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スワップ依存に対する疑問

各国(NZD/AUD/CAD/USD)の金利が上昇するにつれ、歩調を合わせたように円安になっていくのに見飽きました。 為替ってそんなにスワップの影響があるのでしょうか?という疑問を投げかけたいのです。 一連のスワップ金利のせいで一般投資家がそれに便乗して買い増ししているようにしか見えません。 「金融先物取引法の一部を改正する法律(2005.7.1施行)」によって日本の余剰資金が外貨を買いあさっているのではないでしょうか? 言いたいのは日本の国力が、そんなに過小評価されるに値するのかということです。確かに、少子高齢化とか先行きが不透明な点はありますが、同様かそれ以上の問題をアメリカやヨーロッパは抱えていると思うのです。 もうそろそろ円高の声を聞いても良いのではないでしょうか?

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noname#14589
noname#14589
回答No.3

>同様かそれ以上の問題をアメリカやヨーロッパは抱えていると思うのです。 >もうそろそろ円高の声を聞いても良いのではないでしょうか? 市場はそれを知っていて、逆手にとっているだけではないでしょうか。 もう間近とおもわれる日本の金融緩和政策撤廃後の利上げやヨーロッパのインフレ対策利上げの前に、高金利の通貨をむさぼりつくそうとしているようにも見えます。 ポンドとも金利差がなくなるかもしれませんので、ドルもラストスパートしている感じです。 中国の資源の消費は当面は止まらず、冬場も近いということもあり、原油も100ポイントに向かう可能性が消えていないので資源国が買われつづけるでしょう。 現在は、円とユーロがドルに対して強気に動くトリガー(引き金)をいつ誰が引くかを市場をみているような気がします。

fupuraka
質問者

お礼

まさしく!という感じです。 市場のそういった逆手に取る心理ってわかります。転換期を見定めてそれに乗ろうというすけべ心というのでしょうか、うまくいってる時に結構考える考え方ですよね。 でもそういう欲張った思惑こそが大きな落とし穴のような気もするのですが。他人のことはとやかく言えるような立場ではありません、本当に。 具体的に、ラストスパート的に日本の利上げ、欧州の利上げの前にスワップでもうけようとしているとすると、今現在の円安が結構「行き過ぎ」になっているような気がします。 資源国の評価がどの程度なのか正直わかりません。そこそこカナダも豪も上がったのでこれからも?というわけには行かないかもしれないと思います。でも正直、資源国の扱いはなんとなく上がっているような気がするのと、それよりもNZがもっと上がっているのが大きな疑問なのですが。 強気に動くトリガーを誰が引くか、まさしくそうだと思います。下がる時はスワップ狙いの円売り需要が一気に円買いの波に飲み込まれる。 そういった展開が11月中に見られても不思議ではないと思います。 非常に参考になり、勇気づけられました。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#19624
noname#19624
回答No.5

いつの時代でも「見られる現象」が起きていると言えるでしょう。 今は明らかに「金利相場」ですから、金利差が解消するかアメリカの貿易収支に着目する相場展開になるまでは今の状況が続くと思われます。 しかし、いつまでもこの状況は続きません。 アメリカの高金利時代はどうだったでしょうか? 金利の高いUS$が世界的に強かった筈です。 しかし、プラザ合意以降にインフレ率の低かった(金利が安い国)の通貨を中心にUS$に対して強くなっています。 >言いたいのは日本の国力が、 >そんなに過小評価されるに値するのかということです。 相場ですから「行過ぎ」はありえます。 つまり、為替を国力だけで評価されるとは限りません。 しかし、そう言う投資家は長期的には必ず為替下落でやられる事実を歴史が証明しています。 実際に、豪ドルは1995年よりも2000年の方が価値が下落しています。 一方、金利の安いスイスフランは現在、固定相場制の時代よりも現在の方が円に対して強くなっています。 重要なのは「常に人間の失敗の歴史は繰り返す事実」です。

fupuraka
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 いつの時代でも「見られる現象」が起きているんですね。 なるほど、って感じです。負けていると、相場がおかしな 動きをしたのだと相場のせいにしたくなるのですが、 そうではなく、失敗の原因は人にあるんですね。 なんだか失敗も受け入れられそうな気がしてきました。 あと、過去の歴史を紐解いていただきありがとうございました。 とてもよくわかりました。

回答No.4

市場がいつも正しいのです。 「もうそろそろ」とか「まだ」とかいう概念はありません。 今の市場の話題は金利相場ですから、ゼロ金利の円が売られるのは当然だと思います。 確かに、個人投資家の(スワップや利子目的の)長期ロングポジション保有が、下支えしている面はあるかもしれません。 (少々下がっても損切りしないため、結局ショートポジション側が根負けし、カバーしてしまう⇒さらに上げる)

fupuraka
質問者

お礼

非常に明快な答えをありがとうございます。 市場は刻々と結果を残していて、それがまさに為替ですから答えを見てこれが答えだと言っているようなものだと思います。 ゼロ金利の円が売られるのは当然というのもとても明快なのですが、それはこれほどまでに金利差がついたことがなかったからで、それがあたりまえの感覚になると逆にスットップロス狙いの逆方向への期待が高まるのではないかという考えもあると思います。 1ヶ月のスワップが1日で吹っ飛ぶなどというのはよく聞く話で、今の金利相場はゼロ金利解除前に信用をなくすのではないかという気もしています。

  • kawasekun
  • ベストアンサー率41% (10/24)
回答No.2

為替変動は、国力で決まるというよりも、需給で決定されます。 ある国が”強い”ことと通貨価値が高いことは、厳密には別の次元の話です。

fupuraka
質問者

お礼

厳密には別次元でも、厳密に言えば為替の変動自体、何が根拠になっているかについてはあいまいな世界ですので、国力がその選択の要素になることは充分ありうることだと解釈しています。 政治的な安定が国力を増加させることはあるという見方です。細かいニュアンスがくい違っていたらすみません。 例えて言えば、テロの標的にされやすい国というのは、これから長く続くテロの恐怖にずっとおびえていかなくてはならないから、そういった国はテロを機会に急落もあるのかなという気がしています。911の時は数ヶ月で戻ったけれど、戻らなくなる可能性の方が強いと思いました。

  • masuling21
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回答No.1

国力が最終的に反映するとしても、少しでも有利な投資をしようというのは常にあります。 現在のテーマは、金利差です。ゼロ金利が続く日本は買われないでしょう。 本屋さんの店頭で、外国為替保証金取引の本が激増していますが、個人が買うのは、市場規模から言って微々たるものだと思います。 日本は、もう少し財政的に立ち直らないといけないのでは? しかしながら、1ドル360円、240円の時代から見れば、結構円高です。NZドルは不当に高いと、ND政府関係者が言ったとか、、、。

fupuraka
質問者

お礼

財政的なことを言ってしまうと、他の国も似たり寄ったりで結局のところあてにはならないかな?と思いました。 けれども、1ドル360円、240円の時代のことはあまりよく知りませんが、仮にもそういった時代があったんだったらそれで国がどうなるわけでもなく、充分ありえるんだなと気が付きました。 NZドルは不当に高いということはこれから下がるチャンスありですね。注意してみたいと思います。 まさしく、他の方が話している金利差ねらいのかけこみ需要がアメリカよりも先に訪れている気がしてきました。 ありがとうございました。 大変参考になりました。

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