- ベストアンサー
死体の現場検証
法律とはあまり関係ないと思うのですが、 カテゴリーが全く分からないのでこちらで質問させてください。 相棒という刑事ドラマを見ていて思ったのですが、 死体の現場検証をしている時、 死体があった場所を囲うように線がありますが、 番号札みたいなものをその辺に置きますよね? あの番号に何らかの意味はあるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
犯罪現場の状況は「実況見分調書」として、報告書形式でまとめられ、事件送致の付属書類(証拠物)になります。この内容は現場の状況を収めたものなので、被疑者や参考人を取り調べる際にはこの調書の添付写真等を見せて、供述調書の中で述べさせます。さらに図面で位置関係を明らかにします。 例えば殺人事件で、倒れている被害者の頭部が(1)、右足の位置が(2)、左足の位置が(3)、凶器のナイフが落ちてる場所を(4)、離れた場所で血痕が落ちてる場所を(5)…という感じで振ります。次に基点とする電柱などを2点決めて、各基点から(1)までの距離、(2)までの距離…を計測すると、各地点が確定します。そして、ナイフの(4)から遺体まで、血痕の(5)から遺体までを計測すると、確実に位置関係が図面上に再現できます。 札の番号に意味はなく、単なる目印。1.2.3…でも、A.B.C…でも差し支えありません。こうして(4)のナイフは詳しく写真撮影し、さらに証拠物として押収して、取調べの際に被疑者に供述させることで、現場の状況と、証拠物と被疑者の供述を一致させていく訳です。
その他の回答 (1)
こんにちは。 あの数字、どのドラマでも出てきますね。 本当にやるのかどうかはわかりませんが……。 私が思うには、あの数字の札は、証拠物件(?)に番号をふっているのではないかと思います。 例えば、鞄が落ちていたら1、その鞄から櫛が転がっていたら2、など…… 後で写真等を見た時に数字に2と書いてあるから、ここには櫛があった。 とするためではないでしょうか。
お礼
早速の回答どうもありがとうございます。 番号自体には大した意味はないんですね。 確かにそうかもしれませんね。 昨日ドラマを見ていて、 急に疑問が浮かんだのでカテ違いだとは思ったのですが、 質問して見ました。 回答してくださってありがとうございます。
お礼
お返事が遅れてしまい申し訳ございませんでした。 とても詳しく書いていただきまして、とてもよく分かりました。 一般人とは思えないほどの知識ですね。専門家なのかなと思いました(笑)。 本当にどうもありがとうございました!!