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震度と耐震強度

耐震強度と震度の関係についてよくわかりません。 ・耐震強度1.0が神戸の地震動を基準に決められたそうだ。 ・耐震強度0.7は震度5強に危ない などの部分的な解説は時折メディアで流れていますが、 どのように変換しているのでしょうか?

みんなの回答

  • walkingdic
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回答No.3

>入力で5強のパワーが必要になりますよね?その目安はあるのでしょうか? 構造計算では設計モデルに対して規定の入力があった時の応答で耐震強度を定めています。 具体的には少し前に質問がありました。 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1813697 細かく解説しているサイトもあります。 http://www.kozosoft.co.jp/gijyutu/jisindou.html 平たく言うと、「モデル化して単純な一定入力に対する応答を見ている」と言えばよいでしょう。 もちろん過去の実績や研究からそれで十分代替になるということがわかっているというだけですが。 >入力の数字(例えば、加速度と周期帯)があれば、換算できると考えています。 まあ出来ないことはないかもしれません。特に実際の地震波形を入れて行うのであれば。 ただそれだと震度という単位で与えられた数字から耐震強度を求めること自体は既に降参していることになりますよね。つまり震度という数字に換算するときに情報が落ちているから、震度から逆に入力の数字には戻せません。 逆に言うとその手前の数字を使えば、極端な事を言えば地震波形自体を使えば動的解析は可能でしょうから、耐震強度に関連付けることはできるのではと思います。 そんなわけで震度->耐震強度やその逆はどちらの数字も情報量を落としてしまっているので単純には換算できないという話になるでしょう。 震度を求めた元のデータと耐震強度を求めた元のデータではつなぐことは出来ますけど。

  • walkingdic
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回答No.2

耐震強度と呼んでいるものは平たく言えば国交省の計算方法で計算したときに現在の基準が1となるように規格化した数字にすぎません。 で、現在の基準は大体震度6位の大型地震が来たときに初めの一回目に倒壊しないで済む程度の強度です。 ちなみに耐震強度0.5の物件ですと震度5強の地震が来たときには倒壊の恐れ大です。 数値の換算式が存在するわけではありません。しいて言うと、 震度6程度の地震に倒壊しないようにする強度を目指して現在の耐震基準があり、 その耐震基準に従って構造設計がなされることとなり、その構造をもつ場合に1となるような計算数値を設定し、 今度震度5強程度で倒壊する程度の構造計算をして、その構造を持つ場合の数字を計算すると0.5になる。 だから0.5を目安として考える。 という感じですね。 単純に換算できる数字ではありません。 そもそも震度は物理的に測定できるような数字ではなく、被害の程度を基準とした数字で線形ではありませんので。

go_jack
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 ちなみに5強程度で倒壊するためには、入力で5強のパワーが必要になりますよね?その目安はあるのでしょうか? また現在の震度は加速度計ではかられ、バンドパスを通した後、加速度と速度の積に近い数字になるようにフィルターをかけています(確かに物理量ではありません)。入力の数字(例えば、加速度と周期帯)があれば、換算できると考えています。

noname#14245
noname#14245
回答No.1

耐震強度1.0が震度6(神戸地震)で倒壊を免れる基準 とすると 耐震強度0.7は震度4.2(=6*0.7)で倒壊を免れる基準 という事になります。 つまり 耐震強度0.7は震度5で倒壊を免れる基準”を下回っている” という事になります。 専門家ではないので文章の細かい部分は間違いは有ると思いますが”数字の変換の仕方”はこの様なものだと思います。

go_jack
質問者

補足

回答ありがとうございます。 でも、2つ疑問です。 1.大昔、耐震強度が0.2とか0.3とかが関東地震で決められたようなことをどこかで読んだ記憶があります。上の式だと震度2や3で壊れますよね? 2.神戸の震度(6.4)×0.7=4.48 は震度4ですね。5強は5.0からですので、約0.5の開きがあります。これは安全のための「余裕」なんでしょうか?

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