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長期国債先物の価格について
証券会社のHPのトップページに、日経平均株価やTOPIXなどとともによく長期国債先物の価格がのせられています。だいたい長期国債先物の価格は137円近辺を動いています。そこで疑問に思ったのですが、これはどういう意味かよく分かりません。私は国債の額面が100円かと思っていて、それにしては137円という価格は高すぎるなどと思い、混乱しています。 債権初心者で申し訳ございません。回答よろしくお願いします。
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長期国債先物は残存10年、クーポンレート6%で100円ということを仮定しています。 ご承知のように、債券は、利回りが低下すると価格が上昇する、逆に利回りが上昇すると価格が低下するという逆相関の関係にあります。 現在の新発10年債(クーポンレート1.5%)の利回りは1.44%程度ですので、その分、かなり価格が上昇しなければなりません。よって、現在は137円云々まで価格が上昇しているのです。 つまり、仮に、10年債の利回りが上昇し続けて6%になると、先物価格も100円まで低下すると考えられます。 もともと、長期国債先物は1985年から取引が始まったのですが、その当時の10年債利回りが基準になっています。 下に、東京証券取引所の国債先物のページをリンクしておきます。ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもよく分かりました。また、機会があったらよろしくお願いします。