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ブルックナー交響曲第1番(ウィーン稿)
ブルックナーの交響曲の版の問題はとても複雑ですが、第1番は大別してリンツ稿とウィーン稿がありますね。ウィーン稿は作曲後25年も経ってから改稿されたということですが、作曲者自身の改稿であるはずなのに、ほとんど録音がありません。私はシャイー盤しか聞いたことがありませんが、 Q1.シャイー盤以外で、入手しやすいCDはありますか。 Q2.シャイー盤で聞くと、ブルックナーにしては、やや過剰にドラマチックな、わざとらしいような盛り上げ方があるような気がします。これが、あまりウィーン稿での演奏が少ない理由ではないかと思います。ただ、他の曲でのシャイーの演奏の感じでは、重厚さに欠けるようであるし、テンポ感に何となく違和感があります。私自身は楽譜が読めず、何の演奏もできないので、感覚的な感想で申し訳ありませんが、シャイー盤に対する感想は、もともとウィーン稿の特色なのでしょうか。他の演奏を聴いたことがある方の感想をお聞きしたいです。
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- Ta595
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回答No.1
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。マニアックな内容なので、こんなに早く回答があるとは思いませんでした。 なるほど、ヴァント盤ですね。一時期、パニック的なヴァントのブームが起きたので、中古販売店を根気よく探せばあるかも。 <余談> スクロヴァチェフスキ盤は私も未聴ですが、ティントナー盤には「作曲者が1868年に初演した稿の世界初録音」とかって書いてありました(違いはよくわかりませんでしたが。)。