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ISOとは何でしょうか。また、権利擁護について考えています。
今、福祉について学んでいる福祉の短大に通っている者です。去年は初めての実習ばかりで、とても福祉の仕事の魅力を感じました。実習に行っただけで何が分かると思われるかもしれませんが、大変な仕事ではありますが、本当に毎日小さな感動がある職場だと思い、福祉職に就くこと目指しております。介護福祉士の資格取得を目指しているため、介護福祉士養成校の受験勉強をしているところです。にもかかわらず、あまり知識が無いので恥ずかしいのですが、実習に行った時にISOという言葉を聞きました。調べて見ると、国際標準化機構と出ましたが、今一よく分かりません。このISOの認証を得るには、とても優れている施設でないといけない等聞きました。よろしければ、詳しく教えてもらえないでしょうか。 また、福祉サービスにおける利用者の権利擁護について考えていまして、この件につきましても皆様はどのようにお考えなのか教えていただけたらと思います。 長くなりましてすみません。お暇な時に回答いただけたらと思います。よろしくお願いします。
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ここ数年、福祉業界でISO取得がブームになっている 面があります。認証を取得するには膨大な量の書類 作成が必要で、そういった意味では「大変」だと 思います。 しかし、福祉分野においてISO取得=ケアの水準が 高い、とはいえません。質の高い取り組みをして いる組織のほとんどは 「ISOを取るくらいならそのエネルギーを利用者に向ける」と考えると思います。 現段階において、他施設との差別化を図りたい 経営者のトップダウンで取得し、質の保証という よりもささやかなPR程度にしかならない、 というのが福祉分野でのISO取得だと私は とらえています。 権利擁護に関しては、別の項目を作られた方が いいと思います。
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- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
NO.1です。 >第三者機関というものがありますが、そこが取得可能の有無をきめるのですか? 国からその権限を与えられている第三者機関(複数あります)が監査(確認検査のようなものです)をして合格すれば、ISOの認証が付与されます。
お礼
なるほど!!そういう仕組みになってるのですね。二度もすみません。ありがとうございました。
- kicy
- ベストアンサー率25% (8/31)
私は、自動車部品メーカの品質管理部門で仕事をしています。弊社は、ISO9000/TS16949(品質マネイジメントシステム。TSは、自動車関連独自の規格)とISO14000(環境マネイジメントシステム)の認証を受けています。 ISOの認証を受けるには、ISOの要求事項を自己の業務内容に置き換えて文章化(規程化)する必要があります。認証の是非は、要求事項と規程にアンマッチがなく、品質マネイジメントシステムを確実に維持していることの証拠である記録(エビデンス)を残し、継続的改善を行うことが要求されます。 我々の業界では、ISO9000の認証は顧客と取引する際の最低必要事項であり、特に優れた事業所と言う訳ではありません。現在の我々の業界では、カーメーカ固有の要求事項であるISO/TS16949を認証しなければ取引してもらえません。 私は、品質管理部門で仕事をしていますので多くのメーカの監査をしています。その際、取引先がISOを認証していればとりあえず話しはできると言ったレベルです。 先にも述べましたが、ISO9000は、ISOの要求事項を自己の業務に置き換えて規程化しているため、その運営は、各組織により様々です。はっきり言って、これでよく認証を受けられたことだと思う組織もあります。 しかし、ISOの認証を受けていることは、ISOの品質マネイジメントシステムで運営されているのだから認証を受けていない組織よりは確実な品質管理を行っていると言えます。
お礼
ISOとは、福祉関係のことのみではなかったのですね。その認証を受けることは余程優れているからと言うわけでもなかったのですね。貴重なご意見お聞かせいただいてありがとうございます。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
ちなみにISOのどのシリーズのことでしょうか? 9000シリーズあたりでしょうか?
補足
全く分からなかったので、シリーズとかは分からないんです。ただ漠然とした疑問でごめんなさい。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
ISOは品質管理システムと呼ばれています。 ISOで定められた項目に関してその組織(施設)における仕事(業務)の処理手順を定め、その手順どおり業務が行われていること確認されると「ISO認証取得」を外部に向けて宣言できます。 外部の人は、「ISO認証取得」をしている組織(施設)ということで、そこでの仕事の内容が一定の水準にあることを信用します。 つまり「ISO」がその施設の仕事(業務)内容の品質を保証して、対外アピールしてくれるという仕組みです。 特に優秀な施設でないと認証取得できないわけではなくて、仕事のやり方をきちんと決めて、決めたとおりにきちんとできる、そういう当たり前のことができれば認証取得は可能です。
お礼
ありがとうございます。 当たり前のことができていれば認証取得はできるんですね。実習に行ったところでは、その取得を目標に取り組んでいるとか、非常に難しいように聞こえましたもので。 すみませんが、第三者機関というものがありますが、そこが取得可能の有無をきめるのですか?
お礼
やはり、福祉界でもISOは言われていたんですね。認証資格は私が考えていたほど困難なものではなかったようですね。 ISO取得を目標にして、利用者に対するサービスの質を向上していけるといいですね。ただ、取得目標というだけでは、私も表面だけを飾っても仕方がないと思いました。言い過ぎかもしれませんが、取得できるかどうかは利用者自身やその家族が決めることが一番良いのではないかとも思いました。良い施設と決めるのは他の施設や事業者でもなく、当事者本人であると感じました。あなた様のお考えにいろいろ考えさせられました。お忙しい中ありがとうございました。 権利擁護については、また作ります。