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なぜ演歌は北が大好きなのでしょうか?
北の宿、北の酒場、北の通りetc 演歌のタイトルというかサビ部分にはどうも北が多いです。(それに付随して雪も多いと思います) なんで北ばかりなのでしょうか? それとも私が知らないだけで、東西南北満遍なく曲になっているのでしょうか? 南の島にいってトロピカルジュースを飲む演歌もあるのでしょうか? どなたか教えてくださいませ。
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「なぜ演歌は北が大好き・・・?」 仰る通り 「演歌と北」は密接な関係があるように思います。 circretさんが挙げられた曲の他にも「北帰行」「津軽海峡冬景色」などが すぐに思い浮かびます。 また 曲名だけではなく 歌詞にも「北」が頻繁に出てきます。 △「赤いハンカチ」 石原裕次郎 北国の春も行く日 俺達だけが・・・ △「夕日が丘」 石原裕次郎 浅丘ルリ子 幾つか越えた北の街 ・・・ 思うに 「北」の気候的・地理的要因がもたらす独特の「寂寥感」や「悲哀感」が 演歌が数多く取り上げる「別離」や「破恋」「怨念」「無常感」などと親和性があるのではないか・・・と推察しています。 「北」と「冷」の相関関係も見逃せません。 例えば 秋になると 多くの人は「人恋しい・・・」云々ということを言います。 肌寒くなると なぜか淋しくなり 誰かを求める気持ちが生じてきます。「冷」が「寂寥感」を誘発するわけです。その「冷」は「北」が本場です。 「北」=「冷」=「寂寥」→「演歌」 わたしの内面ではこのような相関関係が揺曳しています。 「黒い瞳」「トロイカ」「赤いサラファン」などのロシア民謡の持つあの寂寥感も「北」の大地の産物だと思います。 また 北欧フィンランドの人々が 日本の演歌に共感を示すというエピソードも 興味深いものがあります。 「北と歌謡曲」に関連のある回答を下記でも投稿しましたので ご参照ください。 http://okwave.jp/kotaeru_reply/php3?q=1839354
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- altosax
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ふたたび失礼します^^ > ガセビアだったのでしょうか、あれは。 あ、ほんとですね! ウイキペディアの文章によるとたしかに最初の演歌は政治的な演説歌だったことが書かれていますね! 大衆歌謡として根付いた時には、似ても似つかない男女の絡みとか親分子分の浪花節テーマばかりになってしまったんですね。 >ふむふむ。韓国由来説ですか こっちのほうがガセ濃厚みたいです^^; 同じウイキペディアには逆のことが書かれてました。 ひとの又聞きはみだりに流しちゃダメですね(反省) でも、いろんな説をより多くあたってみたいですね! 韓国で演歌のことをトロットと呼ぶ、というのは戦前の日本で洋楽のことをひとまとめにフォックストロット、と呼んだのと似ていて関係があるのかどうか面白そうです。 > ぜひとも氷川きよしには東西南北メドレーをつくってもらいたいものです。 そですねー! 「壮大なスケール」で「カラっと明るい陽気な演歌」といえば三波春夫が得意としていましたので、東京オリンピックや大阪万国博の頃のレコーディングを丹念に探していくと、お望みのような作品があるかもしれないですね? (シングルB面のみ、アルバム収録なし、とか^^) >北欧フィンランドの人々が 日本の演歌に共感を示すというエピソードも 興味深いものがあります !これは、私もピンと来たものがあります。 数年間探していて、いまだ回答が来ないんですが。 戦争中~戦前に過ごしたご老人の間で当時さかんに「イーレンプ…」という歌い出しのデンマーク(らしい)の歌が歌われたんですが、その歌の素性をずっと私も追い求めています。 (まともな音階で歌われているのを聞いたことが無いので不明なのですが、演歌が政治的演説歌だったならば、その元祖の阿保陀羅経のような歌い方の老人を数名聞きましたので、北欧・政治演説・演歌、の筋があぶりだされるかもしれませんね!)
