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オーストラリア日本間のマイレージについて。
私は来年からオーストラリアの大学生になります。私の学部は4年間なんで後4年はオーストラリア日本間を飛行機で何回も行き来することになります。せっかくたくさん高い飛行機を使うことになるんでマイルをためたいなぁと思っているんです。飛行機のマイルだけじゃなかなか特典にかえるのは難しそうなんで普段の生活でもためれる会社のがよいなと思っているんです。そこでどこかオーストラリア日本間でマイルが効率的にためれそうな会社のマイルプログラムを知っていたらおしえてください。お願いします☆
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ご利用の航空会社がある程度固まらないと最適なマイレージプログラムは決まらない、マイレージプログラムが決まらないと航空会社を絞れないということで、ご質問は一種の「ニワトリと卵」問題とも言えるのですが、いくつかのヒントを申し上げたいと思います。 マイレージプログラムを選ぶ主なポイントは以下です。 (1)マイルの有効期限 (2)提携航空会社と加算率 (3)特典交換に必要なマイル数、予約の取りやすさ (1)のマイルの有効期限は一番重要なポイントで、いくら利用しやすいプログラムでも有効期間が短いと、古いマイルから次々と失効していつまでも特典航空券に届きません。日系2社(JAL、ANA)のマイルの有効期限は世界でも有数の短さで、獲得の翌々年の12月31日で失効します。 もし気長に貯めたいのであれば日系2社は避けて、マイルが無期限有効のプログラムを選ぶことをお勧めします。米系大手航空会社のプログラムは無期限または条件付き無期限です。ヨーロッパ系もいくつかの会社は無期限です。アジア系航空会社は韓国の2社を除いて全般に期限が短いので注意が必要です。 次に(2)です。昨今は航空会社でグループを作るのが一般化し、グループ内では相互にマイルの加算/マイルの利用ができるようになっています。現在世界には「スターアライアンス」「スカイチーム」「ワンワールド」の三大グループが存在します。従って「どのグループの航空会社を多く利用しそうか」が判断のポイントになります。 日豪間の往来に使えそうな航空会社では、ニュージーランド航空/アシアナ航空/シンガポール航空/タイ国際航空がスターアライアンスに、大韓航空とコンチネンタルがスカイチームに、カンタスとキャセイパシフィックがワンワールドにそれぞれ加盟しています。JALはどれにも加盟しておらず個別に提携を結んでいます。 マイレージプログラムでは1000マイル搭乗したからといって1000マイルをそっくり加算してくれるとは限らず、航空券の種別や利用区間によっては700マイルや500マイルに割り引かれることがあります。区間マイルに対する加算マイルの割合を「加算率」などと呼んでいます。 航空会社-プログラムの組み合わせによる加算率は[1]などを見て頂くとして、主要な注意点は以下の通りです。 ・日系2社のプログラムは他社便含め加算率が悪い(格安航空券50%、正規割引航空券70%) ・ワンワールド系プログラムは他社便搭乗時の加算率が悪い ・スカイチーム各社のプログラムでは、大韓航空の格安航空券を加算対象から外しているものが多い(エールフランス&KLM"Flying Blue"、デルタ航空”SkyMiles"など) (3)は見落としがちですが意外に重要なポイントです。いくら加算がしやすいプログラムでも、特典交換に必要なマイル数が多いのでは意味はありません。 日系2社はマイルが貯めにくい分、特典交換に必要なマイル数は少なくなっています。アジア系は全般に必要マイル数が多めです。米系各社は貯めやすいのですがその分予約が取りにくいのが欠点です。 全てはここで書ききれませんが、狙おうとしている特典航空券がどんなものでそれを手に入れるには何マイルの搭乗が必要になるか、候補を絞った段階で試算されるとよいでしょう。 【直行便利用】 日豪間直行便があるのはJAL、カンタス、そしてカンタス子会社のオーストラリア航空です。 JAL便利用の場合は"JAL Mileage Bank (JMB)"が第一の選択でしょう。特にいわゆる格安航空券の場合はJMBにしか加算できません。JAL便を正規割引航空券(悟空、エコノミーセイバー)で利用されるなら、アメリカン航空の"AAdvantage"でも加算できます。 AAdvantageはマイルの有効期限の規程が緩いので(最終の加減算から36ヶ月、貯め続ければ無期限有効)、気長に貯めたければJMBよりよい選択となります。またAAdvantageは加算率は悪いながらカンタス搭乗分も加算できます。 カンタス便を中心に利用されるなら、同社の"Qantas Frequent Flyer (以下QFF)"がベストでしょう。マイルの有効期限は最終の加減算から36ヶ月なので、これも貯め続ければ無期限有効です。ワンワールド他社のプログラムは加算率がよくなかったりマイルの有効期限が短かったりでうまくありません。QFFはオーストラリアで入会すると入会金(82.5豪ドル)がかかるので、日本で入会しておいた方がよいでしょう。 