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スキャニング上の補正とPhotoshopによる補正
- スキャンは高性能のフラットベッドスキャナを使用し、Photoshop同等の補正機能を利用しています。
- スキャニングの際の補正は、画像の劣化を軽減するメリットがある一方、濃淡の誤差に戸惑いを感じています。
- スキャナは倍率・解像度を設定して取り込むだけで、補正はPhotoshopで処理することも可能ですが、スキャニング上で補正する方が効果的なのか疑問です。
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モニターのキャリブレーションが完全でない場合には スキャン時には「色」に関わりのない部分のみの補正(と言うのかどうか?)に 止めておくほうがいいと思います。 具体的には先の方の回答に重なりますが サイズ、傾き、レベル補正、アンシャープマスクあたりでしょうか。 すべてモニター表示に頼らずに「数値」で管理できる部分です。 特に「サイズ」は画像取得の最初の段階で使用サイズを決定しておくのが なにより劣化を防げます。 「大きめにスキャンして縮小して使用」も良さそうに思えますが 厳密に比較すると原寸取得のほうが品質で勝ります。 同様に「レベル補正」も最初の段階で階調を整えておくほうがいいです。 この場合は「色補正」ではなく「階調補正」ですから モニター上の画像に頼らなくても「ヒストグラム」の観察で行えます。 「アンシャープマスク」についても、 基本としては「使用サイズにリサイズしたあとで適用」がいいとされていますので スキャン時に原寸取得が可能なら、その段階で適用させるのがいいと思います。 逆に言えば、使用サイズが決定していない段階でのスキャンでは アンシャープマスクを適用するのは避けたほうがいい場合もあります。 そうした部分をスキャン時に済ませておいて Photoshop上では色調整だけを行うようにすればいいのでは、と思います。 CMYK取得が可能なスキャナもありますが あとから色補正をするのであれば色域の広いRGBでの取得のほうがいいです。 ● ただ、本当に熟練したスキャンオペレータなら モニターの誤差を把握した上でスキャナの設定を操作できるものです。 同様に「ヒストグラムの観察」と「数値の操作」で色補正も行えます。 いずれはそこまでのスキルを要求されるようになりますから 少しづつ現在の作業環境(ハード、ソフトとも)をご自分のものにしていく努力が必要です。
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- ZERO3159
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補正は型抜き、サイズ変更(縮小)、歪み、シャープ、コントラスト 位でしょうか?? スキャニングしたデータをなにもせずそのまま印刷(新聞印刷)したら 同じイメージが出力されるのでしょうか?? モニタによって見え方が違うので 元データ(スキャニングしたデータ)を大事にしましょう 出来るだけスキャニングしたデータを修正しないぞ!! というくらいの気持ちでスキャンしたらいいと思います
お礼
お答え頂きありがとうございます。 実は、スキャニングソフトにPhotoshop同様の機能と書きましたが、使えるものはトーンカーブしかありません。しかも、Photoshopのようなカーブとまではいきませんが・・・。 明度やコントラストも設定できるのですが、レベル補正のようなヒストグラムがないため、モノクロの階調補正の場合はモニタの画像頼みです。 スキャンではサイズ設定だけ行い、後はPhotoshopで処理した方が効率は良いと考えていましたが、スキャナの性能を最大限に活かすには、この方法は否かと悩んでいた所です。 でも、「色」に関わりのない部分のみの補正との言葉を頂いたお陰でスッキリしました。大変参考になりました。