- heisenberg
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No.4です。訂正です。 参考URLが間違っていました。「_reply」の部分は削除です。 正しくは下記です。ここのANo.10をご覧ください。 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1839354
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
こんにちわ♪ いいですねえ~^^ 私も#2さんに同じく、ご質問のタイトルだけでうれしくなりました。 「演歌」という単語が、「歌謡曲」の中で定着したのは驚くほど新しくて、昭和も四十年代以降ぐらいになってから、という話しを教わった事がありました。 #1の方が参考URLで示してくださっているペギー葉山(ジャズ歌手ペギーリーにちなんだ芸名)の「南国土佐を後にして」は当時ジャズ歌謡とさえ言われていました。 そこで、これまた私も勝手な推測なんですが^^ 演歌の構成音階は、どれみそら、という5音音階で、4番目のふぁ、と7番目のし、が抜けていることから「よなぬき(47抜き)音階」と呼ばれています。 これは日本古来からあったのかと思いがちですが、実は朝鮮半島から渡来した日本では新しい部類の音階だとも言われています。 (例えばお正月にさんざん聞かされた「六段のしらべ」や「さくらさくら」なんかは、演歌よなぬき音階ではないことがわかりますね!) そこで、なんだか距離的または緯度的に朝鮮半島と重なる地域がモチーフになっていることが多いのではないか?と私は心ひそかに思っています。 (南では韓国に近い北九州の玄海灘なんかは演歌の大好き地域のひとつですね!) 演歌の精神的みなもととされる朝鮮半島の「ハンのこころ」は、アメリカでの「ブルースのこころ」と同類で、耐え忍ぶうらめしさ、みたいな精神らしいですよね。 こういう心は世界のどこの国へ行ってもありそうですが、意外と日本では江戸時代が比較的平和に繁栄してしまったせいか、日本古来の恨み節、というものが演歌以前にはおおっぴらに歌い栄えたことがないみたいなんですね。 >南の島にいってトロピカルジュースを飲む演歌もあるのでしょうか? もともと演歌は日本の音楽では新しい部類だと考えると、21世紀演歌を支える大黒柱的存在に成長してくれた氷川きよしにこれ、是非、やってもらいたいですね!! (太平洋戦争で日本がもし勝ってしまってたら、昭和にはこんな歌がいっぱいあふれたかもしれない、と思うとまたロマンですね…と書いたその場でそういえば戦争中の軍歌にはラバウル小唄などよな抜き音階で豊富にあったぞ!と思い出しました。これらは戦意高揚のために勇ましく歌うので軍歌であり演歌とは呼びませんが、音楽的構造は同じ音階ですね!)
お礼
ふむふむ。韓国由来説ですか。私はいままで大正時代の演説禁止逃れの一環としての、演歌、から発生したものだと思っていました。ガセビアだったのでしょうか、あれは。 たしかに氷川きよしなら歌ってくれそうですね。ぜひとも氷川きよしには東西南北メドレーをつくってもらいたいものです。
- xxmoonxx
- ベストアンサー率28% (39/138)
> 南の島にいってトロピカルジュースを飲む演歌もあるのでしょうか? 爆笑しました。おもしろい質問ですね。 全く詳しくないので、個人的な意見になりますが 演歌というのは辛い境遇や気持ちに耐える内容の曲が多いと思います。 なので暖かい地方よりは、生きていくには厳しそうに感じられる 北や雪といった言葉が似合うのではないでしょうか。 といった回答をしつつのほほんと暮らすわたしは札幌在住です。 そんなに厳しくもないですよー?(笑)
お礼
ありがとうございます。辛いといえば南国も辛いと思うのですが。 誰か壊れたクーラーの前で呆然としている演歌を歌ってはくれないでしょうか。
- 1991L5
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お礼
ありがとうございます。できれば他の演歌も教えてくださいませ。まだまだ北が圧倒的優勢を保っています。
お礼
ふむふむ。冷たさ起源説ですね。私は寒いと人肌よりも電気ヒーターを求める気持ちが生じるので、詳しいことは理解できませんが、一理はあるかもしれません。 フィンランドの人に演歌がわかるなら、ノルウェーでもデンマークでもスウェーデンでも通じそうな気がします。どこかの学者が実験していないでしょうか。