的に「人を殺してはならない」という一線を超えてしまう内容です。 その後、犯した罪に対する後悔をし、罰を受ける事でラスコーリニコフにとっての世界のありようが変わって見えるようになる(だっけ?)…と話は続きます。 -- ・デューイはコーラリアンが生命体であると認識しており、コーラリアンを殺す事による罪を本心では理解している。 ・そういう事を押し込めて、コーラリアンへの攻撃に報復である、人類が生き残るためであるとの理由をつけ、正当化している。民衆の支持と力を得ようとしている。 …って事じゃないかな?と思いました。
お礼
大変詳しいご返答ありがとうございます。 大変勉強になりました。 最近のアニメーションって漫画も含めて本当にふかいですね。