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腹部エコーを担当している方へ
以前心エコーで質問させていただいたものです。 今回は腹部エコーについて教えて下さい。消化管(胃、結腸、虫垂等) のエコーがよくわからず困ってます。 胆嚢、肝臓、腎臓、脾臓、膵臓はわかるのですが、検査依頼で「右下腹部痛」と書いてあったら虫垂炎も考慮して検査をしなければいけないと思います。 でも、消化管のエコーは全くわかりません・・・。 そこで腹部エコーをしている方で、消化管の観察の仕方、お勧めの参考書(わかりやすく、具体的に本の名前も教えていただければ幸いです)があれば教えて下さい !! 本当に切羽詰ってます。お願いします。
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医学書院の「消化管エコーの診かた・考えかた」をお薦めします。 湯浅先生は胃や腸などの管腔臓器のエコー学のパイオニアで、井出さんはその一番弟子です。お二人とも消化管エコーの達人で、かつこの著書にはお二人の消化管のエコー描出にかける情熱と細かなテクニックが満載です。消化管エコーの実際的な教科書として、これ以上の本はないと思います。 消化管は、正常の状態では管腔内にガスがあるため観察は困難ですが、炎症を伴った多くの病態でガスが排除され、腸管の浮腫によって病態の把握が可能になります。具体的な観察の仕方はこのスペースではとても説明し切れませんが、プローブの当てる角度や圧迫の強さを調節したり、管腔がどこにつながっていくかを解剖学的な知識を駆使しながら病態を把握していく行程は、実質臓器のエコー診断よりも遙かにダイナミックで、スリリングです。
お礼
遅くなりましたが返事有難うございます。早速教えて頂いた本を拝見いたしました。正直本当に難しい・・・ですが頑張ってみます。