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小規模企業共済
主人と二人で個人事業を営んでいます。小規模共済に10年ほど入っていますが、退職時に共済金から源泉徴収される、と分かり、それならば自分で同じ額を銀行で積み立てたほうが結局有利なのでは?と感じます。専門家の方、ご意見をお願いいたします。
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もう1つ書き込み忘れていましたので付け加えさせていただきます。退職時に税金が源泉されるのですがこれはあくまで退職所得扱いですので次のような計算で所得が算出されます。 退職所得=退職金額-(勤務年数×40万円)×1/2 たとえば共済金が500万あったとして、仮に営業年数が掛けた期間と同じ10年として、10年×40万円で400万円をそこから引いて、残りの100万円の2分の1ですので退職所得は50万円、その10%が源泉されますので5万円が源泉税額になります。 たとえば、勤務年数(個人事業の場合営業年数)が15年あれば控除額が退職金額を上回るので退職所得額はゼロとなり税金はかかりません。 20年以上になると退職所得控除の計算も変わってきてもっと控除額が大きくなります。 ですから、一度この計算で試算をしてみていただければ、たぶん源泉される金額はそれほど大きくならないと思います。
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- kumagorou11
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小規模企業共済のメリットとして大きいのが、毎年掛けた金額そのものが所得控除されるという節税メリットがあると思います。たとえば、年間60万(月5万)掛けている方は、税率が1割とすると、単純計算で6万円からの税金が安くなると言うことです。その上、市県民税にもそれが波及するわけですから、もっと節税効果はあると思われます。(税額の出ない人は関係ないですが) 今仮に銀行に月掛けで毎月5万円掛けたとして、年間にどれだけ利息がつくでしょう?100円もつかないでしょう。 10年前に入られたということは、最初の運用率で運用されていた部分がありますので、結構率はいいと思います。 私はサラリーマンですが、もし個人事業主ならまず小規模企業共済に入りたいと思います。
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ご丁寧な回答をありがとうございました。将来的に源泉税をとられるとしても、(年間の所得が少ない年は別として)毎年の掛け金が所得控除になるのですから、メリットも大きいのに気づきました。とりあえずこのまま掛け続けてゆこう、と思います。
お礼
追加の解説をありがとうございました。具体的で、とても分かりやすい説明で、数字に弱い私でも、良く理解できました。かけ始めたのが30歳代前半ですから、かける期間も長くなると思います。それを考えれば、源泉税もそれほど多くはないようです。 「無知」というのは、余計な心配をかりたてますね。本当に、ご丁寧にありがとうございました。