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敗者のゲームを読みかけのまま迷ってます???

ここで紹介されていた、敗者のゲームを今読んでいます・・・ まだ1/3くらいしか読んでないのですが、妙に歯につっかかった様な疑問があるので教えてください。 S&P500って要はTOPIXとか日経平均みたいなもんですよね?いろいろ努力して保有銘柄をこまめに組み替えてもインデックスに勝てないと言う事だと解釈してます。 (質問) 1.この本がかかれた頃のS&P500グラフはマクロ的に見ると終始上向きの線を出していたのですか?それともS&Pグラフが上向きの時はその上昇率以下でしか儲けず、下向きの時はその下降率より多く損をしてしまうとの解釈なのでしょうか? 2.細かな相場の変化は読めなくても、大きな相場はプロの方なら分かると思います。インデックスが最強なら、上げ相場の時はインデックス的な投資を行い、下げ相場の時は利率は悪くともリスクが少なく換金性の高いものに投資して上げ相場を待つのが最強のきがするのですが・・・やっぱりインデックスが最強なのでしょうか? どうもこの本の書かれた時の背景と自分のファンドに対する知識不足で、本のメッセージを吸収できていません。 アドバイスをお願いいたします<(__)>

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noname#19624
noname#19624
回答No.3

#2です、補足します。 大変失礼しました、私の勘違いがありましたので、もう一度・・・ 信託報酬が高い理由で無理に運用成績を上げる事はしないと思います。 さわかみファンドなんかはノンビリ運用をしていて、調整局面を待ち構えています。 現金比率30%と言う、他のファンドでは見られない現金の多さが挙げられますが、むしろ、ガツガツ株を買えば、株価下落局面に突入した時に株が買えなくなる為です。 一方、日本○戦○ファンドは運用成績向上を目指してIT株を組み込んだと思いますが、信託報酬よりも運用成績の方が重要だと考えたのでしょう。 ですから、信託報酬が高いから無理をしたとは思えません。

u-sun
質問者

お礼

重ね重ねありがとうございます。 おかげで本をより興味深く読むことができます。投資って奥が深いですね!

その他の回答 (6)

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.7

効率的市場仮説(簡単に言えば、頭を悩ませて運用しても、長期的にはS&P500やTOPIX等の市場平均には勝てないという説)に基づいている本としては、「敗者のゲーム」と「ウォール街のランダムウォーカー」が有名なのですが、「敗者のゲーム」は、「ランダムウォーカー」よりは、多少効率的市場仮説からはずれるような事も書いてあるので、ひょっとしたら混乱しやすいかも知れませんね。 1.厳密に言えば、S&P500が上がっている時にそれ以上に上がったファンドがあったとしても、そのうち、S&Pが上がっている時にそれ以下しか上がらなかったり、あるいはS&Pが下がっている時にそれよりもたくさん下がったりして、いつかは「貯金を吐き出してしまい」、S&P並み(信託報酬や売買手数料を払う前)になってしまうという意味です。 お分かりかも知れませんが、念の為。 2.効率的市場仮説が、細かい話を別として、資金運用理論の基礎中の基礎として生き残っている最大の理由は、実際に数字を検証すると「この世の中に運用の巧拙があるとは到底思えない」という結果が出るからです。検証する場合は、長期でかつ数多くの運用成績で調べる事が望ましいので、投資信託の成績がよく使われます。ですから、プロの世界にも「うまい・へたは無い」という意味です。この仮説がアメリカで脚光を浴びたのは1970年代ですが、それ以来何度検証しても結果は同じようなものなので、本の書かれた時の相場がどうであったか、とは関係がありません。 また、長期的にみると、株は現金よりも利回りの高い商品なのは明らかなので、「株価の予想は無意味」というその仮説に基づけば、下げ相場の(と思い込んだ)時に現金比率を上げるのは、確率的に、わざわざ利回りの高い商品を手放す事になります。銘柄選択であれば「やっても無駄」で済みますが、現金比率を上げるのは、明らかに「市場平均を下回る」確率を高くします。 尚、厳密には、効率的市場仮説は、「誰もが必ず市場平均並の運用結果になってしまう」という意味ではありません。全く偶然で決まるゲームでも、膨大な数の人でやると、勝ち続ける人は必ず出てきます。勝ち負けの出方とか、勝ち続ける人の出る比率とかが、偶然に勝っただけだと仮定したのと、違いが見られない、という意味です。ピーターリンチの存在と、効率的市場仮説は、矛盾しません。ですから、さわかみファンドが、必ずTOPIXに負ける、という事にはなりません。理論が言っているのは、「現金比率を高めるのは、明らかに市場に負ける確率を高める」、「さわかみファンドが、最終的に相場をうまくあてたように見えても、ただの偶然だったのか、うまかったのか、区別がつかない」という事です。 因みに、何故市場平均を上回れないかというと、市場が効率的だからで、何故効率的かというと、皆がなんとか儲けようと必死に銘柄やタイミングを図るからで、でもそうすると、結果的には銘柄・タイミングを悩むのが無意味になってしまう、という非常にパラドキシカルな状態といえます。中々不思議な世界でしょう?(そんな事が書いてあるWEBを参考URLに入れておきます)でも、これまでのプロの長期的な運用結果を検証すると、全体としては、そういう仮説が(100%ではないが)正しい、という結論に、今の所なっているのです。

