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3ヘッドのカセットデッキ
カセットデッキはカセットの使いにくさ(ノイズ・ピッチ・絡み・頭出しなど)とMDやシリコン・HDDの登場で、衰退していっています。 一方、カセットがまだ録音メディアの主役だったころは、スリーヘッド・カセットデッキというものがありました。MD登場後も長期間製造されていましたが、今では生産終了の憂き目を見たようです。 イ:スリーヘッドデッキは、普通のデッキと何が違いますか? ロ:オートリバースは設けられていなかったみたいですが、なぜでしょうか? ハ:いつごろ登場したのでしょうか? ニ:ラジカセやセット販売のコンポには、3ヘッドタイプはなかったのでしょうか?
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イ:スリーヘッドデッキは、普通のデッキと何が違いますか? 通常のデッキは2ヘッドです 消磁ヘッド と 録音再生兼用のヘッド 3ヘッドは録音再生兼用のヘッドが別々になります 録音専用ヘッド と 再生専用ヘッドです なぜ分けるか それは録音と再生で適正なヘッドの形状が違うからです 安いものにはコストダウンの為に2ヘッドが多いです 3ヘッドと特徴は 録音しながら再生してちゃんと録音できてるのか確認できる点ですね ロ:オートリバースは設けられていなかったみたいですが、なぜでしょうか? 出てますよ 高いがナカミチから出てます ただ通常はオートリバースにはしません 理由は ヘッドを回転さすと位置が微妙にずれて適正な位置に行かないからです(専門用語でアジマスが狂うので) ハ:いつごろ登場したのでしょうか? だいぶ昔からありますね 1970年代くらいからですね(記憶による ニ:ラジカセやセット販売のコンポには、3ヘッドタイプはなかったのでしょうか? たぶんありません あっても偽者の3ヘッドです 形だけ3ヘッドで録音専用のヘッドは高いので 録再兼用のヘッドで代用した物ですね
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- Pesuko
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イ)本来の3ヘッドの目的は録音ヘッドと再生ヘッドはギャップ間隔が違うので、別にする。 2ヘッドは間隔が違う物を無理やり(価格的な面で)1個で使ってしまう方法。 また磁気的な問題が違う為、再生ヘッドと録音ヘッドの材質を変えているメーカーもあった。 ロ)磁気的なアジマスが狂いやすい為 ハ)覚えてません ニ)コンポにはあった 1980年代のラジカセはあったけど殆ど売れてなかった(高いから)。
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ありがとうございました。 イとロの回答で、3ヘッドデッキが高コストであったことがよくわかります。 どちらかといえばマニア向けですね。
- ansonyreo
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イ:スリーヘッドデッキは、普通のデッキと何が違いますか? 前に回答した方がおっしゃっている通り、普通のデッキは2ヘッドで録音と再生を同じヘッドで行います。3ヘッドは録音と再生が別になっています。3ヘッドになった事で2ヘッドでは不可能である録音しながら再生音をモニターできます。 ロ:オートリバースは設けられていなかったみたいですが、なぜでしょうか? ナカミチさんはまぁ置いといて(あれは別格)、音質重視の観点からでしょう。2ヘッド機はキャプスタン(テープを走行させるローラー)を片側だけでテープ走行させますが、3ヘッド機は両側でテープを走行させテープの送り速度の精度を上げています。あと、ヘッドを固定してアジマスがずれるのを防いて音質向上を狙っているからです。 ハ:いつごろ登場したのでしょうか? 古くはオープンリールデッキの頃からありますが、カセットデッキはおそらく1970年代にはあったと思います。 ニ:ラジカセやセット販売のコンポには、3ヘッドタイプはなかったのでしょうか? 1980年代にアイワから発売されていたミニコンポ(と言っても今のみたいに小さくないけど)の最上位機種には付いていました。Wデッキで、両方とも録音が出来、片側がオートリバースで片側が3ヘッドになっており、同時録音も可能で、さらには2つのデッキで別々の物が録音可能でした。アイワはカセットオーディオでは最強(ナカミチさんはマニア受けしただけなので別格)でしたからね。90年台中頃から低価格路線になってからは安物で壊れやすいメーカーと言うイメージが付いてしまい、2000年代に入り業績不振(ソニーの陰謀)で吸収合併させられましたが、90年代初頭まではアイワは本物を作るメーカーでした。 話が逸れてしまいましたが、ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。 3ヘッド&リバース…バブル(じゃないかも)&テープ全盛期ならではですね。
オーディオの趣味がある者です。 昔、DATが出る前は、カセットデッキが主流でした。今は、DATも無く完全にMDに変わってしまっています。 イ:スリーヘッドデッキは、普通のデッキと何が違いますか? 2ヘッドデッキは、録音と再生が同じヘッドです。ですが、3ヘッドデッキは、録音と再生、消去がそれぞれ独立した構造をしています。 ロ:オートリバースは設けられていなかったみたいですが、なぜでしょうか? 確かにオートリバースは、付いていませんでしたね。できるだけ音質向上を図る上で、音質を低下させる機能を付けられなかったためだったと思います。逆に、音質にこだわらない下位機種ほどオートリバースが付いています。 ハ:いつごろ登場したのでしょうか? 1980年代 中~後半ですね。 ニ:ラジカセやセット販売のコンポには、3ヘッドタイプはなかったのでしょうか? 3ヘッドにするとコストがかかりますし、オートリバースができませんので、ラジカセのような大衆機種には事実上、搭載は無理です。 とりあえずHPがヒットしましたので、アドレスを書いておきます。
お礼
ありがとうございました。 3ヘッドにもリバースタイプはあったのですか…でも大掛かりですね。 3ヘッドデッキの贅沢振りがわかります。
- ASIMOV
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イ:ヘッドは、録音、再生、消去の3つ有った 普通は2ヘッドだった(録音・再生兼用と消去) 録音ヘッドと再生ヘッドの違いはギャップの幅 録音用は狭く、再生用は広い、兼用は中間だが、狭めだった (狭くないと高音の録音が出来ない) ロ:ヘッドの並ぶ順番があるので、リバースにするとヘッドが5こ要る (消去ヘッドは共通にして真ん中に付けるとして)ので、狭いカセットの中に配置するのが難しい ナカミチだったと思うけど、テープそのものをひっくり返すというのが有ったと記憶している ハ:忘れたけど、S40年代だと思う ニ:コンポには有ったと思うが、ラジカセは知らない
お礼
名称からしてある程度の想像はできましたが、こういったものだったのですね。 ありがとうございました。 リバースは…5ヘッドになるのでは難しいみたいですね。
お礼
ニセの3ヘッド… コスト上しょうがないかもしれませんが、3ヘッドは複雑な構成だったみたいですね。 ありがとうございました。