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自衛隊の武器の破壊責任者の表示について
自衛隊の護衛艦に体験搭乗したことがあります。 その際各搭載設備や武器に破壊責任者として階級と氏名が記されているのを見ました。これは敵に艦船を乗っ取られた時に使えなくするために、責任を持って設備を破壊せよ、ということなんでしょうか? 一般社会では見慣れぬ表示に、時々思い出しては ????????と思っています。
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護衛艦(というか軍艦全般)というのは機密情報の塊でして、暗号文書、機械暗号機はもちろん、レーダーなどの搭載機器、兵器、コンピューターなどに使われている技術情報など、他国に渡ると国防上非常に宜しくない物が大量にあるわけです。なので、船を何らかの理由で放棄しなくてはならなくなった時、そういった情報が何者かに回収されてしまうのを防ぐために搭載機器などの破壊を行うのが質問にある「破壊責任者」です。彼等は艦長とともに最後に退艦します。 なお、このような措置はは海軍以外でも同様で、イラクでは、米軍が行動不能になった自軍の戦車の内部を焼却し、なおかつ他の戦車などを使用して「戦車の形をした」屑鉄同様の状態にしたりしています。 あと、 >敵に艦船を乗っ取られた時に使えなくする このようなことが想定されているのかどうかは知りません。
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noname#15725
回答No.2
#1の方の言うとおりです。 で、一応敵が艦内に進入の際の訓練ありますよ。最近対テロで色々と、 そういうのの強化はしています。また、臨検、拿捕、敵艦の鹵獲と言 う逆もあります。 虜囚の辱めを、って時代じゃないので、抵抗できなくなって鹵獲され る前にぶっ壊す訳ですね。勿論、自沈させますが。 また、昔から陸戦訓練が何故かあります。 でもねぇ、あの表示敵に読まれたらバレバレやん?とかおもいましたが。責任者拷問だよねぇ、とか。
お礼
非常によくわかりました。特に米軍の戦車の例がわかりやすかったです。単に敵に使われなくするためだけでなく、機密情報の塊を敵国に渡さないためでもあるんですね。