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保険会社の儲けかたについておしえてください。

私は現在株や経済について勉強している大学生です。 よろしくお願いいたします。 保険会社について疑問があります。保険会社は本業ではかなり頭打ちでそのお金で運用して儲けてるとある本に書いてありました。 四季報などを見てみると、保険会社が株主になっている会社も多くあります。 また、1997~2000年ぐらいに保険会社がいっぱい潰れたのは、不況により、顧客が減ったというよりも、運用成績が落ちたり、それにより、顧客の保障ができなくなってきたというような経緯があるのでしょうか? まだまだ勉強中ですがみなさんよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rarike
  • ベストアンサー率27% (9/33)
回答No.2

現在の金融情勢下(長期的な超低金利)では、資産運用といっても、それほど収益が上がるわけではありません。また、株式は、保険会社の場合、ほとんどは営業のために持っているようなもの(その企業の保険あるいはその企業の従業員の保険について有利な取り計らいをしてもらう)で、資産運用が主な目的として持っているわけではありません。実際に株式の配当利回りも債券よりもよくないと思います。 保険会社が破綻した理由ですが、契約者に約束していたの予定利率(長期でしかも固定利率)が、低金利のため実際の資産運用で得る利益を大きく超え、いわゆる「逆ザヤ」になったため、会社の資産内容がどんどん悪化したことが大きな理由です。(そういう意味では政府・日銀の低金利の犠牲者と言えない事もありません) いずれにしても、保険会社は保険本業で黒字を確保することが今後ますます重要になっていくことでしょう。

saikousono2
質問者

お礼

ありがとうございました。 大体分かりました。ご回答を頂いた皆さんは、低金利化を原因の1つに挙げていますが、私はものごごろ付いた時は、もう低金利だったため、金利で儲けるといった感覚が今も少し分かりにくく感じます。 またよろしくお願いします。

その他の回答 (3)

回答No.4

保険会社の「儲け」は、大きく分けると次の3つです。 1.「危険差益」これは、収入保険料の中の危険負担部分の料金と、支払保険金の差額です。1万件の家屋の3%が全焼すると見込んでいたのが、2%で済んだとなると、その1%が危険差益になります。危険差益が年度によって大きくぶれないように、再保険などを国内はもとより海外にも手配し、危険(リスク)を分散し、安定的な危険差益が出るように工夫しています。 2.「費差益」これは、収入保険料のなかの経費(社員の人件費、社屋の光熱費、募集経費など)にあてる分を、合理化や節約によって経費が安く済むと、その差額が儲けになります。大手の保険会社ほどスケールメリットがあり、費差益を大きく出しています。 3.「利差益」これは、保険会社が集めた保険料を他社の株を買ったり国債を買ったりして運用していますが、その利益です。 今も限りなくゼロ金利に近い状態が続いていますので、お客様に支払うと約束していた配当金と、利差益との間に大きな差があり、大手の生命保険会社では、毎年数千億円のマイナスを出していますが、生命保険会社では、危険差益、費差益が膨大で、そのマイナスを埋めて利益をだしています。

saikousono2
質問者

お礼

丁寧な解説をありがとうございました。 大体分かりました。ご回答を頂いた皆さんは、低金利化を原因の1つに挙げていますが、私はものごごろ付いた時は、もう低金利だったため、金利で儲けるといった感覚が今も少し分かりにくく感じます。 またよろしくお願いします。

  • n_kamyi
  • ベストアンサー率26% (1825/6764)
回答No.3

こちらで会計報告書が参照できますから参考にしてみて下さい。 http://www.sonpo.or.jp/business/library/report/book_ifrs20040319.html

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

保険会社は、保険料を集めて株式、国債の購入などに投資を行い運用益を設けます。近時は金利が最低になっていますが過去の高金利の時代に集めた保険が満期となった時期は、運用したとしても低金利で儲けが出ない一方で高金利で支払わなければならなかったため経営状況が苦しくなって、合併、倒産など新聞紙上をにぎわせました。

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