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弦楽三重奏か四重奏でおすすめありますか?
タイトルの通りなんですが、三重奏(ヴァイオリン、ヴィオラ、セロ)か、四重奏(第1、2ヴァイオリン、ヴィオラ、セロ)という編成で、よい曲、必聴の曲ありましたらお願いします。 私の好みの傾向は、バッハ、ジョン・ダウランド、トゥールロッホ・オキャロラン、モンテヴェルディ、シベリウス、サティといった感じです。 できれば、対位法的な、どの楽器も平等に主張してて、それで一体になっていて、シンプルな美しいメロディのものをご紹介いただけたら幸いです。 なんだか注文が多くなってしまいましたが、よろしくお願いします。
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「できれば、対位法的な、どの楽器も平等に主張してて、それで一体になっていて、シンプルな美しいメロディのもの」ということであれば、バッハのゴールドベルク変奏曲をシトコヴェツキーが弦楽三重奏に編曲したものがお勧めです。 シトコヴェツキー(vn)、コセ(va)、マイスキー(vc)というCDも出てましたし、他のCDもあるようです。おそらく検索すれば、いろんな人たちが感想を述べていると思います。ご参考に。
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- alice28
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弦楽器は詳しくないのであまり参考にならないと思いますが。。。 万博でエンターテイナーを弾いていました。 どの楽器も平等に主張しているように聴こえました。
お礼
ありがとうございます。 エンターティナーって、あのラグタイムの名曲ですか? ラグは、実は大好きで、ピアノソロ、ギターソロを何枚か持ってます。 たしか、忘れ去られようとしてたのが、「スティング」で、オーケストラに編曲されて、復権したんですよね。 四重奏、三重奏であるかなあ。 いや、考えても見なかったので……。 探してみます。ありがとうございました。
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締め切るにあたって、もう1度お礼を。ありがとうございました!!
- Ta595
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こんにちは。 弦楽四重奏はあまり詳しくないので,一度は回答を断念したんですが,みなさんへのお礼などを拝読しているうちに,回答させていただきたくなりました(笑) まず,シベリウスがお好き,とのお言葉がありましたので,一般にはあまり知られていませんが, ☆シベリウス作曲 弦楽四重奏曲 をお薦めします。シベリウスらしい,涼しげな美しさのある曲です。 あまりCDは見かけないとおもうので,念のため。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000063LDN/ref=pd_sim_m_dp_1_4/249-0179488-0379558 カップリングのグリーグの弦楽四重奏曲も,これまたあまり有名な曲ではありませんが,質問者さんのお好みには合いそうな気がします。 (グリーグは,シベリウスとご近所のノルウェーの作曲家です) また,ちょっとカンニングした気分ですが(笑),ボロディンはOKとのお言葉がありましたので, ☆チャイコフスキー作曲 弦楽四重奏曲第1番 ☆ドヴォルザーク作曲 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」 もお薦めできるかな,と思います。どちらも,それぞれのお国(ロシアとチェコ)の風土に根ざしつつ,それをクラシック音楽として見事に昇華させた名曲です。 どちらも第二楽章(緩徐楽章)の民謡風の優しい美しさが素敵だと思います。 最後に,質問者さんのご要望はやや度外視してさえもお薦めしたいのが,シューベルトの弦楽四重奏曲です。たくさんあるのですが,どれか一曲というならば, ☆シューベルト作曲 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」 でしょうか。いわゆるクラシック音楽の本流の作品ですが,ベートーヴェンほどの渋さはありませんので,興味があれば,ぜひ一度聴いていただきたく思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そう、お礼で私がいかに知らないか暴露していきましたからね。ほーんと、知ってることはまあ知ってるんですが、知らないことは全然知らないんです(……ったりめえよ)。 はい! シベリウス! きましたね~。もともとエーロ・ヘイノネンというピアニストのピアノ曲全集(5枚)から入ったんです。「フィンランディア」のソロピアノ・ヴァージョンもあります。 仰るとおり、爽やかで、のびのびとしたあの曲を、あのしかめっ面であさっての方を向いた禿頭の外人じじいが(……^^;)作ったとはとても思えなくて。 四重奏で聞けるとは、しかも廉く。グリーグまでついてきちゃって。 チャイコフスキーとドヴォルザーク、これもAmazonにありましたね。 ドヴォルザークは、小学生のころ、放送部で「下校時刻になりました~」をドヴォルザークに伴奏してもらってやってました。力のあるメロディーを書く人ですね。デュ・プレの演奏が耳に残ってます。四重奏だと、また違った魅力がありそうで、楽しみです。 チャイコフスキーは、じつはまったくイメージがありません。これが初体験かも。有名な人なので、いつかは、と思ってました。いつかがきたようですね。 シューベルトですか。「冬の旅」はいいですね。お勧めにすなおに従わせていただきます。 美しくて、芯のあるメロディ(を浮かび上がらせる音世界)。これが私の求めてやまないものです。どんなジャンルであろうと。 ありがとうございました。
補足
締め切るにあたって、もう1度お礼を。ありがとうございました!!