参考URL:
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/24045639.html
u-sun
質問者

お礼

丁寧な解説ありがとうございます。 なんか「複雑系」とか「カオス理論」に通じる物がありますね。。。 勉強すればするほど謎が深くなる世界のようですね(^^; しっかり勉強して、自分の考えをもって投資できるようになりたいと思います。 この本を興味深く読めるようにしていただき、大変感謝しています。ありがとうございました。

  • mitigusa
  • ベストアンサー率47% (613/1300)
回答No.6

直接は 関係ないですが http://gakusei.enjapan.com/2007/pro_view.php?NEXT_x=1&company_id=00040064&research_id=40015 参考にしてみて下さい。

u-sun
質問者

お礼

こういう自分でありたいですね。 興味深く読ませてもらいました。ありがとうございました。

回答No.5

1.そうですね。 2.逆です。 インデックスは最強の守りだが、攻撃できません。 これについてはほかの投資指南書的な本に書いてます。 これ一冊ではなくて、ほかの投資バイブル的な本を3冊、違う視点から選んで読んでね。 最強なのは、投資の仲介をしている人です。 彼等に損はありません。

u-sun
質問者

お礼

最強の守りってなんとなくわかりやすいです。 他の本もこのあと読んでみますね。投資について勉強することってほんと人生において大切なことと思います。ありがとうございました。

  • Trane37
  • ベストアンサー率51% (460/888)
回答No.4

>インデックスに勝てないと 何年も継続しては、勝てないということですね。 1.はそのとおりです。 2.大きな相場か否かはプロでも分かりません。 もし分かったとすれば、そのとき大きなレバレッジをかけて先物を継続して買い建てれば良いので短期間で大金持ちになれます。 株価が予測不可能だとすれば、マーケットタイミングを計ることは不可能です。 また、キャッシュポジションを過大に持ち続けると、投資機会の逸失につながります。 例えば現在のさわかみ投信は大きくTOPIXをアンダーパフォームしています。

参考URL:
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=c&c=&k=c3&t=6m&s=71311998&l=on&a=&p=&z=m&q=l&y=on
u-sun
質問者

