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検体量について・・(臨床検査・院内関係者の方々へ)
臨床検査の会社の末端で働いている者です。 毎日のように血液や尿と言った,いわゆる「検体」と呼ばれるものが全国津々浦々より搬入されて来ます。 かれこれ長い年月働いているのですが,どうしても質問と言いますか,半ば要望に近いお願いがあるのです。 それは検体の<量>についてです。 たとえば必要とする量が0.6cc程度であるのに,容器に入って搬送されてくる物の中に,隙間のないほど思いっきりたくさんの量が入っているものがあります。そのままでは検査できませんので,量を減らしたり別の容器に移し替えたりしています。その際,手に触れたりして感染の危険も増大します。 なぜ必要量を大幅に上回る,不必要な量を入れてくるのでしょうか?。 この点に関しましては当社としてはユーザーに対して弱い立場にあるようで,改善を申し入れるどころか,そんな話さえ出来ないようなのです。 むしろ一杯に満たす方が難しいテクニックだと思うのですが。^^; この点に関する事情をご存知の方,また改善は可能なのかどうかについて,実際に業務に携わっておられるご専門の方々からのご意見を伺わせてください。 検体の種類は「尿」です。 よろしくお願いいたします。
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- satsuki728
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私は比較的小さな病院に勤める検査技師です。 私の病院でも検査によっては検査センターに検査をお願いしています。 こんな私の経験なのですが、私達の病院は検査技師が数人しかいない為、 検体の採取は看護婦さんにお願いするのが殆どです。そうすると、看護婦さんは 検査について詳しくないので、容器に入るだけ入れてしまうのです。 きっと検体の量が足りなくて「取り直し」になるよりは・・・という考えでだと 思うのですが。私達もそれを見て、必要量以上には入っているので量を調節することは しません。特に「尿」はそうなってしまいがちです。 しかし私達、病院側は(ウチの病院だけかもしれませんが)、検査センターの方が こんな苦労をしているということを、考えないのだと思います。 自分達も患者さんがハルンカップいっぱいに「尿」を取ってくるのを見て、「こんなに いらないのに~」と思うのに変ですね。 きっと、この事を知れば、みんな気を使うようになると思います。ほんのチョットの ことですから・・・ 私も明日からの仕事の中で、少しずつ気を使っていきたいと思います。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
私も検査技師ですが、検体量不足で困ったことはありますが、検体量が多すぎて困ったことはありません。 ただ、尿に関しては採取量が多いため、確かに必要以上容器に入っています。(液体の時はぎりぎりでも凍結すると膨張するということを知らないのか疑問の時もあります)ですからたまに蓋を飛ばしてしまうこともあります。「大は小を兼ねる」ではありませんが、必要量以上入っていても別に文句は出ません。凍結検体の場合は、現場で起こることといえば量が多いがゆえに混和がうまくできないこと、なかなか融けないことぐらいですね。 反対に量が少なくて困る事の方がよっぽど重大なことが多いように思いますが。また、同時依頼項目が多い場合、必要量だけ送られて来るより多めに送っていただいた方がトラブルも少ないように思います(所要日数の遅延など)。 取り止めのない意見になりましたが、私は問題なしと思います。
お礼
私の担当している部署は,実際に検査を行う前段階で,集まってきた検体を整理・区分け・分注・等を行う所です。よって検査の方々の目に触れるときには,適正な量に調節されているはずですので(少ない事もありますが)多すぎる量のまま次の工程へ送る事はまずありません。ので,その調節に要する労力の所が今回私がご質問いたしました主旨でした。 多めに送ってもらったほうが何かとトラブルが少ない事はご指摘の通りです。 しかし多いと申しましても,容器の80%ぐらいまでが限度ではないか・・・と思われるところ,ほぼ100%に近い量で満たされている物が散見されるのです。 その理由がなんなのか・・・。 一つにはそれをお伺いしてみたかったのでありました。 今回はご専門の立場からご意見をいただき,どうもありがとうございました。 PS・・・量が多すぎる事の弊害を細かく書き連ねたい所なのですが,あまり詳しく言及いたしますと,医療に対する誤解も生んでしまいかねないとも思い,その点はご理解いただきたいとお願いいたします。
- manchcn
- ベストアンサー率0% (0/0)
こんばんわ。私は看護婦をしています。 >たとえば必要とする量が0.6cc程度であるのに,容器に入って搬送されてくる物の中に,隙間のないほど思いっきりたくさんの量が入っているものがあります。 必要量は検査技師から特に説明を受けていないため、少量よりは多いほうが検査結果事態に影響を与えないと思っているからだと思います。改善可能かどうかはまず、必要量はこの位なのでと一言言えば、かなり改善されるのではないかと思いますが・・・。
補足
ご意見ありがとうございました。 現場で実際に働いていらっしゃる方からのご意見が伺えて嬉しく思いました。 実は目一杯の量を入れられてしまうと,空気の部分がなくなってしまうため,攪拌して均一にする事が難しくなってしまうのです。 結果として検査データーに影響が出てしまう可能性があります。 その為,本来であればやらなくてもよい手間をかけなくてはならなくなってしまいます。 しかし,目一杯入れてくる地域や病院は(これまで調査はしていませんでしたが)たぶんいつも同じ所だと思います。 末端の意見がどこまで通用するかわかりませんが,やってみます!。 今回はどうもありがとうございました。
お礼
突き詰めて申せば,一番最初に容器に入れる段階で必要量がどのぐらいなのかを把握しているかどうかの問題が一つはあると思います。 私達も現場なら看護婦さんたちも現場。 でも看護婦さんたちのほうがより厳しい環境に立っていると思います。 どちらかが量を調節する・・・という仕事を受け持たねばならないのであれば,それは当然私達のほうがすべきであると思います。 確かにぎりぎりの量ではなく余裕を持って採取していただける事は良い事なのですが,容器の95%を越える量はその後の工程でちょっとまずいんです^^;。(それが必要量なら仕方ないのですが・・・) もし,現場でどうしてもそのように行なわなくてはならない事なのでしたら,前述のように私達が量の調節をする事に依存はないのですが,もし勘違いでものすごくたくさん必要なんだ・・と思われているのでしたら,そこはそうではないんですよ,とご理解していただければと思い,今回の質問を立ててみました次第なのです。 ご専門の立場からのあたたかいご回答に,感謝いたします。 どうもありがとうございました。