たとえば、長い間、虐められていたA君が居るとします。
A君の潜在意識には恐怖、不安・・の念が、染み付いてしまいますよね。
人を居ると怖くって、信頼できず、逃げたくなる、避けたくなるんです。
これらは「主観的な感覚」なんです。
でも、第三者がA君を見たら、なんでA君がおどおどしているのか、わからないんです。
客観的にA君を見ると真面目で、几帳面で、律儀で、控えめで・・・とても良い人間に見えるんですが、なぜか、引っ込み思案に感じるんです。だから、ちょっと虐めたくなってしまうんです。これが「客観的な感覚」なんです。
A君が自分の主観にガンジガラメに囚われている間は、成長できないんです。
主観を排して、客観的に自分を観察して、初めて、自分に対する正当な評価が出来るようになるんです。
そうして「自分」というものが判ってくれば、何が足りないかもみえてくるので、反省のしようも、努力のしようもあるんです。
こうやって、出来るだけ主観を排して、客観的に自分を見つめられるようになれば、人生が好転するんです。
スポーツのトレーニングもそうですよね。
コーチに客観的に指摘してもらって、自分を正していくから、成長するんです。または自分で感じ取って修正していくんです。
で、こうすると臨機応変になってくるんです。
内が無になれば、自然と外が内になるんです。
で、お勧めは日頃からの精神統一、ずばり坐禅です。
「無」になると無尽蔵のパワーが湧いてくるといわれています。
無一物無尽蔵といいます。
お試しください。
お礼
おっしゃる通り、私も日ごろから引っ込み思案で いつも逃げたくなるというタイプです。客観的に自分を観察 して、成長できるんですね。そういえば自分の思い込みにかなり とらわれている気がします。 坐禅ですか!まだしたことは一度もないですが興味ありますし 精神統一のためにぜひしてみます。 本当にありがとうございました!