オーストラリア航空便は現在のところマイル加算が一切不可です。親会社カンタスのQFFにも加算できません。 【経由便利用】 ●スターアライアンス各社利用 ニュージーランド航空/アシアナ航空/シンガポール航空/タイ国際航空を中心に利用される場合ですが、有効期限の規定の緩い"Mileage Plus"(ユナイテッド航空)か"Asiana Club"(アシアナ航空)をお勧めします。前者は最終の加減算から36ヶ月なので貯め続ければ無期限、後者は完全に無期限です。ユナイテッドが好みでなければ"Aeroplan"(エアカナダ)もあります。こちらも「最終の加減算から36ヶ月で失効」なので、実質無期限です。 Mileage Plusは予約が取りにくいのと経営の先行きが不透明なこと、Asiana Clubは特典交換に必要なマイル数が多め(特に短距離線)なのがそれぞれ短所です。 シンガポール航空"KrisFlyer"、タイ国際航空"Royal Orchid Plus"、ニュージーランド航空"Airpoints"は獲得マイルに期限があるのでお勧めしません。またシンガポール航空の安い航空券にはどのプログラムにも加算できないものがあるので併せて注意が必要です。 ANA Mileage Club (以下AMC)も日本国内在住ですと、確かに各種のキャンペーンや提携企業でのボーナスマイル、あるいは電子マネー"Edy"の利用などで日常生活でも貯め易くできています。JMBも含めて日系2社のプログラムは日常生活での貯めやすさならトップクラスと言えます。 ところが海外在住となるとこれらの加算機会が一気になくなり、逆にマイルの有効期限の短さが欠点として浮上してきます。オーストラリアにはANA便の就航もありませんし、よほどの理由がない限りAMCは最善の選択とは言えないでしょう。 ルフトハンザの"Miles and More"に貯めるとマイルがなかなか失効しない、というのは何かの間違いだと思います。Miles and Moreでは獲得から3年経過した四半期末で失効します。(年に何万マイルも乗りまくって上級会員資格"Senator"に達すれば資格を維持している限り失効しませんが、これは例外も例外です) ●スカイチーム各社利用 安さで人気のある大韓航空ですが、この場合は自社プログラム"Skypass"、ノースウェスト"WorldPerks"、コンチネンタル"Onepass"、アリタリア"Club Mille Miglia"辺りから選ぶことになります。いずれのプログラムもマイルに有効期限はありません。 この中では何かとキャンペーンの多いWorldPerksが良いと思いますが、経営の先行きが不透明なのが難点です。Skypassは特典交換に必要なマイル数がやや多いのですが、大韓航空中心に搭乗されるなら悪くないと思います。 このほかグアム乗り継ぎでケアンズに就航のあるコンチネンタルがあります。この場合は上記のほか、エールフランス&KLM "Flying Blue"やデルタ"SkyMiles"でも加算できます。 裏技なのですがアリタリア"Club Mille Miglia"を選ぶと、「お金があって楽したい時はカンタスの直行便、体力はあるけどお金のない時は安い大韓航空」のどちらでも加算できます。カンタスはスカイチーム加盟会社ではありませんが、アリタリアと個別に提携しているためです。 ●ワンワールド各社利用 カンタスについては「直行便」の項で触れましたのでそちらをご覧下さい。 他に候補となるのはキャセイパシフィックですが、この場合は自社の"Asia Miles"で貯めるのがよいでしょう。ただし獲得マイルの有効期限が3年なので、気長に貯めたい場合は前出のQFFという選択も出てきます。 キャセイパシフィック便利用でAAdvantageを選ぶのは、加算対象外の航空券が多いので適しません。 ●それ以外の航空会社 提携グループ未加盟の航空会社ですと加算できるプログラムは限られます。その中で有効期限が長く、提携範囲が広いプログラムには以下の組み合わせがあります。これらの航空会社の航空券は一般に安く手に入りますが、航空券の種別によっては加算対象外になることもあるのでご注意ください。 マレーシア航空搭乗 WorldPerks(ノースウェスト航空)に加算 中国国際航空搭乗(*1) Asia Miles(キャセイパシフィック) チャイナエアライン搭乗 SkyMiles(デルタ航空) EVA航空搭乗 Onepass(コンチネンタル航空) ベトナム航空搭乗 Skypass(大韓航空) ※それぞれ自社プログラムもありますが、有効期限が短かったり提携会社が少なかったりするのでお勧めしません。 【クレジットカード】 4年間現地に滞在されるとなると現地で銀行口座を開かれるのでしょうか。とすると現地決済のクレジットカードにした方が決済の点で有利だと思います。(日本発行のカードでも使えることは使えますが、日本円への換算時に1.6%程度の利用手数料が加算されます) 航空会社のクレジットカードを作る方法と、それ以外のクレジットカードでポイントを貯め、それをマイルに移行する方法の二つがあります。最終的にマイルの獲得を目指されるなら一般に前者が有利です。 