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欧州のユーザーの耐用年数について
よくヨーロッパのユーザーはクルマを20万キロは 乗ると言われています。実際向こうの街並みをテレビで 見ると古い車が多いです。しかし日本では頑張っても せいぜい10万キロで買い替えます。 日本の場合10年も経つと安全性や燃費など飛躍的に よくなってます。しかも10万キロも走ると修理代に お金がたくさんかかるので買い替えを考えるユーザーが 多いです。 現地で買えばVWなんかも日本車とそんなに変わらないと 思いますし、修理にかかる工賃も同じくらいだと思います。 買い替えに特別な税金とかかかるからでしょうか? もしくは他に理由があるのでしょうか?
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- ikb-ykr
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loftybridgeさんが全部言ってくれた感じですが・・・。 日本ではせいぜい10万キロで買い替えるって断定できないんでは? もしディーラーが「みなさん10万キロくらいで買い替えますよ」と言ったとしても,売らんかなの方便と思います。実際私の周囲では日本車だって修理やオーバーホールをしたりして地球1週以上分走る人は居ますし,スタンドでバイトしてた時も,古い車のお客さん,ドイツほどじゃないにしてもけっこう居ました。 loftybridgeのおっしゃる通り,家電製品とは違うんだし,壊れて修理したって,新車を買うより高くつくってことはありえない,その時どっちをとるか考えたとき,新しいものを手に入れる方がカッコ良くて気持ちいいことだっていう刷り込みが多くの方にはあるんじゃないでしょうか。 またそういう考えが大多数を占めれば,当然客商売のディーラーとしては10年持てばいい車作りにシフトせざるを得ないですよね。 それに,日本では「家庭医」みたいに身近に修理工場を考えているでしょうか?私は新車をこれ見よがしに並べて買い替えをすすめるディーラーでは修理する気がしませんが・・・。 >クルマも100万で買えるなら30万もかけて修理なんて >という感じでしょう。僕も結局そっちへ流れそうです。 agv6cavoさんは車好きなんでしょうか,それとも車はただの道具!という考えなんでしょうか??車好きなら修理して使ってやるという気になって欲しいし,ただの道具!というなら,道具にムダ金出さずに修理すれば差し引き70万で自分のもっとやりたいことが出来ますよ。もしかして,「新車好き」?? ・・・といろいろ書きましたが,持ってる車にもよるでしょうし,一概には言えませんよね。たわごととお聞き流しください。 agv6cavoさんのよきカーライフをお祈りします。
モノに対する考え方の違いは大きいですが、そればかりではありません、と申しますか、単に耐久性だけを考えた場合、連中の基準の方が劣っている箇所もありますし・・・・。 1.まず、欧州、特にドイツでは走行距離10万km=10年ではありません。日本では年間1万kmを越えるほど走ると走行距離が多い方ですが、ドイツではそんなモノではありません。これは主に、都市が分散して存在し、その間をアウトバーンが繋いでいるとゆぅ特異な交通事情の為、と考えられています。 日本では高速道路を1時間走っても合法的に走る限り100kmも進みません。かなり非合法な走り方をしても160km走るのは結構難しいと思います。が、ドイツではVWやオペルの非常に小さなクラスのクルマでも、150kmぐらいは走ってしまいます。これがベンツやポルシェになったら、200kmを越えるのもそれほど難しくはないでしょう(ドイツでベンツのレンタカーを借りると、結構最近の年式でも6万km以上走っていたりして、その走行距離に愕然とします。「アウトバーンの国に来たな~」と、しみじみ思ってしまいます)。 ドイツ車でも日本国内で10年も使われていたクルマはやはりそれなりの中古車になってしまっており、決して新車同然ではありません。 2.しかし例えば、15~20年前のドイツ車と同時代の日本車を比較するのはフェアではありません。日本車は‘70年代から世界中で大人気ですが、純粋に性能面(耐久性や防錆性なども性能として)を見ますと、現実に世界のトップレベルに達したのは‘90年代に入ってからです。 20年も前のドイツ車と同時代の日本車を比べてしまっては、最初から勝負にはなりません。現在売られている日本車とドイツ車を10年後に比較した時どちらかどぅかは、まだ決着がついていません。 3.ドイツ車以外の欧州車が日本車より長持ちか?とゆぅと、そぅとも言えません。現在60歳台以上で40年以上前からクルマを運転されている方では、フランス車やイタリア車にあまり良くないイメージを持たれている方が多いのではないかと思われます。 