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東京は葛飾柴又..........という言い方
口上などでの独特な言い回しなのかもしれませんが、寅さん映画で良く耳にする、 「東京は、葛飾柴又。」(生誕地を告げるシーンで) という台詞の、この「は」は、文法上どのように解釈するのでしょうか。 「東京の葛飾柴又。」と言うのとでは、意味合いも違いますか。
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こんにちは。 係助詞の「は」のようです(副助詞としてる辞書もある)。ちなみに現代文法。 意味は、他と区別して、それ以外にない、という感じに限定したいとき使うようです。 東京は葛飾柴又=(他でもない)東京の、葛飾柴又。 江戸は神田=(大坂でもなく名古屋でもない)江戸の、神田。 よく、外国人が日本語を勉強するとき、主語の格助詞「が」との意味の違いを云々される「は」ですよ。 雨が降る=ふつうの叙述文。 雨は降る=振ってるのは雨なんです、というニュアンス。 でも、広沢虎造や渥美清を思い出しちゃいますね。 あの調子が耳に残ってるせいかな。 ご参考になれば。
お礼
こんにちは。 お答えくださって有り難うございました。 とても参考になりました。なるほどそうなんですね。 こういう言葉遣いを日頃しませんが、しみじみ...はたまたつくづく....というニュアンスで伝わってくる華やかな「は」ですね。日本の話芸にはわくわくします。