- mannequincat
- ベストアンサー率24% (113/455)
#4です。 間違いがありました。フェインブルクはフェインベルクです。スペースキーでカタカナにならないんで変だな、とは思ったんですが酔っぱらいは嫌ですね。と、もっともらしく訂正しましたがロシア人の名前はよくわからない。例えばハインリヒ・ノイハウスと呼ばれていた男はいつのまにかゲンリヒ・ネイガウスに変わってておやおやとか。ラフマニノフは英語話者の耳にはロフマニーノフの聞こえるそうです。 ロシア五人組は広辞苑にも立項されてますので御覧ください。うち四人はきっと御存知でしょう。キュイだけは私も長く忘れていました。国民楽派としてルビンシテインと睨み合った人たちです。 韃靼人の踊りは、そうです、聞けば分かるってやつです。一年か二年くらい前、テレビCMで黄色い星が顔になってる人が緑の森の中で「ちーちーちー、ちちちーちち、ちちちー」と歌ってました。この「ちー」はチーズのちです。チーズがらみの商品。 ボロディンは玄人に言わせると不器用な作曲家だそうです。まあこの人の音楽は片手間ですから、そうかもしれませんが、私にはよく分からない。とにかく綺麗なメロディーを思いつく才能があったことだけは疑いません。
お礼
再度のご回答、ありがとうございます。 外国語を片仮名に写す場合の表記は、いちおう決っているらしいのですが、あまり細かいのや新しいものは決ってないらしいです。北欧なんかもひどい。 日本語だけじゃないでしょう。その言語にない音なんだから。どだい無理な話、でもやんなきゃいけない(こういうことって、他にもありそう)。 五人組、ありました。キュイは(一般の名前としても)初めて聞きます。ルビンシュテインとですか、いや勉強になります。 〉韃靼人の踊りは、そうです、聞けば分かるって 〉やつです。一年か二年くらい前、テレビCMで~ 3年ほど前に、テレビから火花が散っちゃって、火事が怖いので早速処分しました。それいらい、テレビがありません。だから、せっかくご紹介いただいたCMは、私にすれば「ちー」の連続でしかありません。でも、聞けば判りますよね。チーズもすきだし(おぃ)。 不器用な作曲家、ですか、洗練されてないってことでしょうか……。「洗練」されたものが、必ずいいとは、私なぞまったく思いませんけどね。かえって、「牙」を抜いちゃうんじゃないか、なんて思います。 私も、これから飲みにいきます。 ありがとうございました。お話いろいろ伺えて、楽しゅうございました。
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- zephyrus
- ベストアンサー率41% (181/433)
弦四丁にヴィオラかチェロを加えた弦楽五重奏はまだあるものの、弦楽三重奏は数少ないと思います。 そのなかにあって、 「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563」 は、モーツァルトの唯一の完成された弦楽三重奏曲だそうで、二つのメヌエットの楽章を持つ全六楽章の、ディヴェルティメント(喜遊曲)という名にふさわしい一見屈託のない音楽ですが、私にはモーツァルトの数ある室内楽の中でも最も比類なく美しい一曲に聴こえます。 私の持っている唯一のCDは40年くらい前に録音されたとおぼしいグリューミオーのものですが、例によってヴァイオリンがよく歌うものの、三つの楽器は対等に織り成し、しばしば幻想的で彫りが深く、そうして全曲を支配するのはメランコリーです。 それから、「弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K.387」 は、六曲からなるハイドン・セットと呼ばれる弦楽四重奏曲の最初の一曲で、第一楽章と第四楽章が四声で噛みあう対位法的手法が著しいので付記しておきます。第四楽章は私もご機嫌にmidiにしたことがあります。 あと、フーガを好んだベートーヴェンに、 「大フーガ 変ロ長調 作品133」 という弦楽四重奏曲第13番作品130の終楽章として作曲されながら長大となったため独立させた雄渾な一曲がありますのでこれも付記しておきます。