お礼

やはりインデックスって(ある意味)最強なんですね。。。 ありがとうございました。

noname#19624
noname#19624
回答No.2

ファンドマネージャーをFMと略します。 >高い信託報酬の枷を背負って成果を出そうとすると、 >無理を生じミスにつながるとの解釈でよいのでしょうか? 資金的に無理をしている訳ではないと思います、何故なら、どんなファンドでもITバブル時であれば1950日本電設工業を買えた筈です(例の野○日本○戦○ファンドならこの当時に確実に買えた筈です)。 このITバブル当時の株価が400円割れを実現していた為、私は割安と判断しました(JR東日本の工事を中心にした企業なので、潰れる心配がない)。 しかし、この当時は電設工を買わずに9984ソフトバンクを買って喜んでいたファンドがあります。 ミスの例を挙げると野○日本○戦○ファンドの場合は、ITバブル時にIT銘柄に集中させてしまった為に、ファンド保有のソフトバンクなどの株価がバブル崩壊に伴って株価が暴落してしまたのです。 しかも信託報酬年1.995%は基準価額を押し下げる要因でして、一時は2003年には基準価額が4000円を割り込んでしまいました。 この場合は明らかにミスの例です。 しかし、ミス以外にも本来はインデックスとは米国では「ウォーレン・バフェット」「ピーターリンチ」など、最強の投資家やFMのポートフォリオ平均とも言えます。 だから、プロと言えどもインデックスと言う「最強の投資家の平均」に勝つ事が難しい現実があります。

u-sun
質問者

補足

>最強の投資家やFMのポートフォリオ平均とも言えます。 締めようと思ったのですが、今後ここを参考にされる方のために一言。 一番分からなかったのが上記のくだりでした。あと、誤解していたのがS&P500のグラフそのものが損益をあらわすグラフと思ったことです。例えば「グラフが100ドル上がれば100ドル儲ける」「100ドル下がれば100ドル損する」との理解でした。 そうではなく 1)S&P500を想定したポートフォリオを保有しておく。 2)次にグラフの変化をトレースするように、株の売り買いを行う。 3)この売り買いは、おのずと市場における平均的な売り買いに近似したものになる。 4)機関投資家が9割をしめる現在、この売り買いは機関投資家(特に上位の方の意向を多く含む)の平均的な投資法をトレースすることになる。 5)収支は、グラフをトレースするために行った売り買いのトータルとなる。 だったんですね(^^; 用語の不備はご勘弁ください。もし間違ってましたらすみませんが訂正願います<(__)>

noname#19624
noname#19624
回答No.1

1)極端な言い方をすれば、アクティブファンドは信託報酬が非常に高いので、現在売られているアクティブファンドの総成績の単純平均は、信託報酬分はインデックスに負けてしまう他、売買手数料もファンドが支払う義務を負います。 チャート的な事は分かりませんが、効率的市場ではサルがS&P500採用銘柄欄にダーツを投げて資産構築をしても、アクティブファンドのプロのファンドマネージャークラスの運用成績を残す事は可能です。 2)ひょっとすると「さわかみファンド」辺りはこの戦術を使うかも知れません。 要は景気が過熱気味で金融引き締め局面では金利が高くなるので例え株価が上がっていても、株式を売って現金化して金利を取り、金利が下降局面で債券にシフトして、景気低迷期の株価が非常に安い時期を狙って再び株式を買い付ける手法とるかも知れません。 但し、ど素人がこれをやるのは無謀です。 と言うのも、人間と言うのは株価が上昇している間は持ち続けようとする心理が働いてしまうので、バスに乗り遅れるな!と言う状況(景気が過熱している状態)の時に「株式を勇気を持って売る事が出来る人」なんて少数派なんです。 皆が株を買っているからと言う理由だけで株を買うのなら、株価が下落し始めたら逃げ遅れるだけです。 事実、1980年代の日本のバブル、ITバブルの時に逃げ遅れた人が多かったのは事実です。 しかし、株式市場全体では長期的には市場平均が上がってきますので、素直にインデックスに投資をして、ドルコスト平均法を用いて長期投資をする方が結局はコストを最小限に抑えられるので、こちらの方が無難なのでは? 実際に、日本でもバブル崩壊後の低迷を入れても、市場平均を長期間利用すればかなりの利回りになっていた事実もあります。

u-sun
質問者

お礼

高い信託報酬の枷を背負って成果を出そうとすると、無理を生じミスにつながるとの解釈でよいのでしょうか?信託報酬のくだりは本にも出ていたのですが、調べてみると自分のイメージよりかなり信託報酬が高いんですね。(この辺が世間知らずです・・・) 2)は有りだが、運用手腕を要する高度な方法なんですね さわかみファンドは最近勉強していくと、よくキーワードとして引っかかるので気になっています。もう少し調べてみます。 いつも、親切で丁寧な回答感謝しています。ありがとうございました。

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