PIC16F819のADC機能について

質問

PIC16F819のA/D変換プログラムをC言語で作りたいのですが、参考になるサイトや本がないのでどこから手をつけていいのかまったく分かりません。
　試しにPICC Compilerの期間限定版をダウンロードして、その中にあったサンプルプログラムを見てみました。PIC16F87X用のADCのサンプルプログラムがあったので、とりあえずMPLABでコンパイルしてみましたが、ADGOの部分でエラーが出てしまいました。どうもPIC16F819ではADGOが使用できないようですが、どうすれば改善されるのでしょうか？
　分かる方がいましたら、御教授よろしくおねがいします。

サンプルプログラム
#include <pic.h>
__CONFIG(DEBUGEN&WDTDIS&LVPDIS);
/***Sample code to set up the A2D module********/
void init_a2d(void){
ADCON0=0;
ADCON1=0;
ADON=1;
}
/***Return an 8 bit result**********************/
unsigned char read_a2d(unsigned char channel){
channel&=0x07;
ADCON0&=0xC5;
ADCON0|=(channel<<3);
ADGO=1;
while(ADGO)continue;
return(ADRESH);
}
/***Main関数*************************************/
void main(void){
unsigned char x;
init_a2d();
GIE=0;
TRISB=0xF0;
for(;;){
x=read_a2d(1);
PORTB=(8>>(x>>6));
}
}

回答No.1

LCR707 · ベストアンサー

PIC16F819のADC開始制御及び完了検出は、ADCON0レジスタのbit2にあるGO/DONEビットを用います。これを１にすればＡＤ変換がスタートし、変換が終了すれば０になるのでそれを監視しデータを読み出します。従って、
ADGO=1;
while(ADGO)continue;
の部分を
ADCON0 |= 0x04;
while (ADCON0 & 0x04) continue;
のように書き換えれば良いと思います。

　ADGOという表現は、以前どこかで見た記憶があるのですが、その#define定義がどんなものだったか忘れました。（どんな風に定義すれば、上記の２つの式を満足できるのでしょうか？…）
少し上に
ADON=1;
という式がありますが、この部分が正常にコンパイルを通っているのなら、その宣言を探して見ると良いと思います。ADON=1 という式は、展開すれば
ADCON0 |= 0x01;
となるはずです。

お礼

遅くなりましたが、回答ありがとうございます。
回答の通りに書き換えたところ、正常にコンパイルすることができました。

ちなみにPIC16F819のADDONEの定義は
static volatile bit　ADON　　@ (unsigned)&ADCON0*8+0;
static volatile bit　GODONE　@ (unsigned)&ADCON0*8+2;
で、PIC16F87のADDONEとADGOの定義は
static bit　ADON　　@ ((unsigned)&ADCON0*8)+0;
static volatile bit　GODONE @ ((unsigned)&ADCON0*8)+2;
static volatile bit　ADGO　 @ ((unsigned)&ADCON0*8)+2;
となっていました。PIC16F819でADGOを
static volatile bit　ADGO　 @ ((unsigned)&ADCON0*8)+2;
と定義すれば、
ADGO=1;
while(ADGO)continue;
の2つの式を満足できるということでしょうか？

回答No.2

LCR707

#1です。
あー、bit型を定義しているのですか。なるほど。
PICについてはアセンブラしか使ったことが無いので知りませんでした。PICには、BSFやBCF、BTFSS,BTFSCのようなビット命令があるので、bit型というのはCコンパイラの場合便利でしょうね。納得しました。教えて下さってありがとうございました。

ADGOがbit型ならば
ADGO=1;
while(ADGO)continue;
の2つの式は文法エラーを起こさず、問題なくコンパイルできると思います。