- ベストアンサー
解毒作用のある食物
体内には有毒な金属等が蓄積されていると聞きました。 これらを定期的に解毒するにはどうしたらよいですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
金属の毒性について、多少研究しているつもりです。結論から言えば、そんな便利なものはありません。また、普通に生活していれば、特に気になさる必要もありません。 魚類の水銀に関する勧告が出されましたが、マグロを毎日食べない限りOKです。先日の金属に関する研究会でのプロ中のプロの発言ですから、まず間違いありません。また、日本においては、水銀、カドミウム、鉛などによる過去におきた公害は、起こらないだろうというのが専門家の結論です。 誇大広告で、素人さんを騙すのは、簡単ですが。例えば、最近セレンが注目されていますが、サプリメントでセレンをとらねばならない、なんぞは衛生学者は、言いません。通常の生活で十分に足りているからで、むしろ摂りすぎによる毒性を懸念しています。 金属については、非常に複雑です。短期間に発揮される毒性は、カドミウムは肝臓、水銀は腎臓、鉛は造血、と金属によって大きく異なります。長期になるとと、話は別物になり、単純に金属とくくってしまうのは誤りです。 さらに、カドミウムの吸収は、カルシウムで抑制できます。しかし、カルシウムを摂り過ぎると、結石の心配もあります。 解毒というのは、体内・細胞に入ったものを排泄することを言います。水銀や鉛は、キレート剤を用いると排泄できますが、キレート剤自体は、毒性が強く、腎臓が悪くなりますので、明らかな中毒患者のみを対象に慎重に治療します。 また、排出しようとすると、脳に再分布して、むしろ中枢神経がやられる可能性も大きいのです。 明確な中毒患者患者で無い限り、「解毒」を考えず、そんなストレスを受けずに、生活して下さい。また、正常に生活できるはずです。
その他の回答 (1)
ないです。 たしか昭和のはじめの頃の報告では.私くらいの年齢になると骨全体に蓄積している鉛量は致死量程度(0.5gが体内に吸収されると致死的)だったはずです(記憶があいまいなので探してください)。 九州を押さえる方法は結構あります。しかし.吸収された重金属を排泄するには.燐酸縫合か硫酸縫合しかなく.しかも.血中に説けているものだけが対照です。 それと.鉛作業者の場合に腎臓結石(暴行・尿道を含む)が多いという報告がありますが.結石の治療を労災としては認めていません。結石になりたくないのであれば.鉛(陶磁器・ペンキ・溶接・ハンダその他電子聞き・他)にはかかわらないことが一番です。 有機金属となるとまず排泄は困難です(だから.母乳に混ざって排泄され.乳幼児が有機金属中毒になる)。通常夕貴金属は.水と反応して向き金属になりますが.一部体内の脳を含めた死亡組織に蓄積して各種障害を引き起こします。