基本的には↓の方々がおっしゃるようアマチュア側が古い事件を根に持っていることが発端ですが、根本的には野球界の組織の問題であろうかと思われます。
つまり野球界はプロ野球連盟、アマチュア野球連盟、高校野球連盟など、それぞれが全く独立した組織であり、つい最近まで横のつながりを徹底的に避けてきた経緯があります。プロ野球はコミッショナーとナベツネが、高校野球連盟はまた別のおじいちゃんが、アマチュア野球野球連盟にもまた別の頑固なおじいちゃんがいて、「過去のいざこざ」を根に持って「アマチュア精神」、「教育の一環」を盾に、それぞれが勝手な主張をしてきました。そこには全くといっていいほど日本野球界全体のレベルアップは考えられていませんでした。
サッカーはJ1を頂点にJ2やらU22やらユースチームやら、全体がピラミッド型の組織(=日本サッカー協会の傘下)になっていて、協会が一声かければシーズン中でも日本代表を招集できるし、誰もそれに文句を言いません。(言わせない。)高校生を日本代表にだって呼べちゃいます。もちろん天皇杯のようにプロアマの対戦もできるし、プロがアマを指導することも全く問題がないのです。これらはキャプテン川淵氏を中心に「スポーツ組織の理想の姿」を追求してきた結果でもあります。
本来、こうしていかないと世界レベルの野球から日本が取り残されかねません。実際、オリンピックでもアマチュアリズムを強調しすぎて日本の選手が全く勝てなくなってしまった時代がありますよね。
まあオリンピックがプロ出場が正しいのかアマ出場が正しいのかは、ここでは置いておくとして「国際舞台で本当に勝ちたいのか?」を考えたときには「プロアマの確執」は無用だし、日本野球協会のような組織を頂点にした大幅な改革が必要な時期がきているでしょう。(もちろんナベツネ様がお元気なうちは無理でしょうが・・・)
お礼
早速のお返事恐れ入ります。 やはり、あまりまっとうな理由とはいえない様な・・・。 私はサッカー好きなので、 別にひいきするわけではないのですが、 その部分については野球界も少しサッカー界を 見習って改革して行った方がいいかも知れませんね。 ご回答いただき、どうもありがとうございました。