お礼
ついにモーツァルトの登場ですね。 五重奏のほうが多いんですか? トリオかカルテットだと思ってました。不勉強ですね……。 ご説明拝読しておりますと、私の好みをよくご理解いただき、本当にお勧めのものをご紹介下さったのではないかと存じます。わくわくします。 ベートーベンは、「合唱」「田園」それにいくつかのピアノソナタしか知りません。フーガはぜひ聞きたいですね。バッハの時代と、どういうふうに違うんだろう……など、興趣は尽きません。 どうもありがとうございました。
補足
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- mannequincat
- ベストアンサー率24% (113/455)
ボロディンの弦楽四重奏曲第二番のメロディが簡浄で甘美であることを否定する人は稀だろうと思います。 中学校の音楽の授業でロシア五人組(ラッシャン・ファイブ、レ・サンク)という語を習われたはずですが、その一人ですねボロディンは。 ボロディンと言えば『ダッタン人の踊り』(のうちのガールズ・ダンス)ですが、あの美しい旋律は思い浮かびますか。音楽とエロの関係をしつこく追求した漫画篇『ブラブラバンバン』にも登場しましたが。 この曲は四つの楽章から成りますが中でも第三楽章ノットゥルノの主旋律の美しさは途方もないもので、ポップにアレンジされたものを日常しばしばお店屋さんのBGMで聞かされます。 じつのところ、私所有のCD中、弦楽アンサンブルというと、この曲を収めた二枚のみです。最初にこの曲を知ったのはピアノ独奏用に編み直された楽譜によってでした。 ロシアの往年の大ピアニスト、サミュエル・フェインブルクによる編曲ですが、これがもう本当によく出来た、一分の隙もない名編曲で、惚れ込みました。原曲も聴いてみなくては、というわけで購入、という倒錯的な順序だったわけで。 で、ピアノ編曲と原曲とどちらが優れているかというと、まちがいなく前者だろうと思います。ところが残念ながらピアノ編曲には録音が今のところ存在しないらしいんですよ(ミヒャエル・ナナサコフが録音したという噂は聞きましたが発売には至っていないようです)。 というわけで、この美しい曲を聴くには原曲を聴くしかないのでした。あれ、なんか変なことを言ってるかな俺…ちょっと呑んでますが…。ちなみにフェインブルクは第二楽章のスケルツォもピアノで弾けるようにしてくれてます。至高の傑作ノットゥルノよりはだいぶ落ちるけど、これだって悪くない編曲です。両方とも著作権切れで楽譜はネット上に出回ったことがあるので持ってる人は少なくないはずです。
お礼
ご機嫌でのご回答、嬉しく思います。 ボロディンは、「中央アジアの高原にて」しか知りませんが、好きです。あんな感じなら、(その地域の音楽に根を張ってて、メロディも美しいだけでなく、芯がある感じ)いいですね。シベリウスもオキャロランも、そんなところが好きなんです。 ロシアの5人組……中学で習いませんでした。いま初めて聞きます(あるいは習ったのかも、なにしろ音楽の時間は、視聴の時間の他は、内職してましたので、今こんなに音楽好きなのが不思議なくらいです)。 「ダッタン人の躍り」曲名は知ってます。聞けば、ああこれか! って感じなのかな。私はピアノ譜は読めませんので、だれかが弾いてくれるのを待つしかないです。悔しい……。ギター譜なら、なんとなくわかるんですが(なんとなくですよ)。 いわゆる「ヨーロッパ」的な音楽にない面白さを味わえそうな気がします。探して聞いてみます。 ありがとうございました。
- terra5
- ベストアンサー率34% (574/1662)
