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麻酔の仕方 (長文です)

いつもお世話になります。 先日犬の避妊手術のことで相談させてもらいました。 3件の動物病院を回り、悩んだすえにかかりつけの病院で受けることにしました。 昨日連れて行き、早速診察台に乗せられて麻酔を打たれました。 麻酔はすぐに効き始め、意識はあるが体が動かないというように見えました。 病院のスタッフが動けなくなった犬の両手を縛り、診察台に貼り付けました。 犬は意識があるので今まで味わったことのない恐怖に体をブルブル震わせながら、動かないなりに必死で抵抗していました。 そんな状態の犬に病院のスタッフは手術部分の毛を刈るなどテキパキと準備をしていました。 動けなくなってからも4・5分でしょうか、体の震えは止まりませんでしたがそのうち意識も遠のき、深い眠りについたようでした。 私はその間、犬の枕もとに立ち犬の体を撫でていました。 体を診察台に貼り付けたのは、麻酔のための注射器のチューブが犬に刺さったままだったことと、診察台から落ちないためであると思うのですが、かわいそうで涙が止まりませんでした。 縛ってある紐をほどいてもらい私が暴れないように見ておくからと言いたかったのですが、1歳になる子供を抱いていたためそれもできずこのような場に子供を連れて行ったことを深く後悔しました。 麻酔はどこの病院もこのような状態でかけるのですか? 私の行った病院が犬に対して配慮がないのでしょうか? 診察台という緊張・怯える場所ではなく、床の上の安心した状態の時に麻酔を打って、しっかり眠りについてから手術の準備をするということはできないのでしょうか? 経験者・病院関係者の皆さん、お話をお聞かせください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

そちらの病院のやり方に問題はないと思います。 最初に診察台の上で打った「麻酔(ほんとは麻酔じゃないけど飼主にわかりやすいようにそう呼ぶことがおおい)」と言われるものは、「鎮静剤」です。鎮静剤を使うと、麻酔の前処置(毛狩りや留置針(注射器のチューブ))が行いやすいです。また、鎮静剤を使うと麻酔薬の量が少なくて済むので体に負担がかかりにくくなります。毛刈りのあいだはぼんやりと意識があったようですが、それはできるだけ麻酔薬の時間を少なくするための配慮だと思います。麻酔時間が少ないほど体には負担が少ないのです。 手足を縛ることの第一の目的は体位を保つためです。手足をひっぱた状態のほうがより避妊手術を行いやすいのです。それぞれの手術にあった手足の縛り方があります。もちろん、麻酔が浅くなったときに暴れたり、落ちたりしないようにという意味もあります。 飼主さんには非情に感じられるかもしれませんが、短時間で効率よく手術を行うためです。ひと時の犬の恐怖心をなくすためより(一応鎮静剤てある程度恐怖心はやわらぎます)、より命を優先させないといけないのが手術の現場かもしれません。 本当に暴れん坊で怖がりで手のつけれないような子は、麻酔でしっかり眠らせてから処置をしますが、前述の方法よりある程度リスクは高くなるでしょう。 今度、不安に感じることなどあれば獣医さんに聞いてあげてくださいね。きっと納得のいく説明が得られるでしょうし、場合によってはあなたの納得のいく方法に代えてくれるでしょう。

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 これが犬の負担を考えたうえでの一番の良法なのですね。 私の行った病院は評判がよく、私も昔から大変お世話になっていました。 でも患者さんが多いため、時間削減のためではないかと思ってしまいこちらで質問させてもらいましたが、今はそう思ってしまって獣医師に悪いことをしたなぁと恥ずかしい思いです。 病院の問題ではなく私の確認不足ですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

こんにちは。 手術にまつわる一連の方法は、病院によってかなり異なります。 ご質問者さまの場合は前処置に立ち会われたようですが、術式の終わりまですべてを立ち会いのもとに行う病院もあります。 朝預かってから一旦ケージで落ち着かせ、診療時間外になってから、病院スタッフのみで手術を行う病院もまた多いです。飼い主さんの立ち会いはありません。 No.4の方もおっしゃるように、麻酔の時間は短いほどペットに負担がかかりません。 麻酔前の段階で剃毛などを終わらせておけばその分麻酔時間が短くなります。健康な動物でも麻酔は短いほうがよいですが、ことに老齢の動物や健康状態に問題のある場合、麻酔前にできる処置を終わらせておくことが手術の成功を左右することもあります。他にも健康状態がよく、短時間でおわる術式などの場合にいくつかの前処置を省き、時間を短縮する場合もあるでしょう。 逆に、完全に意識が無くなってから処置を始めることには、動物の恐怖などの心理的負担をなくす、処置がよりスピーディに行えるなどの利点があるかと思います。 紐で縛ることは、人ではどんな場合にも考えられないためにかわいそうに見えるかもしれませんが、動物は人のように「寝て」「口を開けて」「動かないで」などの指示に自発的に従うことはできません。また仰向けに寝た状態を維持することも体の構造上困難です。前に述べた麻酔時間を短縮し、事故などの危険性を可能なかぎり減らし、個人病院の限られたスタッフ数で必要な処置を欠かすことなく素早く行うための方法です。通常手術中も紐で固定し、落下などの事故の危険性を減らします。人と犬では異なる点が多いのです。 飼い主さんによって感じ方は様々です。何をかわいそうと思うかも異なりますし、最後まで立ち会いたい方も一切見たくない方もいます。 ご質問者さまのおっしゃるように、完全に意識がなくなってから処置を施す病院ももちろんあります。 病院の方針によって(また場合によっては動物の状態によっても)麻酔時間を極力減らすことを第一に考えるか、動物の心理的負担をなるべく減らすことを考えるかは違ってきます。 どうしても今回の方法になじめなければ、次にそういうことになった場合、まずかかりつけの先生に相談してみてください。体に負担のない範囲で方法を変えてくれるかも知れません。

