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楽器のクセって・・・?

最近トロンボーンを吹き始めた者です。 よく楽器を選んだりするとき「楽器のクセが・・・」とか聞くのですが、楽器のクセって何なのでしょうか? トロンボーンのスライドは主に9~10cm間隔でポジションが変わる、と本に書いてあるのですが、僕が使ってるトロンボーン(20年もの)は正確に長さを測った正しいはずのポジションでは音程が若干ずれます。 ですからチューナーを使って自分のトロンボーン用のポジションみたいのを見つけて吹いてます。 楽器のクセってこれの事なのでしょうか? また、トランペットとかサックスのクセはどのように現れるのでしょうか? お願いします!

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

トランペット吹きです。 No.1さんのおっしゃる「熟成」を、少々理屈っぽく説明するとこんな感じです: 楽器が音を出しているとき、管体は1秒間に数百回振動しています。長い間吹き続けていると、その振動の形状が少しずつ管体に蓄積していきます。(特に金管楽器やサックスは、厚さ1mmにも満たない金属の板でできていますから。) この蓄積した振動の形状が、「クセ」の正体のひとつです。 奏者によって音色等が違いますが、これはすなわち振動のパターンの違いなので、楽器には持ち主それぞれのクセが付いていくのです。 余談ですが、「楽器をオーバーホールに出すと音色が変わる」という話をよく聞きます。これは、管体に蓄積した振動の形状がだいぶ取り除かれてしまうためです。

mamoru11
質問者

お礼

なるほど、とても分りやすい説明ありがとうございます! 楽器にそんな事が起きているんですね、興味持ちました! >余談ですが、「楽器をオーバーホールに出すと音色が変わる」という話をよく聞きます。これは、管体に蓄積した振動の形状がだいぶ取り除かれてしまうためです。 そうだとすると管内のサビとか汚れみたいのを綺麗に洗い流しちゃうと音程も変わっちゃうんですかね? ご回答ありがとうございました!

その他の回答 (3)

回答No.3

トロンボーンを吹いています。 クセにはおっしゃるようなポジションの個体差と、いわゆる「鳴る」「抜ける」といわれる音質に関するも個体差があると思います。ここではポジションの個体差について。 ポジションが理想の位置からずれるのは、管楽器の形状によるところが大きいと思います(推測)。 例えばトロンボーンであれば、管の太さや吹き口からベルにいたるまでの断面の形状の推移(太くなり具合)などは、メーカーやモデルによって違います。 ちょっと物理になりますが、特にベル近傍の形状は、音程を左右する「気柱振動の開口端補正」の長さに影響すると思われます。また、開口端補正は振動の周波数(=音程)に影響を受けるという記述も見られることから、スライドの伸び縮みの長さ(=各ポジションの位置)と、振動している気柱の実質的な長さとの関係には個体差がある、と考えてもよいでしょう。 検索で見つけた開口端補正についてのBLOGを貼っておきます。

参考URL:
http://waveofsound.air-nifty.com/blog/cat1544697/index.html
mamoru11
質問者

お礼

トロンボーンによってポジション差も違うんですね。 そうだとすると新しいトロンボーンを吹くときってまたチューナーで合わせなければならないんですね~。 ご回答ありがとうございました!

  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.2

こんにちは。トロンボーン経験者(アマチュア)です。 <スライドのポジション> 本に書いてある通り,「主に」,「9~10cm」ですので,決して等間隔にはなりませんし,同じポジションで出るとされている音も,実際には位置を微妙に変えなければ正しい音程にはなりません。 これは楽器のクセではなくトロンボーンの性質であって,どの楽器でも(新品でも)同じですので,ご安心ください。むしろ,ポジションの微調整で音程が調節できるのは,トロンボーンの非常に大きな長所のひとつだと思っています。 ポジションの見つけ方は,質問者さんのやり方で全く問題ありません。すぐに体が覚えてくれると思いますよ。ただひとつだけ余計なおせっかいですが,チューナを使うときは,メータとにらめっこではなく,なるべく自分の音を聴きながら,また,スライドのポジションだけを覚えるのではなく,唇の形や息の入れ方なども含めた体の状態全体を覚えるようにするのがよいと思います。 <楽器のクセ> #1さんのご意見に全面的に賛成します。 中古の場合でも,楽器のクセは修復不能なものではなく,丁寧に練習していれば,時間は少々かかりますが,自分の鳴らしたい音が自然に出るように,徐々に調整されていきますよ。じっくりと,自分の吹きやすいように,楽器の個性を「育てて」いってください。 *トランペットの場合はよく分かりませんが,奏者が楽器の響きを作っていく,というのはすべての楽器に共通している事だと思います。

mamoru11
質問者

お礼

スライドポジションの微調整は個々の楽器のクセというよりも、トロンボーン自体の特性なんですね! チューナーで音を合わせた後はなるべくその音をしっかり聞いて覚えたいと思います。 では楽器のクセというのは共通して「響き」にあるんですね! ご回答ありがとうございました!

  • truth77
  • ベストアンサー率37% (85/225)
回答No.1

サックス吹きです。 サックスの場合は、一音一音の「響き」がバラバラなところからスタートしまして、吹き込みによって全体の「響き」が統一される方向に熟成されて来ます。 また、こうした方向に熟成する様に、楽器を育てて行かなければなりません。 でも、こうした話は、ちゃんと楽器を鳴らせる人の場合でしょうね。 中古楽器などを試奏してみますと、「響き」がバラバラなままの楽器ばかりです。 ちゃんと楽器を鳴らせる人であれば、そう簡単に楽器を手放したりはしないので、中古市場には、そう出回ることはないのでしょう。 ピッチに関しましては、元々の特性からは大幅に変わって来ることはないと思います。 ですので、ピッチに関しては、「クセ付き」はあまり感じられたことはないです。 ちゃんと楽器を鳴らせる人に吹き込まれた楽器は、ピッチの合っている近辺の響きは良いです。 そうでない人が吹いていた楽器は、しつけをされないで「野放し状態」で育てられたワンちゃんのごとく、主人の言うことを聞いてはくれません。(^^;

mamoru11
質問者

お礼

なるほど、響きですかぁ・・・。 僕はまだ始めたばかりなので全然その感覚が分らないです^^; でもちょっとは分った気がしました! ご回答ありがとうございました。

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