対位法的となると、バッハとかそれ以前の作曲家かなと思いますが、 その頃は弦楽三重奏、弦楽四重奏という編成は一般的でないので、編曲物になるように思います。 例外的で有名な曲として、バッハのフーガの技法をあげておきます。フーガとカノンばかりですから。 楽器指定がない4パートの曲なので、弦楽四重奏の編成で演奏してあるものがあります。 編成として多いのはトリオソナタみたいのでしょうか。 独奏楽器2台と通奏低音といった編成になります。 また、バッハ以前となると弦楽器もガンバが現役なので、逆にヴァイオリン、ビオラ、チェロといったものが珍しいということもありえますし。 バッハ、ダウランド、モンテヴェルディが希望なら、楽器編成の制約はもっと緩くないとほとんど曲は無いように思います。 あと、対位法的というと、どちらかというとシンプルな物とは離れてくるように思います。 どちらかと言えば、必然的に複雑な感じじゃないかと。
お礼
アドバイスありがとうございます。 そうですね。フーガやカノンをそれぞれの楽器に移しかえたものなら、ありそうですよね。さがしてみます。 私の質問文に瑕疵があったようです。挙げた名前は、その人のものを聞きたいという意味ではなく、こんな感じのものを聴いていました、という、いわば補足なんです。 私は、聞くものは大変に偏っておりまして、バッハ以前、それも、ルネサンスあたりはよく聞くのですが、ベートーベンやモーツァルトは、ほとんど聞いてないんです。それどころか、いわゆる「音楽の教科書」に出てくる作曲家は、音楽の授業でしか聞いたことがないという……。(^^; で、いきなりサティに飛んじゃうんです(シベリウスは、なんでか好きなんですけどね)。 つまり、弦楽四重奏や三重奏が、最も盛んだった(のかな?)頃の曲は、なにも知らないんです。 そういうことで、お願いします。 対位法はシンプルじゃないとのご指摘、たしかにそうで、これも私の書きようがよくありませんでした。 イメージとしては、多声が響いている中から、一つのメロディが浮き上がってくるような感じなんです。あと、厚い編成はどうも好みじゃないんで、ということもあります。 曲の構成は複雑でも、聞くと統一的な“音世界”になる曲、といったら近いかな……。 ご指摘ありがとうございました。補足するよい機会になりました。 それなら、というのがあったら、ご紹介いただければ幸いです。
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締め切るにあたって、もう1度お礼を。ありがとうございました!!
- risuiran
- ベストアンサー率43% (23/53)
三重奏→ドホナーニの「弦楽三重奏のためのセレナーデ Op.10」 三人の絡み方が面白いし、メロディもかっこいいです! 四重奏→メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲。8曲ありますが、特におすすめなのは1番、2番、「弦楽四重奏のための4つの小品」。スコアを見ながら聴くと分かりやすいと思いますが、メンデルスゾーンは4人それぞれに「おいしい役割」をもたせてくれているんですよ♪メロディも美しく、聴きやすいです。おすすめ!
お礼
早速のご回答、感謝!! です。 ドホナーニとは、初めて聞く名前です。絡み方が面白いとは、そそられますね。メモを財布の中に入れて図書館で探してみます。 メンデルスゾーンは、いちど聴いてみたいと思っていた人です。とてもきれいなメロディを書く人だそうですね。それぞれに「見せ場」があるとは、にくいことを……。小さいパーティーをイメージします。8曲全部聞いてみます。
補足
締め切るにあたって、もう1度お礼を。ありがとうございました!!
お礼
ご回答ありがとうございます! ゴルドベルグは、ピアノ版を何種類も集めるほど好きな曲なんです。ギター版もエトヴシェというひとがアレンジしたのがあるようなので、近々入手したいと思ってます。山下和仁さんも最近のコンサートで全曲でないけどやったみたいですしね。ただ、チェンバロはまだよい演奏に巡り会ってません、レオンハルトが合わなかったんです。 アリアなんか、あんなきれいな旋律はないと思っています。 オーケストラ版があるのは知っていましたが、もともと厚い編成があまり好きではないんで、ちょっと敬遠だったんです。 弦楽三重奏であの曲が聴けたなんて!! 感激です(聞く前から……)! よい情報、感謝いたします。ありがとうございました。
補足
締め切るにあたって、もう1度お礼を。ありがとうございました!!