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三島由紀夫作品、お薦めの映画、ビデオ、感想を教えてください。。

昨日、三島由紀夫原作「春の雪」を見て、久々に!!感動してしまいました。 精神的にも免疫が出来てしまい、滅多そこらで涙が溢れることはありませんでしたが。。 昨今流行の韓国純愛映画作品がチョロく?!感じてしまいました。 日本独特の甘い切ない、三島らしい「手に入れることが出来ないと明確になった時にどうしても手に入れずにはおれない、実力行使をする。。勇気と言うか、、昨今の日本の若者に見られない、気概というか、情熱と言うか、、完璧を臨むことへの妥協の無さというか・・ 若い頃には、三島作品の良さが分らなく、やや異端視してたものですが、、胸打たれました。 又、軍刀での自決に対してのこともに知りたいです。

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  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.2

下記URLに三島由紀夫が原作や脚本,あるいは出演者として関わった映画の一覧があります。 http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=14659 三島が自ら監督・主演を務めた「憂国」(1966年)は 三島の死後,夫人の要望で上映用プリントがすべて回収・焼却され 幻の作品となっていました(なので,私も観ていません)。 ネガフィルムが最近になって発見され,決定版三島由紀夫全集の別巻としてDVD化されるそうです。 今から楽しみにしています。 http://www.sankei.co.jp/enak/2005/aug/kiji/20mishima.html ほかに珍品としてポール・シュレーダー監督の1985年作品「MISHIMA:A Life in Four Chapters」があります。 三島の最期とその作品世界を重ね合わせて描いた実験的な作品で,カンヌ映画祭芸術貢献賞を受賞しましたが, 遺族の了承が得られず日本未公開のまま終ったいわくつきの作品です。 私は数年前,レンタルビデオ屋の片隅で輸入版ビデオを見つけて借りたことがあります。 三島の作品と生き方(というか死に様)に思い入れのある人から見ると納得いかない点もあると思いますが, 映画的眩暈に満ちた不思議な作品でありました。

301007
質問者

お礼

Okwaveになってから、アクセスできなくて、出来ても左半分が背景が真っ黒でよめなかったり、その為にユーザー設定を新たに作り直したりして、遅くなりました。 ごめんなさい。 Diogenesisさん、有難うございます。 参照HPアドレスもどう言うわけか??ジャンプしていかない?開かれないのですが、サポートを引き続き受けようと思っています。 ご結婚なさってられたのですね。。奥様としてはどんなお辛い状況にお立ちになったのか想像も及びません。でも・・三島氏にはわかってらしたでしょうし、、想いの深さを偲ばれ、興味をかき立てられます。。 魅力的な人物が目白押しに出てこられそうで。。 《映画的眩暈に満ちた不思議な作品》ポール・シュレーダー監督の1985年作品「MISHIMA:A Life in Four Chapters」、、興味あります。 でも、日本文化を理解しようとしないエキゾティックな取り扱いで、取り上げた独断的な浅はかなテーマで貫かれてるのでしょうね。。(哀)

その他の回答 (2)

  • nsrua
  • ベストアンサー率37% (3/8)
回答No.3

私も「春の雪」観ました。三島由紀夫ファンの一人です。50歳半ばになります。学生時代によく読みました。高校生の時に映画「憂国」を観ました。後で思うと白黒作品でしたが、後の三島を暗示していたとも思えます。 本人も言っていましたが、自分の作品で一冊だけ読んでもらうとしたら短編の「憂国」ですと。自作自演の映画「憂国」とあわせ、三島美学の真髄を表しているのだと思います。 私個人としては、三島由紀夫は小説家と言うよりも、物語作家(ストーリーライター)だと思います。古くは「源氏物語」「竹取物語」などがありますね。 豊饒の海全四巻こそは、代表作かと思います。単行本は旧仮名使いで読み難いので、文庫本がお薦めかと思います。 映画春の雪は原作に無い、崇徳院の瀬を速み・・・の歌を重要なモチーフとして入れて成功していると思います。この監督としては上出来だと思います。 三島作品は結構気を抜いたものも多いと思います。因みに私は、「豊饒の海」の第1.4巻と「鏡子の家」が好きです。 三島文学の美文体は魅力的な面もあります。いっぱい読んでみてください。

301007
質問者

お礼

nsruaさん、アドバイス有難うございます。 若い頃から、不必要に危険には近寄らない派で、漱石、志賀直哉、司馬遼太郎、川端康成、下村湖人路線で来ましたので、昨今の「不健康」な健全さを大切にしてる風潮が自由闊達、ヒューマニズム全盛?時期を過ごした世代としてとても心配で、多分?!三島美学に惹かれたのかなと自己分析しています。。(??) 往時の作家にあったどうしても表現したい内なるもの、そのものが無いままに昨今の芥川賞は文体のテクニックだけで人をひき付けようとしてるようで読後に物足りなさ、誤魔化された悔しさが残るのは私だけなのでしょうか??

  • isoiso0423
  • ベストアンサー率64% (1125/1741)
回答No.1

「春の雪」に感銘された方にこの作品では意味がないかもしれませんが… 「炎上」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002ZEVXK/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-6537875-8753111 この作品が三島作品の映画化ではナンバーワンだと思います。 他にも「憂国」とか「夏子の冒険」とか「潮騒」とかいろいろありますけど、どれも30年以上前の映画なので、映画を見るよりも原作そのものを読んだ方がいいと思いますけど。

301007
質問者

お礼

isoiso0423さん、有難うございます。 okwaveになってアクセスできなくて、遅くなりごめんなさい。 《金閣寺》というのは学生時代、学生会館で上映していて、安いからと友達と軽い気持ちで入って、女性のヌードが出てきたりビックリして飛び出したことがあります。 自決事件など、私の中では完全な異端者で理解しようとも思ったことも無かったのでしたが、今回の「豊饒の海」の中の一章として《春の雪》があり、輪廻転生をテーマにしてるそうで、老眼に鞭打ち紐解こうかと。。 私の中での三島は破滅へと向かう人というイメージが強かったものですが、、春の海の役者さんも良かったのかな。。?? 竹内結子さんと妻夫木さんで、、ナル的でないところが嫌味がなくて毛嫌いしなくてすんだように思います。

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