プログラムが絞れていない段階でクレジットカードまで絞り込むのは大変ですが、クレジットカード利用でのマイル獲得を重視されるなら、No. 3のご回答にもあるようにカンタスの提携カード[2]が良さそうです。 ※少なくとも以下のプログラムは、オーストラリアでのクレジットカード発行はないようです。 Asiana Club, Mileage Plus, Skypass, WorldPerks, Asia Miles 【結論】 1. 航空会社優先でマイレージプログラムを選択するなら以下が良いと思います。 - JAL直行便を利用されるおつもりなら JAL Mileage Bank - オーストラリア国内も含めて、カンタス便を多く利用されるなら Qantas Frequent Flyer - キャセイパシフィック航空もお考えなら Qantas Frequent FlyerかAsia Miles - シンガポール航空/タイ国際航空/アシアナ航空/ニュージーランド航空なら Mileage PlusかAsiana Club - 大韓航空なら WorldPerksかSkypass - それ以外の航空会社 本文参照ください 2. 逆にプログラムを先に選ぶなら次の選択が考えられます。 (A) Qantas Frequent Flyerに入会しカンタス直行便を利用する。(航空券の値段は高いが便利。クレジットカード利用での加算機会もある) (B) WorldPerksに入会し、大韓航空やマレーシア航空、コンチネンタル航空を利用する。(乗継ぎの不便さはあるが、航空券は全般に安い) (C) Mileage PlusかAsiana Clubに入会しスターアライアンス便を利用する。(これも乗継ぎ。全般的な航空券の安さでは(B)に一歩譲るかも) [1] 加算率 http://homepage3.nifty.com/timetravel/kakuyasukasanritsu.html [2] QFF提携カード http://www.qantas.com.au/fflyer/dyn/partners/card *1 中国国際航空とAMCはマイレージプログラム上の提携はあるものの、正規割引以上の航空券でないとAMCには加算できない。
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- gumtree
- ベストアンサー率16% (2/12)
カンタス航空で飛ぶなら、ANZ銀行が出しているQantas Frequent Flyer ビザカードが便利です。 ビザカードで買い物したポイントが全てマイレージに換わるようになっているので、効率よく貯まりますよ。
お礼
カンタスは考えたことなかったんですけど、ANZのカードが使えるならオーストラリアにこれから4年すむのには便利ですね。回答ありがとうございました。もうちょっと考えて見ます。
- opechan
- ベストアンサー率51% (398/773)
日本とオーストラリア間の行き来には、どの航空会社をお使いになるおつもりですか? 普通はNo1様のご回答どおりスターアライアンスのANAがよろしいと思いますが、なんと言っても一番マイルを稼ぐのは国際線部分ですよね? 問題はオーストラリアにはJLとカンタスしか飛んでいないことです。 JALは独自路線、カンタスはワンワールドです。 スターアライアンス加盟会社でオーストラリアの往復に使えるのは、ニュージーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空ですから、常にオークランドなり、シンガポール、バンコクなどを経由した移動になります。
- gk-ak
- ベストアンサー率0% (0/1)
はじめまして。 ANA提携のカードにするのが良いかと思います。 ANAはJALと違ってスターアライアンスグループ というかなり多くの航空会社が参加しているグループの メンバーなので非常に使い勝手がいいです。 要するにグループ内の飛行機ならどれにのってもマイルをためれます。 国内でもEdyの支払い(要するにコンビニとかで電子マネーで支払う) だけでマイルがたまりますし、買い物したポイントもそのままマイルに 変換されるプログラムもあります。 ただ、飛行機ならば一度に何千マイルもたまりますが、 買い物でマイルをためるのは、結構、至難な技です。 オーストラリアのように、普段の生活での支払いが ほとんどカードというようなところならば、 思い切ってアメックスにして、そのポイントをマイルに変換し 提携航空会社の航空券をゲットする。 それで飛行機でためる分はルフトハンザのマイレージプログラム にして、それはそれでためる(ルフトハンザにためるとマイルの失効 がなかなかしないのでためやすいです。) のほうが効率が良いかもしれませんね。 なんだかまとまらない回答で申し訳ございません。 私はANAカードと、ルフトハンザの併用です。
お礼
質問があいまいなばっかりにこんなに長々と答えてもらってありがとうございます。希望の航空会社はシンガポールです。なんでアシアナクラブが自分に向いてるかなとこの回答を見て思いました。けどこの回答を参考にもうちょっと自分で考えてみようと思います。ありがとうございました☆