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バイオリンの受け継がれ方について

先日、バイオリンのコンサートに行きました。 演奏者がバッハの曲を弾いてくれた後、このバイオリンはバッハより前に誕生しているものなんですよ、、という ことを話されていたのですが。 前から気になっていたのですが、そういう古い楽器は (1)どういう伝達方法で、(楽器店から買うのか? 師事しているひとから頂くのか?)ひとの手に伝わり (2)どれくらいの値段で (3)その価値は何で決まるのですか? バイオリンは古いほど音がいいものなんでしょうか???

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回答No.1

(1)ストラディバリウスのような超高級品の場合は財団が存在し、名器を演奏者に貸与しています 例:諏訪内さんの場合は2億円ちかい ドルフィンという名器を貸与されてます。 (2)ガタニーニでも何千万 3000-6000万 と言われています。それ以上になると、値段はつけられない(というか壊されると怖い)ので財団が保持・管理していくことになるとききました。とりあえず売り買いするにしても何千万単位です。 (3)古い程よい、と言う人もいますが、現在のストラディバリウスはあと100年くらい経ったら鳴らなくなるという人もいます。今現在が一番鳴る時期(ストラディバリウスの場合)だとか。

noname#121872
質問者

お礼

へぇーーーーーーです。 そうなんですか、レンタル、、なんですね? バイオリンってそもそもなんの木でできているんでしょうか? 鳴らなくなるって いうのも原理的に構造がわからないので、受け継がれた証拠というものも、本当に 間違いなく古いものなのか?昔、東大だかの海野とかいう教授がバイオリンで悪いことしましたよね? なんか不思議で奥の深い世界なんですね・・・

その他の回答 (3)

  • terra5
  • ベストアンサー率34% (574/1662)
回答No.4

安物バイオリン弾きです(笑) 古いバイオリンですが、楽器全体がそのままの形で残っているわけではありません。 まず多分ボディ以外は当時の物は使っていないでしょう。 指板、ネック等は交換されていると思います。 駒、ペグといった物は長い目でみれば消耗品ですし。 また、実はほとんどが改造(?)物です。 単純に言うと、バイオリンは当時の物と現代の物では構造が多少異なり、現代の物はより大きな音が出るようになっています。 そのため、現代風に改造されてます。 具体的にはネックの長さ、傾き、弦高等。 あと、弦も変化してます。 当時の構造の物はバロックバイオリンと呼ばれてます。 あと、高額な古いバイオリンは楽器の価値の他に骨董品、美術品工芸品的な価値もだいぶついているようで、 純粋に楽器、音としての価値だけではないようです。 ですので、楽器としてはあまり価値が無くても、骨董品として高額な場合もあるようです。

noname#121872
質問者

お礼

バイオリン弾きさんこんばんは。 ご回答ありがとうございます。なるほど、そうなんですよね、消耗品部分もあるはず、、とは思ってたん ですよ~。でもみなさんが紹介してくれたHPなどをたどると、諏訪さんとか金額には置き換えられないよ うな代物を財団からお借りしてるんですってね?すごいですよね、そんなもの借りたら心配で夜眠れない んじゃないだろうかって、思ったりしてます。。。 興味深いご回答ありがとうございました。

  • ayupapa
  • ベストアンサー率40% (466/1140)
回答No.3

こんにちは。とても興味深い質問ですね。私も勉強させて頂きました(ちなみに私は趣味でギター作ってます)。 >バイオリンってそもそもなんの木でできているんでしょうか? これだけ回答させて下さい。基本的には表板はスプルースという松の仲間、指板は黒檀(エボニー)という柿の木の仲間、ネックや側板、裏板はメイプル(カエデ)、接着剤はニカワ(動物蛋白)、塗料はセラック(シェラック)という昆虫(カイガラムシ)由来の天然樹脂です。みんな生き物なんですね。

参考URL:
http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/qa/meisterqa.htm
noname#121872
質問者

お礼

ギター作ってる方、、がいるんですね~。すごい。ウクレレ作ったひとならいたけど(笑) ぜんぜんワケが違いますよね? 表板と裏板が違うなんて知らなかったです。違う素材をくっつけてるんですね-。昆虫の塗 料も天然とはいえある意味「ゾ」ですが、、そ、そうではなく、すごいですよね、手間も 時間もかかることが一番お金がかかることなんですよね。だから楽器って100万とか200万 とかするのね、、、です。納得。 添付していただいたURL、回答No2の方がつけてくださったのと一緒でした。この佐々木さん のHP、楽器製作にたいする真摯でストイックな姿勢と 家族との充実した生活ぶりが伝わ るよいHPですね.この回答を書いたらもっとよく読んでみます。 ギター製作、がんばってください。

回答No.2

ストラディバリウスの時代から、演奏家は貧乏だったのでパトロンが金を出し良い楽器を買って将来有望な演奏家に貸したそうです。 また貴族などがコレクションとして買った、というケースも多かったようです。 それらが、師弟関係や楽器店以外のルートとして伝わった例としては・・・・ http://www.interq.or.jp/gold/akiravln/books70.htm などの文献に詳しく書かれています。 値段はまさに相場としか言いようがないですが、一つの例として、ある製作家のバイオリンが生前500万円で売買されていたとしましょう。その製作家が亡くなったとたんに1000万円になった、という話もあります。 古いものほど良いか?については、長い年月をかけて丁寧に弾きこまれて、悪くなった部分は慎重に修理された楽器であれば、良い音がします。 その他ヴァイオリンについての詳しい事は下記のサイトを参考にしてみては如何でしょうか?

参考URL:
http://www.din.or.jp/~sasakivn/
noname#121872
質問者

お礼

URL付きの回答ありがとうございました。今見てきました。 なるほど~~~です。 古い楽器がよい楽器とも言えないといってましたね。楽器の経過年数による音質の変化と、楽器そのものの傷みに関するグラフもありました。 この佐々木公房の方のたゆまざる研究とストイックな姿勢がそのまま楽器製作に携わる職人としての姿勢なんだなーと思いました。興味深いHPでした。 またじっくり見たいと思います。ご紹介ありがとうございました。

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