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F1タイヤ
2005年のレギュレーションで、タイヤに必ず溝がなければならないのはなぜですか? スリックタイヤに比べて性能的にはどちらがどうなのでしょうか?
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速くなりすぎたF1のスピードを落とすために、98年、グルーブド(溝付)タイヤは導入されました。レギュレーションで規定されたため、溝がないと走行できなくなりました。 目的はグリップ力を低下させるためです。 単純に地面への接地面積が減ることと、溝をつけることでタイヤの横剛性を落とす効果があります。 接地面積が減れば、その分、駆動力を伝える力が弱くなります。 溝をつけると、コーナーリング時に横方向に変形しやすくなり、滑りやすくなります。 以上の効果から、スピードが抑えられることになります。 スリックタイヤと比べれば、スリックの方が性能は上です。面積が広く、タイヤの横方向の剛性も強いので、速く走れます。 余談ですが、レース中のタイヤ交換を復活させ、スリックに戻るような話も出ているようです。
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ドライバーの技術の差が出る、オーバーテイクも増えるというのもあったかと思いますが、思ったほどの効果がなかったようですね。 以前は、予選専用の高性能タイヤ(数周しか持ちません)があったので、予選タイムとレースタイムとタイム差はかなりありました。 それでも溝付きタイヤの予想以上の進化で、破られることのないと思われていたコースレコードが次々と塗り替えられています。 80年代のレースを見たのですが、コースのどこでもサイドバイサイドの争いがあり、コースアウト、スピンも多く面白かったですよ。 現在のF1はレコードラインを外れるとタイヤの性能が落ちるので、オーバーテイクが難しくなっています。 スリック復活は歓迎ですが、個人的にはさらに路面状況に左右されない方向で開発したら面白いのでは?と思ってます。
お礼
そんな理由があったんですね。大変参考になりました。ありがとうございました。
- hbk1122
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運転者の安全確保。 溝があるとグリップが低下します。 ↓ スピードを落とさないと走れません。 ↓ 運転者は安全。 ってことだった気がします。
お礼
たいへん参考なりました。ありがとうございました。
お礼
そんな理由があったんですね。大変参考になりました。ありがとうございました。