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 麻酔の時間のペットへの負担など考えたこともありませんでした。 犬を一番に考えての処置ということで安心しました。 ありがとうございました。

noname#17364
noname#17364
回答No.5

こんにちは。獣医です。 私も手技自体に関しては、ごくごく一般的な方法だと思います。 手術台に保定することに対する心情的な抵抗感は、よく分かります。しかし、いかなる物であれ、手術というのは細心の集中力、慎重さ、細やかさを要する物です。万が一にも動物の位置がずれるような可能性がある状況では、とてもではありませんが、安全な手術は行えません。ですから、何よりもあなたのワンちゃんの安全のためには、体の位置がずれないようにすることは必要なことです。これは例えば採血のような手技にも言えることで、保定がきっちり決まっていない状態で処置をすることは、動物に対しても、獣医師に対しても危険が伴います。採血の時にがっちり抑えられることにも抵抗感を感じる飼い主さんは多いですが、私は説明して、理解してもらっています。 また、麻酔について予期せぬ事故が万が一起こった際に出来る限り速やかに対応するためにも、迅速に対応することは必要です。特に、血管カテーテルを確保することは、万が一の際に薬剤の投与経路として必須ですから、それが可能になった状況で、可及的速やかに行われるのが通常です。 手術に立ち会うことに関しては、獣医師はもっと詳しい説明をするべきだったかもしれませんね。具体的な手順を前もって聞いていれば、ご質問者もこれほどの心配はなさらなかったのかもしれませんね。

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 犬を一番に考えたうえでのことだったんだと皆さんのおかげで素直に思えるようになりました。 犬を病院に預けて帰ることになると思っていたのですが、獣医師に呼ばれて行ってみると麻酔を打つところで、結果的に立ち会うことになりました。 今は怖がって震える犬を少しでも落ち着かせるために私を呼び、これが獣医師の犬に対しての優しさだったのかなぁと考えるようになりました。 犬にはとても恐ろしい思いをさせてしまった分、これからも健康に気をつけて楽しく暮らしていけるように頑張っていこうと思います。 ありがとうございました。

  • rinkoshin
  • ベストアンサー率32% (150/455)
回答No.3

こんにちは 病院関係者ではないですが… 麻酔は今までに計5回経験があります そのうち3回は実際にその場にいました 私の行った病院はこんな事はしなかったですよ ドーベルマンなので断耳手術をしたのですが… 去勢手術の時【二回】と断耳手術【一回】を目の前で経験しました ウチは三頭いますので…それぞれ去勢を二人に断耳は三人に施しています 二人の断耳はブリーダーさんが獣医に連れて行ったので見ていません 色んな事情で全て違う獣医で手術を受けましたが… 大体の工程は同じでした (1)・麻酔を打つ (2)・麻酔が少し効いてくるまでの時間は待合室や診察室で一緒に待つ (3)・手術室に運ばれる【一緒に付いていました】 (4)・準備が始まり手術開始寸前に退室 ガラス越しなので見れるのですが…血に弱いので見ていません でも…質問者さんのように紐で縛り付けられた事なんてなかったですよ 何か…読んでて私まで可哀想になって沈んでしまいました 因みに(3)と(4)の間は意識がまだあるので自力で歩いてくれます 準備中は段々と深い眠りに落ちていくので動かなかったです 病院や獣医師の方針で違うのでしょうか? 私は体験したのが三回とも同じような感じだったのであれが普通だと信じていました

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 以前獣医師(同じ病院の先生ですが今回の執刀医ではありません)に 「麻酔がしっかり効いてから手術をはじめるのか?」と質問したところ「もちろん!!」という返事をもらっていたのでてっきり意識がなくなるまでは何もしないと思い込んでいました。 獣医師にすればメスを入れるのは……ということだったのだと思います。 私がもっと詳しく確認していれば、rinkoshinさんの病院のようにできたかもしれないと思うと犬に申し訳なく思います。 ありがとうございました。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.2

>>私の行った病院が犬に対して配慮がないのでしょうか? 人に対する配慮が欠けていると思います。 猫ですが、大怪我をして縫合する事になったのですが 怪我に気が付くのが遅れた様で、傷口が古いから 麻酔なしで縫いますと言われました。 そこで猫を押える必要が出たのですが、始めに見て いられますかと質問されました。 私は自分でも縫ったことがあるので大丈夫ですと答えて 押えていました。 先生曰く、見ているだけで卒倒する人がいますので 最初に断りましたと話してました。

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 卒倒とまではいきませんが、犬に申し訳ないと涙が止まりませんでした。 合計4件の動物病院で話を聞き、結局かかりつけに頼んだのですが病院選びを失敗してしまったのではないか、他の病院ではもっと楽に眠れたのではないかと思い、後悔しておりましたが、犬に対しての対応はこれが普通なのですね。 ありがとうございました。

noname#13741
noname#13741
回答No.1

そんなもんです 基本的に麻酔ってきき具合もそれぞれで違いますし、少ないほうがいいってことになっています その病院の配慮が欠けるところは、飼い主に現場を見せちゃったてことでしょうかね? 現在は飼い主に対する心理的なケアを個別に時間をかけてする必要があるってことですね (評判がいいのは腕じゃなくて対接客といわれていますし) 個人的にはちょん切られることのほうがかわいそうって思いますが

thuki01
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 普通なんですね。 私も預けて帰ることになると思っていたのですが…。 避妊手術をするのはかなり悩みました。 でも元気な犬と長く一緒に暮らせるにはしたほうがよいと判断いたしました。 今の選択が間違っていないかったと思える日が来ることを信じています。 ありがとうございました。

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