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クロロフォルムの効き目。
先日、友達が持っていたので、クロロフォルムの効き目を自分で試してみたくなりました。 友達の話では、「使い方を間違えると死んじゃうらしいよ。」と、聞いたので、あまり極端なことはできませんでした。 ただ、なかなか効いてこないので、入っていたビンに鼻をくっつけ、ぜぇぜぇいうくらい嗅ぎました。 そしたら、30秒くらいすると、ちょっと意識がもうろうとしてきました。 怖いので、そこまででやめると、じきに元に回復しました。 クロロフォルムを麻酔として安全に使うには、どのようにして、どのくらいつかうと、どのような作用がどのくらいの時間起きるのでしょうか? じっさいドラマの中で、口に布をあてられて、コロっと行くようなのは、あれは、絶対ウソですよね。 犯罪目的ではなく、好奇心で聞いています。 まあ、あの感じだと、そうとう強引に行かなければ、犯罪目的としては使いがたいと思いますが。 よろしくお願いします。
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有機化学系の仕事をしています。学生時代は研究室で毎日のようにクロロホルムを使っていました。ある日クロロホルムを扱っていたら急に吐き気がして、それ以来クロロホルムのにおいを嗅ぐと非常に気分が悪くなるようになったため、今ではできるだけクロロホルムを使わないようにしています。 クロロホルムは肝臓毒性が強いため、現在では麻酔として医療に使われることは無いはずです。発ガン性が指摘されているトリハロメタン類の代表がクロロホルムです。使う場合はできるだけ吸わないように注意してください。麻酔として安全に使うことはできないと考えていいと思います。 ドラマなどで時々出てくる「クロロホルムやエーテルをハンカチに染み込ませたもので口と鼻をふさいで数秒で気を失う」というのは、かなりムリがあると思います。ひどい時は「窓から注射器でクロロホルムを室内に注入して、室内の人が倒れてから侵入する」というシーンがありましたが、ありえません。笑ってしまいました。
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先日、友達が持っていたので・・・ おいおい(苦笑) 実験動物の手術でも肝臓への影響などが結果に影響するのを考えてあまり使いません。実験室にあるのはほとんどが免疫染色などに使うためのものです。大量にありますが、悪い人がいっぱいいる(?)医学部でもなくなることはありません。人体に使う場合、自分も同様に危険だから(気化して吸う)なのと、一定の効果を再現するのが難しいからだと思います。麻酔として安全に使うということに関しては、気化器などの相応の装備がなければ絶対に死にます。これはどんな薬剤にも限らず、吸入麻酔一般の共通事項です。 個人的に思うのは両側の頚動脈を押さえるほうがよっぽど確実に気絶させれるだろうと言うことです。自分でやらないでね(もちろん他人にも)。
- fukunokami
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外科医さんか麻酔科の先生がお答えになられるでしょうが、下は私の古い記憶です。 クロロフォルムは西洋医学が世界を席捲するのに役立ったと医学史で習いました。 麻酔と点滴と抗生物質が西洋医学が他の医療を駆逐してきた理由だと・・・、そして麻酔は液体はクロロフォルムが、気体は笑気ガスが使われたと、昔々の授業(麻酔科のだったか・・)で聞いた記憶があります。 私が実際に使ったのは基礎過程で解剖学の前段階(遥か昔の事なので何科目だったか亡失(;^_^A)に動物の解剖と骨格標本を作りましたが、その時に密閉した入れ物に動物を入れて確かクロロフォルムを使いました。 かなり大きな鼠科の動物で、30秒位で動かなくなりましたから、人間がコロッとはいかないでしょうね。