ご質問に的確に答えられるか否か判りませんが、私は、以下のように考えます。高野連の問題ではなく、結局は、当事者である各高校の管理責任者が責任を回避していると感じます。そこで、外部団体である高野連に判断を仰げば、一見公平な判断を仰いでいるように錯覚するのではないでしょうか。管理・監督する立場の人間が、公平・迅速に判断すべきです。その判断に全責任をもてばそれでいいと思います。しかし現実は、上部組織に判断を仰ぐことが多いのは、管理職の器にない管理職が多いということの裏返しではないでしょうか。
各高校で起きた不祥事は、校則に沿って各高校が「退学、謹慎、口頭注意」などの判断をすればいいはずです。もしかりに刑事事件に相当する不祥事が起きた場合、警察・検察の調査結果・判断に基づいて各高校の判断をするだけです。基本的には、ほとんどすべて個人の不祥事ですから、個人に対して判断すべきであると考えます。
一度、マスコミで報道されると、事実関係が必ずしも公平に報道されない可能性があります。当事者以外の管理職の責任を問い始め問題が複雑化します。
また今回の件もそうですが、個人(野球部員)の不祥事を、不祥事に無関係な野球部員全員が責任を負わされるというのは不自然な感じです。連帯責任というのも、程度の問題ではないでしょうか。連帯責任ということで周囲も我慢できる問題と、我慢できない問題があるように思います。成人社会において不祥事が起きた場合、連帯責任というより当事者の個人の責任を問うのが自然だと思います。高校の野球部だけ例外というわけには行かないでしょう。
中学・高校で暴力沙汰が増えると、各教師は体力的に対応できない場合が多いと思います。そのような事態に至れば、中学・高校に警備用の職員を配置せざるを得ません。したがって、「言っても聞かない、ルールを守らない生徒」に対しては、教師ではなく、別の専門職員が対応すべきではないでしょうか。子供の教師に対する暴力は無視されがちですが、教師の子供に対する暴力はすぐ新聞沙汰になるご時世です。
次から次へ高校野球部の不祥事が発覚してくると、野球部の指導システムそのものが破綻しているという印象を受けます。時代に即した指導(教育)体制に見直す時期が来ているように思います。
ただ現在の社会が、私のような考えを受け入れるか否かは別です。
お礼
確かに仰る通りかも知れないですねぇ 管理者が責任回避してるから問題ですね ありがとうございました^^