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母乳とダイオキシンについて
数年前だと思いますが、母乳にはダイオキシンが含まれていて、母乳を飲んだ子供たちは将来様々な健康障害がでるということを耳にしました。当時は随分騒がれたようで、従姉はそのことを心配して、母乳育児をあきらめたと聞きました。 赤ちゃんには母乳が一番の栄養と信じて、母乳育児を頑張ってますが、この問題はどう決着したのでしょうか。母乳もミルクも一長一短あるということでしょうか。
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ダイオキシンは毒性の強い有害物質ですが現在の所ダイオキシンが原因で赤ちゃんに異常が出たとの報告はありません。ダイオキシンの赤ちゃんの体に対する微妙な影響については今のところわかってないこともあるかもしれず心配ないわけではありませんが、母乳は赤ちゃんの体によい点がたくさんあることから母乳を与え続けることが大切です。 ダイオキシンが私たちの体に入ってくる経路として、90%以上が食べ物により取り込まれます。(その他は呼吸、皮膚などから) ですから、ダイオキシン対策としては食物からダイオキシンを取り込まないようにすることです。 具体的には・・・ 果物:皮をむいて食べるのが無難。 肉類:国産の畜肉が汚染度が低い。 魚介類:沿岸魚のイシモチ、マコガレイ、マハゼ、シャコは注意。 またブリ、キンキ、タチウオ、マアジ、サバ、ボラ、イワシなどの脂肪分の多い魚は危険度が高いと言われている。 サンマ、マグロ、タラ、カレイ、カツオなど遠洋でとれる魚はほとんど汚染されていない。また、かに、えび、いか、たこ、白身魚、輸入魚は危険性が低いと報告されている。 野菜:きゅうりやなすは皮をむく。キャベツや白菜は外側の葉を捨てる。 ・・・などです。参考にして下さい。
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カネミ油症というのをご存知ですか? 黒い赤ちゃんが生まれたり亡くなったりというものですが、原因は母親のとった米油のダイオキシンです。 今でも苦しんでいる方がいらっしゃると聞きます。 もちろん知らずにとってしまったわけです。 ダイオキシンは油にとける性質があるために脂肪分の多い母乳にはたくさん含まれてしまうとか。 私はダイオキシンが怖くて3ヶ月で母乳をやめました。 確か、お願いすれば出産した病院で母乳のダイオキシン濃度を測ってくれましたよ。 調べてから考えてもいいかもしれないですよね。 でも、確かに食事でとってしまうんですよね。 便利さの裏側にリスクを次世代にしょわせてるって考えると悲しいですね。
- kachoufuugetu
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母親が食品から摂取したダイオキシンは母乳に一番凝縮して出やすい、という事だったと思います。 つまりはダイオキシンを摂取しなければ問題ないわけです。 しかしそれを保証できる食生活を送るのが大変…というわけですね。 産地や安全性が確認された物だけを食べ続けるという生活は大変お金がかかります。 海の魚にも畑の野菜にも微量のダイオキシンが検出されます。 しかし母乳を飲み終えた後の赤ちゃんはそれらの食品を口にして育って行くわけです。 ダイオキシンを少しも摂らない生活は不可能と言えます。 アレルギーやガンが増えているのが何よりの証拠ではないでしょうか。 この問題は何も決着していません。 しかし食べなければ死ぬしかありません。 毒とわかっていても食べ続けなければなりません。 母乳には母体からの免疫成分が含まれていて、それが母乳を飲む事の一番のメリットです。 栄養的にはミルクの方が勝っています。 ですから母乳が最も有効なのは産まれた直後から6ヶ月まで。(厳密には免疫抗体は2ヶ月までとも) それ以降は母乳の免疫は失われ、栄養バランス的にも伸び盛りにさしかかる赤ちゃんにはミルクに軍配があがります。 ダイオキシンを恐れるならこの6ヶ月を極力安全な食事を心がけつつ母乳を与え、それ以降はミルクに切り替える事が得策だと思います。 でも多くの母親は「栄養」を言い訳にしてなかなか断乳したくない、というのが本音です。 スキンシップというメリットも確かに母乳にはありますので否定できない所です。 何を一番に優先しますか? それはそれぞれの考えによると思いますよ。
お礼
6ヶ月が目安なんですね。母乳は2歳まであげたほうがいいなんてことも聞きますし、確かにおっぱいを飲んでいるわが子はいとおしいですしね。ありがとうございました。
お礼
普段の食生活から、ちょっとしたことから気をつけてみようと思います。ありがとうございました。