4.車両価格はほぼ同じでも、所得の問題があります。 今や日本は北米と地球上でトップを争う、高額人件費の国です。同じ¥100万のクルマでも、所得から来る価値観は、欧州と日本では微妙に異なります。 もし¥100万のクルマが古くなって壊れて、修理に¥50万かかると言われたら、「それなら買い替えよう」と考えるか、「¥100万は絶対出せないが、¥50万なら何とかなるから直そう」と考えるか、です。 所得の違いは、この様な選択の違いを生み出している事は否定出来ません。 5.¥300万で買える280馬力のクルマは欧州には存在しませんし、また、ホンの10年ほど前まで、ベンツでさえトップグレードでない限り運転席側のドアミラーの調節は手動で、オートエアコンもCDチェンジャーもありませんでした。それどころかシートの高さもハンドルの位置も調節出来ず、小柄な方を全面的に否定した様な作りで、我々からしますと逆に「『誰にでも扱える』とゆぅ民生用機械の本質を踏み外している」とさえ見えました。 長持ちするかどぅかは重要ですが、ユーザーフレンドリーであるかどぅかも同じくらい重要です。フィットせず、運転し難いポジションを強いるのは、エコロジー以前の問題だと思います。 6.ドイツ車は予想外のところがカンタンに壊れたり定期交換部品だったりします。10年持たずにサイド・ウィンドゥが上下しなくなったり、2回目の車検でエンジンマウントやミッションマウント、ストラットタワーブシュなどの重要且つ作業もヤッカイな部品の交換を要するなど、日本車でやったら非難ゴウゴウでしょう。 確かにドイツ車のボディは丈夫かもしれません。しかし自動車はボディだけで成り立っているワケではありません。ボディが丈夫でも他の部品が劣化し、結果的に大幅な走行性能の低下を起こしたり走行不能になってしまうのなら、逆にボディの作りがオーバークォリティとも考えられ、そぅしますとそのオーバーしている分余計なお金の支払いをユーザーに強いている、とも言えます。
- rakki
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物の寿命に関する考え方の違いがあると思います。 現在の日本人が失ってしまった「もったいない」という思想を、持ち続けていると思います。 秀逸なデザインにより、モデルチェンジをなるべくせず、部品の数を抑え、長年乗った車でも安心して修理に出せる環境を整えています。 日本車のように、売らんがためにモデルチェンジばかり繰り返して、部品の種類が増えすぎて、10年も経てば部品が無い。 修理したくても修理できない車になっています。 メーカーの姿勢は、消費者の要望によりますので、メーカーばかりを攻められないと思います。 住宅の場合を考えれば、明らかなように、日本では数十年で住宅を建て替えます。 先進国で、このように建築資材を無駄使いしている国が他にあるのでしょうか? 何でも新しいものの方が良いと思い込んでいる、浅はかな民族に、日本人はいつからなってしまったのでしょうか。 車の値段が日本のように安くない国が多いと聞いています。 ヨーロッパでは、車は生活道具であるとの意識があり、見た目よりも実用性を重視するので、 「汚い」「傷がついた」「型遅れ」などは買い替えの動機としては、重要ではないようです。 環境に対する意識の違いもあるでしょう。 車としても長持ちするし、温暖化の元凶となる二酸化炭素の排出量の少ない「ディーゼルエンジン車」が好まれていることにも現れています。 ボディのつくりが違いますね。 十年もてば上出来と思って作っている車のボディでは、二十年もたせようとしている車のそれとは品質的にも差があって当然ですから。
お礼
ありがとうございます。確かにドイツ車は頑丈なので 長持ちしそうですね。ようやく日本でも資源のリサイクルが 定着し始めて日常のゴミはほぼ再資源かされるように なりましたけど、クルマや家などの耐久消費財は まだまだですねえ。それでも大手住宅メーカーなんかは 100年住宅とかやってますけど、結局30年もすれば 立て替えるユーザーが大半だそうです。今はデフレで 1500万もあれば建ちますから、500万もかけて リフォームするならという感じなんでしょうねえ。 クルマも100万で買えるなら30万もかけて修理なんて という感じでしょう。僕も結局そっちへ流れそうです。
- blue_leo
- ベストアンサー率22% (541/2399)
サポート体制、車の基本的な作りなどもあるでしょうが私は気候による影響もあると思います。
補足
たしかにおっしゃる事はなるほどと思う事ばかりです。 ポルシェなんかブレーキの時パッドだけじゃなくて ディスクの部分も交換するそうですし。あれは高級車なんで 別格でしょうけど。VWなんかは10年乗っても シートはよれないボディーはしっかりしてそうですが それなりにメンテナンスにお金はかかりますよね。 ありがとうございました。